いよいよ、福島県合唱コンクール当日となった。しかしここで問題が。ウチらの出番は朝１０時過ぎ…声出ないぜ？というわけで、早朝４時半学校集合というとんでもない日程が組まれた、本気？なので今朝は３時起床、母ちゃんに送っていってもらう。ラジオからは井上陽水ノンストップ…これほんとにＦＭか？車窓から見える郡山の風景は、これまでに見たこと無いほど静か…こんな光景見るの、最初で最後かも。途中から、進行方向がまったく同じ車の後ろを走る…これまさか合唱部じゃ？その車、校門を入っていった。合唱部に間違いない。降りてみると、後輩のＡん家。「３時半に出てきました…」だよな、これだから磐越東線沿いは(笑)。音楽室に行くと、けっこうメンバーがそろっている。４時半にはほぼ全員が集まるという…みんな偉い。そして練習は始まった。

眠っている体を起こすべく、体操と呼吸法をしっかりとやる…朝は厳しいぞ(笑)。そして発声も念入りに、先生「朝にしてはよく声出てるな」みんな気合が入ってますから。そんな頭の片隅で、これが最後の練習になるかもしれない、という考えが、絶えず付きまとっていた…大丈夫、きっと次がある。
基礎練習が終わったら、個人・パートで練習するように指示が出される。しばらくして先生が「男声見よう」そこで見てもらったわけだが、もうズタボロ言われる。大会本当に目前にして、基本的なことばかり…泣きそうになった。しかしここは喰らいついていかねばならない…そう思って、なんとかやりきった。
そして朝食の時間。朝から色んな差し入れが届いている、あざぁす。朝食と一緒に、美味しくいただく。食べ終わってゴミを捨てようとしていると、Ｈ君「ゴミ」はいはい。Ｙ君「これ」はいはい。Ｒ「よろしく」お前仮にも後輩だろ、先輩をこき使うな(笑)。
時間まで全体で練習。問題箇所は、課題曲の冒頭部。ここさえできれば、残りは順調に進む、というわけで、ひたすらくり返す。それから自由曲、単語の語尾とかの調整。基本的なことをしているうちに、時間はあっという間に過ぎてしまう…まずい。

悪天候のため、今日もバスで移動。バスを待っていると、向こう側のバス停でＡさんとＭさんが降車。「頑張ってきてね！」と励ましの言葉をもらう、いい結果出せるようにやってきます。
またしばらくして、バスが定時より１０分ほど遅れてやってきた…なんか間に合わないかも、そんな不安を抱えつつ乗り込む。その予想は、当たってしまった。朝の通勤時間帯、どこの道路も流れが悪い。みんな初めは「余裕だ」みたいなこと言ってたけど、次第に「間に合わないじゃん」今日タクシーにすればよかったんだよな。そして文化センターに着いたのが、なんとリハーサル集合時間ドンぴしゃり…マジ有り得ねぇ。荷物を控え室である展示室に放り込み、急いで集合場所に集まる。なんとか間に合ったな。

２コマ目の休み時間。
Ｏ君、廊下で「バレー萌えなんだよなぁ〜」また昨日の話を引っ張る。反撃しようとしたら「これ食う？」スコーンを取り出す。これであえなく反撃できず、物に弱い(笑)。側にいたＳ君とｋ君「美味そ〜」しかし彼らはまだ部活を引退してないので、スナック菓子厳禁…運動部って厳しいのね。するとＳ君「俺食う！」Ｏ君から袋を取り、本当に食うのかと思ったら、ものすごい勢いで匂いを嗅ぐ。「やべぇ〜！超美味ぇ〜！」匂いだけで食った気になるとは。Ｓ君、さらに匂いを嗅ぎまくる。そこへやってきたＭ君「俺も食う」Ｓ君から袋を取り、目の前で食う。しかも美味そうに…たまんねぇな。Ｓ君「うわぁ〜殺してぇ。マジぶっ殺してぇ」気持ちはわからないでもない(笑)。

７コマ目、ホームルーム。
学年集会だってさ。体育館に集められ、話を聞くわけだが…単語帳を持ってくるやつは居る、無駄話ばかりしているやつも居る。人の話聞くときは、しっかり聞くんだよ！小学校で習わなかったか？学年主任Ｏ先生、この状況下で少々ご立腹の様子…私があの立場なら、確実に説教かますな。
そして本題、進路指導Ａ先生から、受験に対しての話を聞く…まだまだ実感が湧かない、というのが現実だが、時は刻一刻と進んでいる。来月にはセンター試験の文章が配られるらしい。夏休みにまともな勉強ができなかった私、しかしＡ先生「焦ってばかりでもしょうがないので、前向きに考えられるようにしようね」とは言っても…。
生徒指導部Ｋ先生、この状況が納得いかないらしく「手に持ってる物、全部下に置け〜」そして立たせられ話を聞く。人が話してんのに私語とか単語なんかやってるほうがおかしい、話を聞くときは聞く、きちんとできない人は、なんか納得いかない。

今年最大級のミスを犯した。
今日もいつものように、購買の仕事をする。まずは注文をとって、それで集めたお金をを購買部に持っていくのだが、なぜか今日に限って、購買部にお金を持って行くことを忘れていた。しかも気づいたのが、３コマ目が終わった直後という…一瞬、固まった。私は散々「自分の仕事に責任を持て」とかほざいてるくせに、いざ自分がこういうミスをしてしまうと…本気で凹んだ。注文してくれたＹ君とＲ君に平謝り、お金を返却し、自分で買いに行ってもらう。本当に本当にごめんなさい。購買委員長として、非常に情けなく思った…。

４コマ目、体育。
相変わらず水泳なんだけど、外気温が微妙に低い。最初は水が冷たく感じられたが、慣れてくると水中のほうが暖かかったりするわけで。Ｙ君「上がったら、絶対寒いよね？」間違いない。Ｎ先生「よ〜し！今日は時間計るぞぉ〜！」「うぃ〜！」これだけでやたらと盛り上がる男子、女子は冷ややかに見ていたに違いない(笑)。そんなわけで、さっさと計測開始。みんな早いのね、特に野球部がかなりのスピード、あらまぁ。その他にも驚異的なタイムを出す人がちらほら…すげぇ。そんな中、４組の注目はＫ君だ。合唱部なのになかなか早い彼、今日も１５秒というタイムをたたき出し、みんなをあっと言わせる。しかしＫ君本人は「なんか納得いかねぇ」それだけのタイムが出れば、十分じゃ？

３コマ目、世界史。
Ｔ先生「というわけで、西ゴート人なんてのが出てくる。ふぁ〜…、で」かなり眠そうだ。夏休みで一番たるんでるのは、生徒ではなく教員だろう(笑)。その後もＴ先生はあくびを連発…勘弁してください。

７コマ目、体育。
水泳だ、若干肌寒くねぇか？Ｅ先生・Ｎ先生「よ〜し！７往復泳げ〜！」それだけ？とりあえずひたすら泳ぐ。みんな次々に泳ぎ終わる、終わったらどうすんの？先生に聞いてみると「着替えていいぞ」マジすか？指示通り着替える…が、授業時間残り１０分強。先生、終業時間を勘違いしたらしい。
男子が更衣室の戸を開け放って着替えをしていると、誰かが「閉めて〜！」と叫んでいる。何かと思って、みんな一斉に外を見る。すると女子がシャワーを浴びている…っておい！戸の近くに立っていた人が、急いで閉める。まったくもう(笑)。

今日から大抵の公立学校では新学期が始まるわけで。Ｋ君「英語の宿題貸して」計画的にやっとけけ(笑)。そんなわけで、みんな教室に来るわけで。教室の模様替えには、みんなそれほど反応を示さない。一番大げさな反応をしたのが担任。「なんだこれ！？なんで本棚があっちに…これ、金曜日はなってなかったよね」もちろんですよ、土曜日に起きた出来事ですから。しかし私は、すぐ顔に出るタイプなので、私の顔を見た担任「怒らないから言いなさい！」問い詰められて、正直に暴露。「まぁ整理されたことだし、新学期はこれでいきましょう」っていうか、卒業するまでこのまま？

新学期といえば、大掃除(？)だ。しかし土曜日の掃除のおかげで、それほど汚いわけでもなく、掃除は簡単に終わる。それで私は、保健室に雑巾やらを返却しに行く。そこでムカつくことが起きた。
保健室の前に、洗剤とかの回収箱が置いてある。そこに私が洗剤を入れていると、某クラスのやつが「これどこに返すのかな〜？あ、これかな」そう言って、自分のクラスの道具を、私のクラスのバケツに放り込み、何食わぬ顔をして去っていきやがった。しかも入れていった本人、毎朝電車で必ず見かけるやつだし。向こうも確実に私を知っている。にも関わらず、このような行為…捕まえて殴ってやろうかと思ったが(←極端)、そこは落ち着いて、黙ってそいつが入れていった道具類を返す。知ってるくせにあの態度、絶対許さねぇし。
だいたい、人間としてどうかと思うけどな。自分に任されたことを、責任を持って最後まで成し遂げることができない…これ如何に。ましてや、何の関連もない他人にやらせる、どう考えてもおかしいでしょ？考えが甘い。ふざけるのもいい加減にしやがれ。本当に腹が立った。

昨夜、部内でこんなメールが回った。「先生の都合により、練習開始時間を３０分繰り上げます」というわけで、昨日より早く音楽室に集合がかけられる。みんなきちんと定時までに集まった…本番前ですから。音楽室前に植えてある向日葵の世話をするＩさん…水をやり、雑草を抜く。ここのところ元気のない向日葵。「雑草と水捌けが原因でしょ」そうなのかなぁ。後輩Ａ「さっき駅前からタイムトライアルしてきたんですよ、そしたら２０分で来ました。あちぃ〜」事故るからやめなさい。

練習開始。先生の都合上、１時間半しか練習ができない。県庁合唱団の指揮も掛け持ちしている先生、ご苦労様です。短時間の練習だけあって、みんな気合が入っている、先生も驚くほど声量が。先生は言う、音程は合ってるからあとは表現だ、と。まだまだ曲を消化し切れていないような感じ？気持ちが大事だ。

今日もせっせと練習に励む、ウチら合唱部。今日を含め、大会６日前ですから。特に３年生は、最後の大会になるかもしれない、という危機感を持ちつつ、練習に励む。
まず先生「全体で合わせる前に、みんなで好きなように、この曲歌ってきて。先輩後輩なんて関係ないから」というわけで、とりあえず自分なりに曲を噛み砕いて来い、というわけだ。私はＫ君と一緒にやる。ところが私もＫ君も、なかなか納得のいく歌い方ができない…音程が正しくとれない、和音が決まらない。そんなことばかりで、自信を失う一方、増えるのは苛立ちばかり…なんか、上手くいかない。「大会６日前なのに、情けないよな…」本気で凹むＫ君…ここまで凹んでる姿、初めて見た。大丈夫だ、あと６日でなんとかする、なんとかなる。いつもＫ君に励ましてもらっているのだから、こんなときは逆に励ましてあげないと。
全体での合わせになる。ここまできたら、みんなもう全力で曲と向き合う。細かい部分にも集中して、少しでも良い演奏に仕上げるために、みんな本気である。暑さにもめげず、よくやっている…。
自由曲１曲目「クレド」この曲は、冒頭バスのソロから始まる。そのソロを任されているのがＭ君。ところがＭ君、諸事情により最初の３０分ほど出て、すぐに消えてしまう。先生「Ｍ居ないからなぁ、ここからやるがぁ…○○やっか？」先生から突然の指名を受けた、しかし勢いで「はいっ！」と返事をしてしまう私…これは怖いぞぉ。とりあえず歌ってみる。すると先生「いいじゃないかぁ、上手いなぁ」褒められてしまった、そこまで上手じゃないっすよ。でも褒めてもらえて、嬉しくなったと同時にこれまでの練習が報われたような気がした。本番はこれからだけどね。
練習が終わった後、Ｓさんに愚痴をこぼすＫ君…あんまり深く考えるなよ、あと６日でなんとかなるから、そんだけの気持ちがあれば、絶対に上手くいく。

朝、地元駅にて。駅の鍵を管理しているおっちゃんに「おはよう！毎朝早くから大変だな」そんなことないす。こんな生活も残りわずか…。
音楽室にて。いつものように躍起を起こしてピアノを叩いているとＩさんがやって来た。「勉強かい？音楽の勉強」そういうわけじゃないけど、なんかね…やってないと怖いのよ。

夏休みも終盤…っていうか、もう終わりくらいな勢いで。そのせいなのか何なのか、ここ最近、ゴミの捨て方がだらしなくなってきている、終業式間際くらいからであろうか。可燃ごみの袋にペットペットボトルや空き缶…これは、いくらなんでも度を越してる。とりあえずゴミ箱に放り込んでおけば何も言われないだろう、という安易な考えの人が少なからず居るようだ。加えて、空容器を適当に放置、なんていう光景も見受けられる。ゴミはゴミ箱へって、当たり前のことじゃないのか？悲しくなってくる。大多数の人はきちんと学校側の分別の区分に従っているのに、こういう一部の連中のせいで、学校生活がだらしなくなる。まぁ私がそんな大きなこと言える立場ではないけど。
というわけで、このまま放っておいたら大変な事態になると思った私は、購買委員会顧問のＫ先生のところへ、相談に行く。先生と話し合った結果、まずは今度の始業式で、先生の口から全校に向かって呼びかけてもらうということになった。状況が改善しない場合には委員会を開くなどして、新たな対策を講じるということで。まずはこれで行きましょう。Ｋ先生「教員の目の届かない点もあるからねぇ」すると近くの席のＧ教頭「本当に彼(私)は真面目だから、そういうところまで見てる」そんな、褒められるようなことはしてないです(汗)。
職員室を出ようとしたら、Ｓ先生に出くわす。「今会計の仕事お願いしちゃってもいいかしら？」えぇ、どうぞ…。するとＳ先生「インフルエンザで、前泊できなかったでしょ？その返金」３月の合同演奏会の宿泊費が、今頃戻ってきた。臨時収入♪さらに先生、今年の３〜４月分のお金を出す…ずいぶん前のものばかり(笑)。それを部活に持っていって、ＫさんとＹ君に渡す。Ｋさん「ぇ…？あぁ〜あの時のかぁ〜！」完全に忘れていたらしい(笑)。

何せ大会前だ、今日の練習も先生に見てもらう。
本番前というわけで、みんなも気合が入っている。まず返事が大きくなった、先生の指揮に反応する速度も上がった。各パート練習の時間もそう、今までとほとんどテンションは変わらないけど(←おい)、言われたことにはしっかり返事をするようになった。これは大きな進歩…だと思う。
先生が言う。「常に新しく、新鮮にやるんだ！買ってから３日も経ったような魚みたいなんじゃ駄目。採れたてぇ！みたいな」毎回新鮮に、常に新しく。いつもどおりでは、上手くはいかない。普段から毎回違う振り方をしていれば、本番どんな振りでもついてこれるってわけだな。さらに先生「突然ですが問題です。魚屋で売ってるイカ、白いのと黒いの、どっちが新鮮だ？」聞かれたＳさん「白…？」「ぶっぶ〜！はずれです、黒いほうがいいんだなぁ」そこですかさずみんな「へぇ〜」しかし、そのへぇ〜の相槌が、やたら低い。特にバスとアルトはかなりの低音で。そこまで低いの出るなら、曲で生かせ(笑)。

練習終了後、私はなぜか音楽室の整理を始める。Ｈ君に手伝ってもらい、たまりまくった使用済み単一乾電池の処理。それからゴミ箱を空にして、鍵盤の電池有無の確認、楽譜残部の整理など。この部活にいつまで居られるかわからないから、できることを今のうちにやっておこうと思った。

昨日の放課後から今朝にかけて、教室の黒板に、ゆずの「夏色」の歌詞が。一体誰が書いたのかわからないが、噂によるとＨさんが書いたそうな。「ちゅう車場のねこはあくびをしながら〜今日も一日をすごしてゆく〜」もうちょい漢字使おうぜ？(笑)まぁ、なんとなく和む感じもするけど。しかしその歌詞は、数学の時間、Ａ先生によって呆気なく消された…そんなぁ。

１コマ目、化学。
この前も書いたように、４・５組は視聴覚室で合同授業だ。ところが、視聴覚室の時計は電池切れ。そこでＮ先生、一番前の席かつ腕時計をつけている私のところへ、ちょくちょく時間を見に来る。私が時計代わりなわけで…うかつに寝てられない(←おい)。

３コマ目、物理・生物。
物理Ｙ先生は今日から出張らしい、自習だ。しかし私とＡ君「課題とかあんじゃね？」Ｙ君も一緒に、物理室に様子を見に行く。ところが物理室、きっちり鍵がかけられている。課題も何もない、完全な自習、よっしゃ。そんなわけで私とＡ君は数学Ｃをやる…って、教科間違ってねぇか？(爆)