こんにちは
今年もよろしくお願いします。
かなりきつい寒波が日本全体を包み込んでいますね。
ここ栃木・那須は今日も真冬日になりそうな感じです。

今日は朝日新聞記事です。
認知症やパーキンソン病の治療に役立ちそうな研究の情報です。

　慶応大学と理化学研究所のグループが、衰えた神経幹細胞を若返らせ脳などで
情報を伝達するニューロン（神経細胞）を再び作り出させることに、成功した。
　神経幹細胞は初めは主に「ニューロン」（神経細胞）を作るが、次第にニューロンの
活動を支える「グリア細胞」ばかり作るようになる。研究グループは、マウスの
神経幹細胞を使い、ニューロンを作り出す初期の状態で必要なマイクロＲＮＡ
（リボ核酸）という分子を特定した。衰えてニューロンを作らなくなった神経幹細胞で
この分子を働かせると、ニューロンを作る状態（再活性化）に戻った。
　神経幹細胞はｉＰＳ細胞などで作れるが、そこからニューロン（神経細胞）を効率的に
作る手法がなく、認知症などの治療や薬づくりの壁になっていた。
　今回の仕組みはヒトでも同様に働いていると期待され、新たな手法の開発につながる
可能性がある。岡野・慶応大教授は「この分子を神経幹細胞が残っている海馬などで
働かせられれば、記憶回復なども見込めるかもしれない」とのこと。

　今回の研究成果は、神経細胞が壊れることで起こる認知症やパーキンソン病の治療に
役立つと期待されます。

期待してます・・・