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from: ヒロ&ポールさん
2008/07/13 21:56:06
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ワカ(マオリのカヌー)
テ・プイアの工芸(伝統木彫り)学校前にあるWAKAです。
WAKAとしてはこれは小さい方。
艢や舳に凝った彫り物が施されていて、それぞれ守り神になっています。
マオリ族は、元々、「ハワイキ」(現在のタヒチの近くの海域と考えられています)という先祖の地から、WAKAに乗って新天地に船出し、この地にたどりついたと伝えています。
初めて陸地が見えた時、白い雲がかかっていたので、この地はマオリ語で「アオテアロア」(=白く長い雲がたなびく国)という名前です。
英語名のニュージーランド(New Zealand)は、ヨーロッパ人として初めてこの地を探検したオランダ人エイベル・タスマン(タスマン海などに名を残したキャプテン)が、故郷のゼーランドに似ていると名付けたのが元になっています。
そんな訳で、この国は、マオリ語・英語2つの名前を持っています。国歌も1番がマオリ語、2番が英語の歌詞なのですが、最後の「この国に神の祝福を!」の部分がそれぞれ、「アオテアロア」「ニュージーランド」と歌われます。
それしにても、WAKAの建造技術と航海術、新天地を求める冒険心なくして、マオリのアオテアロアは実現しなかっのですね。
今でも、それぞれの部族(地域)毎にWAKAを持っていて、普段は格納庫に保存されていますが、年中行事イベントなどでは現役WAKAとして漕ぎ出される物が多いです。
ロトルアでは、レイクフロントの公園にも、立派なWAKAが格納されているのが見られます。
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