9月19・20日夫の故郷に出かけました。2007年に頸椎、腰椎の手術、パーキンソン病と次々に病気が重なり、兄夫婦、姉夫婦達は夫の入院の度にお見舞に来てくれているのですが、年中行事のお盆に帰れなくて気がかりでした。8月に2時間半かけて温泉に行けたので夫は自信がつき、休憩（吸引のため）しながら4時間かかることを覚悟して出かけました。前回と同様レンタカーを借り、二人の娘婿が運転と夫の温泉入りも引き受けてくれ孫含め9人で出かけることにしました。実家は当然のことながら身障者対応になっていないので、少し離れた身障者対応の温泉で一泊し、翌日、故郷の海と実家に立ち寄ることにしました。それを聞いた兄夫婦、姉　姪　甥とその子供たちも温泉に合流することとなり総勢18名賑やかな旅行となりました。
痰が出やすくなる薬を飲んでいるため宿泊先でも立ち寄った実家でも休息時間は殆ど吸引ばかりでしたが、温泉にのんびりと入り、全員そろってのカラオケでは、孫たちの可愛い歌、大人たちの十八番の歌を聞き、夫は嬉しくて大泣きの連続です。翌日、車窓から故郷の海、公園、小学校を見て涙し、実家のお仏壇にもお参りし安堵と嬉しさでまた大泣き。
8月よりさらに車椅子のリクライニング角度を大きくしたので長時間の行程に耐えることができました。帰宅後、仙骨あたりに赤い小さな斑点が二つあるのを発見しビックリ。長時間、同じ姿勢での車イスが原因なのか、宿泊先のベッドのせいか、体位変換がうまくできなかったせいか、そのすべてが原因か　小さなじょく創が出来かかっていました。予想外のお土産つきでしたが楽しいことが一杯の故郷でした。