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  • from: ヤマセミさん

    2018年10月19日 21時34分13秒

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    「既存の高血圧薬成分で効果」

    「既存の高血圧薬成分で効果」

    10月19日㈮日経新聞より

    「パーキンソン病」の治療に、高血圧に対する既存薬の成分が使える可能性が高い
    ことを、慶応大のチームが発見した。患者由来のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、
    効果を確認した。

    パーキンソン病は、脳内で指令を伝える物質であるドーパミンを作る神経細胞に異常な
    たんぱく質がたまり、細胞が徐々に死ぬことで発症する。手足の震えや筋肉のこわばりが
    起こる進行性の難病で、国内の患者数は約16万人とされるが、根本的な治療法はない。

    パーキンソン病患者の9割は血縁者に患者がおらず突然発症するため、メカニズムの
    解明が困難だった。残る1割は血縁者に患者がいる「家族性」で原因とされる遺伝子も
    見つかっているものの、マウスを使って病気の状態を再現することが難しかった。

    慶応大のチームは、家族性のパーキンソン病患者の細胞からiPS細胞を作製し、
    ドーパミンを作る神経細胞に変化させて、パーキンソン病の病気の状態を再現。既存の
    薬に使われている1165種の化合物を加えたところ、ベニジピンという高血圧に対する
    治療薬の成分に細胞死を抑える効果が認められた。

    iPS細胞による神経細胞の再生医療の開発までにはまだまだ何年も時間がかかるが、
    今回の発見は既存の高血圧症治療薬という事で、効果が認められればすぐに使用出来る。
    CBDのパーキンソン症状が抑えれるのであれば、再生医療の開発までの繋ぎ薬として、
    QOLが維持出来るという意味では素晴らしい発見だと思う。iPS細胞による「再生医療
    の開発」と「症状再現」による研究スピードアップの両方のいい効果が現れた結果だ。

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