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from: べべこっこさん
2008/01/31 22:03:21
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今日の出来事
寒いですね、とはいうものの、東京の寒さは北海道の暖かい日かな。小唄の稽古に仕事帰りに、八王子にいってきたところです。
職場から出て、自転車で最寄の駅に行こうとしていたら、「先生!」と呼び止められました。声をかけてくださったのは、0歳児クラスのRちゃんのママ。
「新年子ども集会で着ていらしたのは、紅型の着物ですか?」
昨年、今年と、新年の保育園の集いに小唄を歌っている私です。日ごろ、着物や邦楽に出会う機会の無い、今のこの地域の子どもたちに、一年に一度、歌おうと始めました。
これまでは、一年を通して、わらべうたや遊び、季節の行事を通じて、日本人が育んできたものを伝えてきましたが、着物が気軽に着られるようになったので、よおしと、やってみました。
1月11日に、福笑いやカルタ、駒回し、羽根突きなどの最後に、小唄の短い曲と、わらべうたアレンジの曲を歌いました。
その時の写真を見て、Rちゃんのママが声をかけてくれたのです。
「私の成人式の振袖が、紅型でした。母が着物好きで。ひょっとしてそうかなと思って。」
そうです!昨年は白い母の江戸小紋を着ましたが、今年は、華やかな白地ベースの紅型。インターネットのオークションで、紺ベースのものと2枚持っています。憧れの沖縄にはたどりつかるのかしら?でも、とっても気に入っている着物なので、うれしかった!!
きっと、お子さんが小さいからなかなか着物を着る気持ちにはならないだろうなあと思いつつ、「着物を着ましょうね!」と若いお母さんに言いました。
なんか不思議な気持ち。日本の民族衣装なのに、なかなか着られないなんて。今年行った、バリでは日常的に行われる、お祭りのたびに、男女を問わず、バリの正装をして着飾っているのに、日本人は結婚式や、あらたまったときにしか着ないし、着られなくなってしまったなんて。
着物を保育園で着ることで、いろんな人からまた、いろんな声が聞けて面白がっています。
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