期末考査第二日目。昨日今日を乗り切れば、残り２日の時間割はなんとかなる。
朝から焦るＡ君。「付加重合って、何なの？」わきに居たＭ君「じゃぁナイロン６６は何と何の重合でできる？」「はぁ？何それ？」あのさ、これ出るよ？しかも一番の基礎だと思われ(汗)。

１．現代文…漢字書けない(泣)。前回の反省をして、今回は山を張らずに全部の問題に目を通しておいたのが正解だった。

２．化学…これまでの問題傾向と一変、正誤判断なんて新しいタイプの問題が登場した。さらにＮ先生「大きな２番、２つ選べ。大きな３番、正しいのは５つしかないから、６つ訂正すんだぞ」なんか、逆になってる…。

３．数学ⅠＡ…初っ端から、超むかつく絶対値、勘弁してくださいよ。図形と計量もヒントが少なく、いまいち。確立は見事山勘を外す。散々だ。

高校生として、最後の定期考査が始まった。
期末考査第一日目。

１．ライティング…まぁ、よくわからない。ものすごく出来たというわけでもなく、かといって出来なかったわけでもなく、微妙です。

２．物理・生物・地学…予想していたものとまったく異なる問題を出され、かなり焦る。右ネジの法則、フレミング左手の法則を駆使しまくるが…出来た気しねぇし。

３．地歴Ｂ…問題文が長く、かつ選択肢も多く、予想以上に時間を使う＆こんがらがる。もうちょっと見直ししておけばよかったな、中国。質問を受けに来て、一旦引き上げたＴ先生。しかし再びやってきて「他のクラスで指摘されたんですけど」同じ選択肢が２個ある、脱字が３箇所…あらら。「大きな３番。『…途上国だがだが人口増加率い。』日本語になってませんね。正しくは…」これはすごいな(笑)。

帰りのホームルーム終了後、今月９日１０日に行われた、駿台ベネッセ共催模試の結果が返却された。成績表を受け取るＭさん、それを見たＴさんとＡさん「すごくね？グラフの形が。ウチもあんなんだったらいいのに」「だよね。ウチなんかえぐれてるもん」本当だ、理想。それからまぁ見せ合いになるわけで。「やっぱＤ判定かか」「こいつＢ判定取ってやがるし！」「なんか地理だけすごくね？」まぁ人それぞれだし、肝心の本番まで残り５０日しかないし…はぁ〜。模試の結果を受け、進路について担任と真剣に話し合うＯ君、今後の人生かかってるしな。

放課後。
昨日のＩ君の化学特訓講座に続き、今日はＴ君の物理特訓講座。みんなもう、Ｙ先生の悪口を言う。もうＴ君が頼みの綱、みたいな状況になっている。そんな中Ｍ君「ぁああ゛〜！計算合わねぇ〜！(怒)」落ち着いて落ち着いて。結局物理は時間内に終わらず、学校近くのサイゼまで引っ張ることに、追い出されないようにね。

朝。バスを待っていると、Ｉさんがやってきた、おはよ〜。「あのさ、テスト勉強してる？」そりゃ受験勉強もしなくちゃだけど、まず大前提として「卒業」ね。「うちさ、中間でそこそことったから、まぁ大丈夫かな？みたいな感じで、受験勉強ばっかやってる」中間ねぇ…良いのと悪いのの差が激しいから。それからしばらく大学の話。「関東行きたいなぁ〜」とＩさん、家賃が高いので、親が許してくれません(汗)。

昼休み。
購買に行こうと廊下を歩いていたら、後ろから誰かが私の名を呼びながら走ってくる、Ｙ君だ、恥ずかしいからやめなさい。そんなＹ君「パン買って」おごるほど財布に余裕ないし。「だからパン買え！」だから金ないって。結局自腹でパンを買うＹ君、当たり前だ。さらにＹ君「あれください、ティッシュ箱」購買Ｈさん「え？」「てぃ…俺今何つった？」間違いなく「ティッシュ箱ください」って言ったな、うん。「すいません、箱ティッシュください…」まぁ、どんまいだな。さらにさらにＹ君「今俺が買った一式、５００円で買わね？」全部足しても３３０円にしかなりませんが？ぼったくりか(笑)。
別な用事で、今度はＯ君と一緒に廊下を歩く。たまたま音楽室の前を通りがかる。いつものように２年女子どもが、集まって弁当を食っている。Ｏ君「お前の彼女がいっぱい居るな」そういう変な発言は止めい(笑)。

放課後。
テスト期間恒例、Ｉ君による化学特別特訓、みたいな。今日も数人の参加者が、彼予備校の講師に向いてると思う、うん。そのわきで、英語の勉強をしていた私。頬杖ついたまま寝ていたらしく、途中で激しくバランスを崩す。隣席のＳ君「大丈夫？」駄目っぽ…。

朝、いつものように、ロータリーでバスを待っていた。
すると、一般車が入ってきた。入口のところに「一般車両進入禁止」って書いてあるにも関わらず。たちまち、バス運転手さん数人が、強烈な警笛を食らわし、ロータリーから追い出す。朝から、ずいぶん馬鹿なやつがいたものだ。とか思ったのもつかの間で、今度は別な車が。これまたバッシングの嵐、すぐ逃げる。そんな簡単にはいかない。
しばらくして、学校へ向かうバスが入ってきた。この便は、通常８番乗り場に停まる、がしかし。今日はなぜか９番乗り場に停車。８番乗り場に列を成していた人が、一斉に流れる。気づいた運転手さん、急いで８番乗り場へ、再び列が戻る。並んでいた人は「なんだよ〜」みたいな顔。どんな運転手だと思ったら、何時ぞやここにも書いた女性ドライバーさんだった。ご苦労様です。

朝、地元の駅で後輩のＳに会った。こんな時間にどうした？「今日国家試験なんすよ。なんか知らないんすけど、女子大で」そりゃわけわからんな。工事責任者？とかいう資格らしいよ、女性が受験する割合は、きわめて低そうだ…。たぶん、郡山市内の地理を考えて、会場は女子大になったのだろう、とＳは言う。
そんなＳ。電車に乗って、真面目にテキストを開く。「こんな本気で勉強したの、高校入ってから初めてじゃないすっかね」お前は今まで何してたんだ？(笑)さらにＳ「試験３時からなんすけど、友達ん家で勉強するんすよ」ご苦労さん。

図書館に着いて、驚いた。列が、建物の外まで延びている…これ座れるのかぁ？そんなことを考えつつ、列の最後尾に加わる。私が並んだそばから、早くも後ろに人。すると列前方から「おはよ〜」誰かと思えば、６組Ｆさん。「今日すごいね」ここまで並んでるのは、本当に初めてだ。
開館と同時に走り、席を確保。今日こそ窓際に座れたらラッキー…とか想ったら、今日もすんなり座れた。運使い果たしたか？とか思ってるうちに、たちまち席は埋まってしまう。満席？くらい、１階も２階も…どんだけだ。
今日はある程度効率よく行えた。しかし、やっぱり油断は危ない。数学の問題を考えている途中、気づいたら寝てる…昨日と同じようなことやってるし…。
それはそうと。私の右隣に座ったやつが、昨日も私の右隣に座ったやつ…２日連続って、なんで？今日も携帯いじってるけど、昨日よりいじる時間が減った。周囲を見回せば、図書館デートしてるカップルも多い、いいですね(泣)。あとはたいてい友人と連れ立って、数人組みくらいで来てるのがほとんど、一人で来ている人は少ないと思われる。
帰り際。鞄にテキスト類を入れていると、誰かがいきなり「ばいばい」誰かと思ったら、クラスのＭさんだった。あれ？髪…。「ん？今日結んでた」だからか。

今日は全学年課外がない…というのも、テスト前なので、各自勉強しろってことですよ。というわけで、今日は朝から図書館に向かう。
どこの学校もテストの時期で、開館前からかなりの人…っていうか、ほとんど高校生。今日窓際に座れたら、ほんとラッキーだろうな〜、なんて考える。開館と同時に、席を確保、意外とすんなりいつもの席を取れた。
テスト勉強に平行しつつ、昨日の模試の復習もしようと思った。がしかし。テスト勉強に予想以上に時間を取られる、特に物理と地理…こりゃいかん。さらに気力も回復しきってない感じで、物理の問題を考えてたら、いつの間にか寝てた…駄目だこりゃ。
それはそうと、今日は両サイドに座ったやつが気にくわなかった。私の右隣に座ったやつ。携帯をいじってばかり、勉強しろや。左隣、某進学校に通うカップル。勉強もするけど、途中でいちゃつく…目障りだ！(←どうせ負組ですよ)

一般世間体では「勤労感謝の日」とか言ってますが、学生はそれどころではない。どこの学校も、考査シーズンだ。学校通えるのも、働いて学費まかなってくれる親が居てこそ。感謝。
それとはまったく関係なくて。今日は日本大学工学部を会場に、代ゼミ主催の、センター試験模試が行われる。実際に大学の教室で試験やるんだって、へぇ〜ってな話ですけど。
８時半試験開始という微妙な時間に間に合わせるべく、いつも通り５時起床。ところが母ちゃん「飯煮えでねぇ〜！炊くの忘っちゃ〜！」朝から勘弁。というわけで、冷蔵庫にあったうどんに、ネギと肉を放り込み、朝から若干こってりめの煮込みうどん。とりあえずそれを、胃に放り込む。しかし。
飯を食い終わって、葉を磨き始めたくらいから、どうも吐き気がする、胃が重い…あまりの気分の悪さに、とりあえず胃薬を飲んでみる、しかし状況は打開せず。結果、落ち着くまで待つ、というわけで、始発を見送る、次のでも間に合うでしょ。
なんとか落ち着いてきたが、まだ胃に違和感が。それでもさきほどよりはよくなったので、電車に乗って郡山へ。日大の付属校に通う友達に聞いたところ、この電車で行くと、大学着くのは８時半くらいだとか…試験開始に間に合わないな。というわけで、電車は乗り継がず、郡山駅からは徳定行きのバスで日大へ。これなら８時くらいには大学に着く。

２コマ目の休み時間。
渡り廊下を歩いていると、目の前を歩いていた隣のクラスの女子２人組が「♪果〜て〜し〜な〜い〜あの雲の彼方ぇ〜私を…」ずいぶん懐かしい…っていうか、そんな大声で歌ってて恥ずかしくないのかよ？「ここ高いじゃん。♪天使がぁ〜くれた出会いはわぁあ！」どうもご苦労様でした。

３コマ目の休み時間。
腹が減ってしょうがないので、キャラメルを１粒口の中に放り込む。それをかみながら、教室を移動する、物理面倒くせ〜。
２年教室の前を通りがかると、後輩のＫが。「ちわっす。先輩何か食ってますね？なんでウチの分はないんすか？」うっせ、全部教室に置いてきた！するとＫ「また今度Ｎとか呼んでおきますから」呼ばんでいい(汗)。

朝。いつものように駅前のバス乗り場ででバスを待っていると、Ｉさんがやって来た。「おはよ〜。寒いね」早くも女子はコートを着込んでいる…男子は上着着ないからな。着るタイミングが難しい。Ｉさん「(上着)着ないの？」適当に時期見計らって。Ｉさんはもう、インフルエンザの予防接種をしたらしい。「福島のほうで学級閉鎖とかなってんじゃん。だからね」なんだよね〜…いつ打とう？
バスでＴ先生に会ったので、なぜ猪苗代に行ったのかを尋ねる。「いやぁ〜大した用じゃないんだけどさぁ。家帰ると寝ちゃうから、電車の中で書類作るの。あとファミレスね」さすが、電車の中、というのがＴ先生らしい。

６コマ目、選択理科。
物理。物理室に行くと、なぜかプロジェクタが置かれている。Ｙ先生「これは授業に関係ないんですけども」何かを起動。題「波動」何なのか？教科書では図ばかりで、実際に動く波をなかなか観測できない。そこで先生、波の重ね合わせや正弦波・縦波などを再現できるデータを持ってきた。実際に動くものを見ると、だいぶ意識が変わる…こんな感じでできてたのか。Ｆ君「dsinθ＝mλだな」それは回折格子で、また違うもんだと思われ。
さらに先生「科学史と女性」なんて、自分が学会で発表したものを見せる。キュリー婦人など、科学史で大きな役割をした女性たちに着目したもの。昔は男性ばかりだったから、という点から。へぇ〜、ってなもんだけど。