「Re:Re:東洋医学恐るべし」
遅くなってしまいましたが、左手人差し指１本でポツリポツリの入力スピードなので、ごめんなさい。気になる点について書きます。
もしかして皆さんがご覧になったのは、都内にある同じ鍼灸院のサイトではないでしょうか？
私が先日の、コメントで書いた「某鍼灸院」と言うのも、これなんですが、私自身受診したわけではないので、なんとも判断がつかないのです。ただここの広告が「誇大」であるかどうか、過去の大脳皮質基底核変性症関連の患者、家族のみなさんのサークル・サイトを見ると、賛否両論、本当に改善した、治ったという方や、インチキだという意見もあり、もう言いたいことは何でも言ちゃうという「２ちゃんねる」状態になっていました。私自身はこの診療院の広告は、やっぱり誇大というか「10年間に来院された大脳皮質基底核変性症1000名を集計したところ、振戦の症状が消失したのは330名、振戦の症状が改善したのは110名、歩行障害の症状が消失したのは420名、筋固縮の症状が改善したのは60名でした。」と言うような記述を見ると、大脳皮質基底核変性症ならふつう症状に「振戦」は出ないと思うし、そこがパーキンソン病と区別されるところだと理解しているのですが、この当たりがどこまで信用できるのか、「大脳皮質基底核変性症1000名」を治療したというのも、本当にそんなに患者がいたのか、よくそこまで言い切るなぁ……と思っています。ネット上の情報と言うのは、匿名でも、誰でも自由に発信できるわけですから、発信するものが責任を持って、しっかり裏づけのある情報を交換しないと、治療法や、薬品そのものの信用、価値を失わせてしまう、それこそ「風評被害」の加害者になりかねないと思います。同じことは、広告するほうにも言えるわけで、このことは保健診療の対象外ということで、しかるべき機関、権威の裏づけ（要するにお役所ということですが）の無い漢方や、民間の特効薬、新案の治療法、サプリメントにいたるまで、ネット上では「何でもあり」ですから、情報の扱いには、慎重にならざるを得ません。特に私たちが抱えている大脳皮質基底核変性症など、「治らない」難病となれば、患者自身や介護している人にとっては、「ワラにもすがる思い」で試してみたいと思う広告が出ています。私自身、「水素水」や水素を発生させるサプリで、ひどい目にあったことがあります。長くなりましたが、私は疑問に思っているだけで、「頭皮電気透穴針」と言う方法が、いけないと言うわけではありません。むしろ試していただいて、その結果を知らせていただければ、皆さんの役に立つことのほうが多いと思います。
ちなみに、今私が受けている鍼灸師さんが所属している治療法のサイトは
http://nishijokazushi.com/　　です
その他役に立ちそうなサイトを参考までに……。
http://www.jsom.or.jp/index.html　　日本東洋医学会
http://www008.upp.so-net.ne.jp/harijoho/ 鍼灸保健情報センター