「NZマオリ」のジャージは、オールブラックスのジャージによく似ていますが、胸にマオリ・チーム独自の文様と「Te Ao Hou」という言葉が入っています。
これは、The New Dawn（新たなる夜明け）という意味で、マオリ・ラグビー100周年記念ジャージ限定版。

でも、NZでの最初の原住民ラグビー・チームは、100年前の1910年より22年早く、1888年に結成され、英国に遠征しています。NZ国内での最初の試合は、1904年にロトルアで行なわれました。試合場となったフィールドは、今は「病院の丘」となっている場所。しかも、この試合で、NZチームは、イングランドを破ったのです！

残念ながら、この試合は非公式だったために、正式の国際試合の記録とはならなかったそうです。
100周年というのは、正式記録から数えて…ということなんですね。

先週・金曜日の試合で、「NZマオリ」がアイルランドを破った試合、「ロトルアで行なわれたのが特別の意味がある」としきりに解説者が言っていた理由が、わかりました。