8月29日は我家の一人娘のメイプルの15回目の誕生日でした。顔や手足には益々白髪が増え、足取りもおぼつかなくなりましたが、食欲旺盛。散歩は短時間ですが、裏の公園へ毎日朝昼夕夜4〜5回ほど出かけます。普段は同世代のおばあちゃんが相手をしてくれていますが、休日一緒に行く時は、必ずお気に入りのボールを銜えて行きます。多分自分の仕事とでも思っているのでしょう。

部屋でくつろいでいる様子


何かをもらうときの真剣な表情

さざんか亭の小さな小さな菜園で、２種類の菜の花が咲いてます。
からし菜（画像・上）と 水菜（画像・下）


菜っ葉類の花は、皆、「菜」の「花」
大根もレタスもシルバービートも

NZの特産品、人気おみやげ品の代表は、マヌカ・ハニーとワイン
NZワインが、今や世界トップクラスなのは、もうご存知ですね。
白も赤もロゼも、NZワインはお手頃な値段で、とても美味しいです。

葡萄栽培に適した気候なら、当然、オリーブにも向いている訳で……
そうです、ワインについで品質の高さが注目されているのが、NZ産オリーブオイル。

でも、ここでぜひお勧めしたいのは、アボガド・オイル。
NZはフルーツ栽培もとても盛んで、高品質のアボガドができるんです。

ヒロは日本にいるときは、アボガドがあまり好きではありませんでした。
あのムニョリとした食感がね〜
でも、NZで食べるアボガドは、
なんと、サクサクと歯ごたえまで感じられるではありませんか！

ロトルアから車で１時間のタウランガを中心とする「ベイ・オブ・プレンティ」は、フルーツ農園がひしめくエリア。アボガドも、大きな木の枝から、ブラブラと実がなっています。

いろんなメーカーのアボガド・オイルの中で、さざんか亭お気に入りが、画像のシリーズ。地元、タウランガ産です。ボトルのデザインもよく、空になっても、ハーブオイルなどに使えそうでしょ？

さざんか亭では、オリーブオイルを使いそうな料理でも、普段使いで、アボガド・オイルを使ってます。香りや風味が、とてもいいし、他の調味料をジャマすることなく、バランス取りやすいのです。

このメーカーのシリーズには、オリジナル（アボガドだけ）、ライムmix、ホロピトmix、ガーリックmixなどがあります。
ライムは香りが爽やかだし、ホロピトはちょっとスパイシー。

アボガド・オイル未体験の方、ぜひお試しください。

先週の日曜日、久々、ホントに久々！に、ポールも一緒に散歩しました。
つい最近、ヒロが見つけた「シークレット・ウォークウェイ」を、ポールにも教えてあげたくて……。



シークレット・ウォークウェイ
なんだか怪しい響きで、ワクワクしませんか？
ロトルア市街マップでは示されているウォーキング・コースで、
さざんか亭の近くの（おなじみ）ティヒ公園から住宅の間を抜けてオトンガ通りへ、
さらに、脇道に入って、またまた住宅の間を通って、「ツリー・トラスト公園」まで行ける道。

「ツリー・トラスト」は、例年のお花見スポット＝センティニアル・パークを含む広大な自然公園です。でも、このシークレット・ウォークウェイは、センティニアルの真反対側に出ます。

ツリー・トラストの反対側の出口から、また別の住宅街を通ってオトンガ通りへ。
さらに、もう一つの公園「ジャクソン・パーク」を抜けて、さざんか亭まで。

説明しただけでも、すごいコースでしょ？
市街図マップで抜け道が緑色で示されているのだから、「シークレット」でも何でもないけど、実際には、道路から見ただけでは、この抜け道がわからない……
閑静で立派な家が並ぶ住宅街、しかも、袋小路タイプのエリアに入り込んで抜け道を探すのは、度胸がいるんですよ。

３つの公園「ティヒ」「ツリー・トラスト」「ジャクソン」
それぞれにランドスケープの特徴があって、素晴らしいコース。


画像は、ジャクソン・パークで見つけたプラムの花です。

ロトルア市街・中心部の街路樹のカエデ
まだ裸木のままですが、
枝先がこんなに赤くなっています。
新芽を出す前に、全身で、中から赤く染まって行くんですね。

こんな健気な姿を見ると、
桜染めの話を思い出します。

草木染めの一種、うっすらとピンクの桜染めは、
桜の花びらで染めるのかと思ったら、
樹皮で染めるのだそうです。
桜のあの色は、樹の中から、全身で染まっているのだと……

さざんか亭の庭に、名前のわからない、クリーム色のタワシのような花が咲く木があって、トゥイのお気に入り。いつも同じ鳥なのか、毎日、枝にとまって、長いこと啼いています。



啼く時に、のどの２つの白い房が揺れるのが、なんとも愛らしい。
全体は黒っぽくて、けっして体は美しいとは言えないのに、何通りもの鳴き声と、この白い房で、トゥイはNZの野鳥の中でも、特に、皆に愛されてます。

最近「タワシの木」（勝手にヒロが命名）に来るトゥイは、身重なのか、冬越しのために栄養をためこんでるのか、丸々コロコロした体型になってます。
その体型のせいなのか、啼く時に、房が喉元ではなく、肩章のような位置になってました。

「シャクナゲ」と言えば、毎年タラナキ地方で開催されてる
" Rhododendron & Garden Festival "

「ロドデンドロン」がシャクナゲ。長くてなかなか覚えられない…
このシャクナゲ祭りも、略して「ロド・フェス」

今年も、下記の日程で行なわれます。
10月29日（金）〜11月7日（日）

詳細は、このサイトで（英語のみ）
　http://www.rhodo.co.nz/rhodo_index.html

公園や個人の庭園めぐり、ワイン＆ジャズinガーデン、ガーデニングに関する講演や講座、モデル・ガーデン・ショーなどなど、いろんな催しがあります。

タラナキは、NZ北島の西側。
あの「ラスト・サムライ」のロケ地で有名になりました。
ドーンとそびえる富士山そっくりのタラナキ山が、美しい！

１週間くらいの日程で、タラナキとロトルアを中心にした旅プランはいかが？
花とガーデニングが好きな方は、こんな旅行もいいですね。
とってもユニークで、思い出いっぱいのホリデイになりますよ。
旅のプランニング・各種手配のお手伝い、いたします。
（ロトルア・さざんか亭宿泊ご利用がプランに入ることが条件です）

　さざんか亭のHPはこちらです
　http://web.mac.com/hiroe_kh18/

前に紹介したさざんか亭・前庭のシャクナゲ、
あの時は一部咲きでしたが、
こんなになりました（八部咲き）。

真っ青な空を背景にしたときも真紅の花が映えて鮮やかですが、
こんな薄日の射す曇り空を背景にしても、
グレーと、花の色がとてもよく似合います。

「ペンションとB&B」
> 12日に宿泊した車山のペンションは、フレンチのディナーが売りで、評判通り素晴らしい味と雰囲気でした。料理の写真他、いくつかアップします。

どれも、美味しそうな創作フレンチですね。

日本では、「ペンション」はお料理自慢の所が多いですね。
語源はフランス語で、ヨーロッパの「食事付きの宿」。

「ベッド＆ブレックファスト」は、イギリス起源、
文字通り「ベッドと朝食を提供する宿」。

どちらも、元々は、子どもたちが自立して出た後の空いた部屋などを、旅人に提供する趣旨で生まれた、アットホームな雰囲気が特徴。
年金（＝ペンション）暮らしで、アクセク働かなくていい年齢層の人たちが、副収入的なものとして宿を提供したのが始まり〜〜〜という点では、ペンションもB&Bも、共通点がありますね。

現在は、年金暮らしで優雅に、趣味的に営業……ではなく、
どこもそれなりに、営業が大変だと思いますが。
われらが「さざんか亭」も、食べていくのに必死です！
「こぶし会」で知り合いになって間もない方から、「趣味でやっていると思ってた」と言われて、「そんな余裕、ないっすよ」と大笑いでした。

でもね、ゲストの皆さんも、さざんか亭に集う皆さんも、
日頃がんばってる自分へのご褒美としてのホリデイや、
ホッとしたい息抜きの場として、くつろいでいただきたいので、
ホストは、のほほ〜んとしてるんです。（笑）
中でも、JJの「のほほん度」は、大したモノです。


「ペンション」は、ちょっとオシャレなイメージがありますが、
B&Bは、とてもシンプルなものから、ブティック・ホテルのような由緒あるお屋敷や豪邸まで、ピンキリ。

NZは、イギリスの伝統を受け継いでるので、B&B利用の旅はとても人気があります。
上記のように、基本は朝食つきで、夕食つきは標準ではありません。
「さざんか亭」は、元シェフのポールの料理を楽しんでいただける、B&Bとしては珍しいタイプ。「ペンション」に近いけど、NZでは、「ペンション」という概念は一般的ではないので、B&Bを名乗っています。

ここ数年、NZでも日本人経営のB&Bが各地にできてきて、たいていの場合は、夕食もつけてもらえます。日本人経営または日本語OKの宿同士の連携（予約紹介）や、ガイドツアー、日本語ホームページなど、ネットワークも年々整ってきて、英語に不安がある旅行者の皆さんも、NZの個人旅行がしやすくなっています。

NZ旅行では、ホテルよりB&B利用の旅、ぜひ体験していただきたいです。

「Re:Re:湿原散策」

> ロトルアやタウポは、
> NZ北島の中で、中央・内陸部にあって、標高も高いので、
> ちょうど日本の信州や北海道みたいな気候だな〜と、よく思います。
> 湿度が低くて、真夏でもジトって汗ばむこともほとんどなく、
> とっても爽やかです。

「ニッコウキスゲ」は季節はずれの一株をたまたま見つけたので撮ったものです。ピンク色の「ヤナギラン」は遠目から群生しているところを見ると綺麗です。

秋になれば、この猛暑も懐かしくなるのかもしれませんが・・・この週末も、とにかく暑い日本列島です。予報では西日本は今週も連日35℃以上。関東でも33℃程度。最低気温も27℃程度で、今年の熱中症による死亡者の90％が自宅で亡くなられた方とか・・エアコンを切れない毎日です。

これから春爛漫のロトルア、気持ちいいでしょうね。

12日に宿泊した車山のペンションは、フレンチのディナーが売りで、評判通り素晴らしい味と雰囲気でした。料理の写真他、いくつかアップします。