「Re:徒然　補正予算成立、仙谷・馬淵氏の問責案可決へ」
11月26日(金)22時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101126-00001053-yom-pol

　２０１０年度補正予算は２６日夜、衆参の両院協議会を経て、憲法の衆院優越規定に基づき成立した。

　自民党は同日夜、補正予算案の参院本会議採決後、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の対応不備などの理由で、仙谷官房長官と馬淵国土交通相への問責決議案を提出した。いずれも社民党を除く野党の賛成多数で可決される見通しだ。菅首相は仙谷氏らを続投させ、１２月３日までの今国会会期を延長せずに態勢立て直しを図る考えだが、一層厳しい政権運営を強いられるのは必至だ。

　補正予算は２６日午後の参院予算委員会で野党の反対多数で否決された。同日夜の参院本会議でも反対１２５票、賛成１１４票で否決された。その後、すでに可決した衆院側との両院協議会が開かれたが、両院の意見は一致せず、衆院の議決が国会の議決となった。補正予算が憲法の衆院優越規定により成立するのは昨年５月以来で、計８度目。 .