１２月１３日（土）、「キャロル・イン・ザ・パ」（Carol in the Pa)というイベントがあり、ロトルア楽鼓も和太鼓演奏で参加しました。
場所は、ロトルアの有名な地熱地帯の一つ、ファカレワレワ・ヴィレッジ（Whakarewarewa Village)。
イベントについては、「NZつづら記」(12/18)で…
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ファカレワレワは、古くからマオリの人たちが住み着いた集落の一つで、とてもアクティブな地熱地帯。温泉と共に暮らしてきたマオリ集落の様子を見られる観光地にもなっていますが、今でも、部族の人たちが実際にそこで暮らしています。

ロトルアはマオリ人が３０％を占める地域で、市内や周辺エリアに多数の部族（集落）があります。温泉が湧く所や湖や泉など、マオリの聖地とされてきた土地が多いので、ワイタンギ条約以後、ヨーロッパ人が怒濤のように乗り込んできた200年の歴史の中でも、ロトルアでは、マオリが代々保持してきた土地が多く、それがそのまま観光資源にもなっているので、特別にマオリ文化が濃いという特徴になってるんですね。

ファカレワレワはその代表的な集落の一つです。数年前に、どういう経過か（部族の経営権か何か）で、「ファカレワレワ・ヴィレッジ」と「テ・プイア」という２つの観光施設に分かれました。
ずっと前にロトルアに来たことのある人は、この辺が混乱する要素になってます。
私も最初は、？？？……でした。なにしろ、以前は、まとめて「ファカレワレワ」と言ってたので。

今回の集落のイベントに参加して、観光地とは別の、コミュニティとしてのまとまりと温かさを感じました。