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from: テリーの妻さん
2010/07/07 21:34:43
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気管食道分離手術(2)
気管食道分離手術予定日(4月)の1週間前に3回目の誤嚥性肺炎で入院し、良くなった矢
先、またまた肺炎になってしまいました(この1年で4回の誤嚥性肺炎を患ったことになりま
す)。 手術はさらに延期となりましたが、なんとか5月末に手術ができ、6月末に無事退院致し
ました。当初予定していた手術方式ではなく、手術時間が短く患者負担が少ない形式の分離手
術となりました。病室を出てから手術室を出るまでキッチリ2時間でした。
カニューレは入れない計画(手術後はカニューレを2・3日間入れ気管孔が落ち着いたら取り
外す)でしたが、手術直後に挿入したカニューレは夫のむせ込みが激しいため挿入できず、ど
うせ取り外すものだから「カニューレなし」ということで術後の経過観察となりました。
切開部分の周りの炎症による腫れはなかなか引きませんでした。抜糸は2週間後から始まり
ましたが、その間、気管孔はかなり狭くなり、身体を起こすとさらに狭くなり息苦しい呼吸になる
ため、術後3週間後、最後の抜糸(3回目)となった日に病院の特注品のカニューレ(カフなし)
を挿入し気管孔を確保しました。(気管孔を広げる手術も可能でしたがカニューレ挿入を選択し
ました。)当日は、どう見てもカニューレ孔が小さく、咳き込んだ時に痰が詰まり気味で喀痰がし
にくい。14Frのカテーテルで痰を吸引した時、カテーテルが膨らんで気管孔一杯になり、せっ
かく吸引した痰の塊を削り落してしまう等の状態が不自然なので、もっと大きいカニューレに変
えて頂けるよう希望しました。自宅療養の際、夫が痰を出しやすい状態と、私が吸引するとき違
和感がなく自然な状態で吸引できる環境を作らなければと必死でお願いし、翌日もうひと周り
口径が大きいカニューレに変更(特注品なので高価なものだと後で知りました)して下さいまし
た。これなら楽に吸引できますし、咳き込んだ時、痰の塊が出口をふさぐことなく自然に出てき
ます。要望を素早く聞き入れて頂き病院に感謝、感謝です。
退院する前日に肉芽(にくげ)を発見。とくに処置することもないのでしばらく様子見ということで
6月末に退院しました。2か月半の入院生活でした。
退院日が決まった時いつもは大喜びをする夫が、今回は少しも嬉しそうな顔をしないので、夫
に家と病院どっちがいい?と尋ねると「病院」と答えます。なぜ? 「病院は医師、看護師さんが
いるので安心。家では私ひとりなので心配」なのだそうです。(つづく)-
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