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from: shantiさん
2008年07月31日 03時35分34秒
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「ギータ11 :第1章 」
こんにちは、みなさん。
shantiです。
ギータの第一章はあまり重要視されていませんが、やはり大事な章のようです。
2008年3月6日のスレッド[1386]にも書きましたように、この物語の設定には意味があります。
例えば、物語では善良な人の軍と欲にまみれた悪い人の軍が戦わんとしているのですが、これは常にいい心と悪い心が引き合いっこをしている私達の心の中の戦争を示しているそうです。 心の葛藤は常にありますよね。
そしてアルジュンの苦悩。
今まで大勢の人を容赦なく殺し、英雄とみなされている彼が、なんでこの戦争の前にこんなに骨抜きになってしまったのか。
それは、今回の相手が親戚であり、師であり、友人だからだと言うことが彼の言葉からわかります。
では、なぜそういうことが起こるのか?
ギータの大きな柱となる問題を投げかけています。
そして、アルジュンが馬車を両軍の真ん中に持ってきた場面。
これは物事をきちんと判断するためには、どちらかに偏らず、両方をきちんと見ることが出来る位置に立つことの大切さを示しているそうです。
やっと次の第2章にいけそうです!(^^)!
写真はヴェーダヴィヤッサ(Veda Vyasa)の絵です。 彼は「ギータ」の所にも「グルプルニマ」の所にもちょっとだけ書いた、インドではとても有名な人物です。
で、彼の格好は昔のヨギの格好です。
まねをしようと思っている人.....いないですよね(~_~;)
象さんの頭の人は“ガネーシャ”と言う、インドでとても人気のある神様です。 悪いエネルギーを追い払ってくれるそうです。 インドの神様には皆乗り物があって、彼の乗り物はなんと今年の干支、「ネズミ」です。icon
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from: shantiさん
2008年07月29日 01時27分16秒
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from: shantiさん
2008年07月28日 02時45分20秒
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「ギータ10 :第1章 」
こんにちは、みなさん。
何と、5月9日以来の「ギータ」です。
何と2ヶ月ぶりに「ギータ」の本を開くことが出来ました。
前回の続きです。 日が開きすぎ、今までのものを忘れてしまわれた方、きっといらっしゃると思います。 すみません<(_ _)>
「返信元メッセージを表示」をクリックして読んでみて下さい。 お手数おかけします。
少し腰が引けている悪玉の大将ドゥリヨダンを勇気付けるかのように、彼の武術の師、ドゥローナは突然戦の始まりを告げる“ほら貝”を吹きます。 意気消沈していた彼の軍はこれで息を吹き返し、ほら貝吹き鳴らし、シンバル、ドラムなどをたたき、馬がいななき、大轟音となります。
それに応える様に善良なアルジュンたちの軍もほら貝を吹き鳴らします。 アルジュンたちの軍の方が規模が小さいにも拘らず、その音は大地と空を揺らし、敵軍の軍人達のハートを射抜かんばかりでした。
アルジュンは弓矢を高々と持ち上げ、旧きよき友でもあり、彼の馬車の御者をかって出たクリシュナに「邪悪なドゥリヨダンのために命を落とそうと言うやつらの顔を見てみたい。 両陣営の真ん中に馬車を進めてくれ」と言います。
両陣営の誰もが見守る中、アルジュンの乗った馬車が両軍の間にやってきます。 意気揚々と陣営の真ん中にやってきて、双方の軍に眼をやるアルジュンですが、敵方の面々を見ているうちに様子が変わってきます。
彼はクリシュナにこう言います。 「手と足が重い。 口が渇き、髪が逆立ち、体が震えている。 弓矢を持っていられない。 皮膚は全身焼けるようだ。 心はぐるぐる回っている。 立っているのがやっとだ。」
アルジュンが敵軍に見たものは何なのでしょうか? そこには自分に武術を教えてくれた師がおり、共に宮殿で過ごした親族がおり、友人がいました。
彼はいくら戦いとは言え、親族や師を殺せないと言います。 それをするぐらいならいっそ殺される方がましだとも。 親族や師を殺して勝ち、王国を手に入れたところでなんで幸せになれるんだと。 邪悪な者に手を貸し、裏切り行為をしたとて、彼らは親族に代わりはない。 欲に駆られた親族が悪いからと言って彼らを殺し、その上で自分は邪悪でないと正当化していいものなのか.....。
ここでアルジュンの少し興味深いセリフがあります。
「クリシュナ、家族が衰えるとき、その伝統は崩れる。 そして家族全体が一体感をなくす。 全体としての一体感がなくなると、女性が堕落する。 そして女性が崩れると世界は無秩序へと突っ込んでいく。」
女性が社会の根幹であり、女性がしっかりすることがしっかりした社会を作っていくことだとも取れるようです。
ギータの講義をしてくれた私の義母は、女性がたしなみをなくし、節度を守らず、男を正しい方向にコントロールできなくなると、社会の終りだと言っていました。 社会の鍵を握るのは男ではなく、女だと!(^^)!
彼の言葉は続きます。 「社会の混乱は家族、家族を壊したもの、そして社会全体にとって地獄だ。 家族の調和を破壊したものは地獄に生きるべきだとも言われている。 ああ!そして私もだ。 貪欲に駆り立てられて自分の親族を殺そうとしている!」
数々の戦いで勝利してきた偉大なる戦士アルジュンは、今や戦場の真ん中で苦悩に打ちひしがれ、馬車の座席にへたり込み、弓矢は手から馬車の床に滑り落ちています。
此処までが第一章です。
shantiでした。icon
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from: 拓也pcさん
2008年07月26日 10時14分18秒
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「Re:アーユルヴェーダの治療」
> よくわからずに、「日本ブログ村」というものに登録してみました。 カテゴリーのひとつにナチュラルライフがあるのでそこのリンクを張ってみました(*^_^*)
>
> <a href="http://lifestyle.blogmura.com/naturallife/">にほんブログ村 ナチュラルライフ
訪問してみましたよ。
紹介のURLは、ナチュラルライフ スタイルブログ村がありましたのでみています。
597人が登録していますが、shantiさんというハンネはありませんでした。shantiさんはどこにあるのでしょう。
shantiさんは、日本ブログ村ですね。どこかちがうところにあるのでしょうか?icon
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from: 拓也pcさん
2008年07月26日 10時02分40秒
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「Re:アーユルヴェーダの治療」
shantiこんにちは。拓也です。
> たいしたことがなくてよかったです。 でも、体が出した警告を見過ごさないようにして下さいね。 一生懸命に頑張ってくれた胃に“感謝”を忘れないようにして下さい。
そう思いました。今はやっと普通に戻りました。
> よくわからずに、「日本ブログ村」というものに登録してみました。 カテゴリーのひとつにナチュラルライフがあるのでそこのリンクを張ってみました(*^_^*)
>
> <a href="http://lifestyle.blogmura.com/naturallife/">にほんブログ村 ナチュラルライフ
a href=....HTML記述が丸見えになっているのは、
このサークルが対応していないだけで、shantiさんの記述は、
正しいのですよ。
このサークルは、フォントのサイズ、カラーのみ対応しています。
ちなみに、ヨガの本買いましたので、またお付き合いお願いします^^icon
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from: shantiさん
2008年07月25日 01時28分15秒
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アーユルヴェーダ...スキンケア編
皆さん、こんにちは。
shantiです。
アーユルヴェーダに関することも長く書かずに年月が経ってしまいました(^_^;)
今回はとても簡単な「しみ取り法」です。
今、来られている生徒さんが「一回で効果が出たみたい」と仰っておられたので、是非、と思いまして。
方法はとても簡単です。
バナナの皮の内側でしみの部分を軽くこすって、そのまま置いておきます。 夜つけて朝までそのままでもいいし、つけて30分ほど置いてから水で洗い流しても構いません。
これだけです。
美白に関しては、きゅうりなど食材を使ったものが沢山ありますが、バナナとは....。
バナナが手に入ったら数回、お試し下さいね。
いい結果が出たらお知らせ下さい!(^^)! -
from: shantiさん
2008年07月18日 01時48分41秒
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アーユルヴェーダの治療
こんにちは、皆さん。
shantiです。
拓也さん、こんにちは。
> お元気でなによりです。でも病院に5週間とは、入院されて退院されたのなら、おめでとうございます。
そうです。 アーユルヴェーダの病院では効果を出すのに最低2週間は入院してほしいと言います。
私が普通に思っていたリラックスマッサージとは違って、医者の処方箋に沿って食生活や薬、オイルの調合そしてマッサージが行われます。
義母は膝の関節炎をよくする目的で入院しましたが、朝6時に起きてこの世とも思えないくらい(?)苦い薬を飲み、食べるものは病院以外のものは一切口にしてはいけません。 差し入れなんてもってのほかです(^_^;)
毎日1時間15分、いわゆるアーユルベーダマッサージをするのですが、おでこにオイルを垂らし、その間に両足に二人、胴体に二人、頭に二人、合計六人で延々とマッサージを続けるそうです。 毎日続くとさすがに疲れますよね。
年寄りにはこれはきつすぎる、と言っていました。 三年前は喜んで帰ってきたのですが、「2週間で十分だ、もう行かん」と言っていました。
また、アーユルヴェーダの治療時には一時期免疫力が落ちるらしく、ベランダに出ても、強い日の光にあたってもいけないと言われるそうです。 まるで、監獄に閉じ込められたようだと言っていました。
> さて、大丈夫だったのですが、少し前からの暴食の不摂生で、
> 胃が痛くなり昨日は診察、今日は内視鏡検査にいきました。
> いつものことですが、カメラには参りました。
> でも、大したことがなくて良かったです。
たいしたことがなくてよかったです。 でも、体が出した警告を見過ごさないようにして下さいね。 一生懸命に頑張ってくれた胃に“感謝”を忘れないようにして下さい。
アーユルヴェーダの治療、ちょっと苛酷そうですが、それでも2週間くらい時間が空いたらいってみたいです。
追記
よくわからずに、「日本ブログ村」というものに登録してみました。 カテゴリーのひとつにナチュラルライフがあるのでそこのリンクを張ってみました(*^_^*)
<a href="http://lifestyle.blogmura.com/naturallife/">にほんブログ村 ナチュラルライフ -
from: shantiさん
2008年07月17日 18時32分19秒
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グルプルニマ(Guru Purnima) 2
皆さん、こんにちは。
今年の7月18日はここ、インドでは満月。 そして7月から8月の間にあるこの満月の日は、ヨガやアーユルヴェーダ、古典ダンスなど伝統を率い継ぐものを習っている人々にとって“グルプルニマ”と呼ばれる、非常に縁起のよい日だそうです。
“グルプルニマ”に関しては昨年(2007年)の7月29日にもメッセージとして載せていますので、お時間があれば覗いてみて下さい。
今年は昨年とは違った方向から見てみました。
“グル”って何? と思われる方もたくさんいらっしゃるかと思います。 インドの古い言葉、サンスクリット語で、簡単に言えば「先生」のことです。
ただ、国語や数学などの知識を教える学校の先生とは違って、伝統の流れがあって、スピリチュアルな道、良い生き方などを教えてくれる先生で、日本語なら“師匠”と言う方がぴったりかもしれません。
ただ、インドでは自分が直接習ったお師匠さんがグルというのではなく、その源にある“エネルギー”が真のグルだと言う考え方が妥当な考え方だそうです。
厳しい人は、「耳元でマントラ(力のある言葉)をささやいて、多額のお金を持っていくのはグルではない」とまで言います。
でも、それで自分を救ってくれたのなら、その人にとってなくてはならない人ですよね。 しかし、その“グル”も自分ひとりでそうなったのではなく、その人の師匠、またその人の師匠の流れを受けていると言うのが大事な点だそうです。
インドでは本来「私がグルだ! 私を信じなさい」とか「ここに書かれてあることだけが正しい」と言う言い方はしなかったそうです。
クヌールでの師匠も常に生徒さんに「自分の言っている事を絶対視して信じるのではなく、自分の言っている事をまず実践し、そこから感じた体験を信じなさい」とよく言っています。
「真のグルは一人一人の心の中にいるのだ」と。
その意味では、自分を導いてくれるものは常に自分の中にいて、常に自分を守ってくれるものとも言えそうです。 でも、それを自分の中にいることを見出すのが難しいんですよね。
選んだものがよい選択なのか、単に欲から出ているのか、わからなくなることもあるかもしれません。
その自分の中の導きの存在を見えるようになるお手伝いをしてくれるのが、ヨガだと言います。 勿論、体のポーズ(アーサナ)だけでなく、呼吸法(プラナーヤ)、瞑想(ディヤーナ)なども含めてです。
ちなみに、“グル(Guru)”の“Gu”は「どこにも帰属しない」“ru”は「形がない」と言う意味だそうです。
また、他には“Guru”には「暗闇を追い払うもの」と言う意味があるそうです。
ますます、「ある特定の人」ではないですよね。
ヨガやアーユルヴェーダ、古典舞踊、伝統のものを勉強されていらっしゃる方、またそうでない方も、自分の胸に手を置いて、ゆっくり呼吸しながらしばし自分と向き合う時間を作ってはどうでしょうか?
自分の中にいる“グル”を探しに。
shantiでした。 -
from: 拓也pcさん
2008年07月10日 23時38分34秒
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「Re:Re:Re:ヨガ教師養成講座」
こんばんは。
> 後3日で88歳の義母ですが、ずっと立ちっぱなしで原稿も作らず、理路整然とした喋りをしていました。頼もしいお母さん、です。
お元気でなによりです。でも病院に5週間とは、入院されて退院されたのなら、おめでとうございます。
> 拓也さん、こんにちは。
> > 相変わらず夜は遅いですが体調は大丈夫です。
さて、大丈夫だったのですが、少し前からの暴食の不摂生で、
胃が痛くなり昨日は診察、今日は内視鏡検査にいきました。
いつものことですが、カメラには参りました。
でも、大したことがなくて良かったです。
>自分でやるとなると、いいとわかっていてもサボりがちになってしまいますから。
そうですね。やはり自分の身体が痛いとなると、教えてもらったようにしてしまいます。
> 秋に日本に少しいる予定です。ご一緒にヨガを楽しめたらいいですね。
はい、予定が決まりましたら連絡を下さい。
> 食べ過ぎにご注意下さい。
もう懲りましたから。。。
拓也icon
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from: shantiさん
2008年07月10日 03時44分52秒
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「Re:Re:ヨガ教師養成講座」
皆さん、こんにちは。
今日は今来られている生徒さんと一緒に平地のコインバトールというところまで下りて行きました。 義母が書いた本の講演を頼まれたのでそれを聞きに。
暑かったですが、日がかげっていたので、日本の蒸し暑さほどではありませんでした。
5週間のアーユルヴェーダの病院生活を明日終える、後3日で88歳の義母ですが、ずっと立ちっぱなしで原稿も作らず、理路整然とした喋りをしていました。 頼もしいお母さん、です。
拓也さん、こんにちは。
> 相変わらず夜は遅いですが体調は大丈夫です。
> 朝晩1時間づつの愛犬との散歩や、shantiさんに教えていただいた
> 肩こりや眼の疲れにきくヨガ!?は、忘れずしています。
> そうそうよく考えてみますと、肩こりも最近なくなってますね。
> 気分的なものもあるかと思います。
ずっと続けていらっしゃるのですね。 それがえらいですね。 自分でやるとなると、いいとわかっていてもサボりがちになってしまいますから。
秋に日本に少しいる予定です。 ご一緒にヨガを楽しめたらいいですね。
食べ過ぎにご注意下さい。
shantiでした。icon