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from: shantiさん
2006/05/28 01:16:10
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アシュタンガ・ヨガ(パタンジャリ・ヨガ)
こんにちは、皆さん。
shantiです。
アシュタンガ・ヨガって聞いたことがある人もいらっしゃると思います。
ネットで調べればいくらでも載っているので、別段ここであげる必要もないと思ったのですが、ヨガと言うと、これははずせないので。
「アシュタ」と言うのはサンスクリット語で「8」、「アンガ」と言うのは、「部門」と言う意味です。
むか〜し、インドのパタンジャリという偉い人がヨガを体系的にまとめ、最も権威があり、ヨガの基本の書と言われているものをまとめ上げました。 その書にヨガを極めていくのに、8つのステップがあると書かれてあるそうです。
その書には「ヨガとは何か?」「どうしてヨガをやっていかなければならないのか?」と言うようなことも書かれてあるそうです。
「ヨガというのは心に起こってくる色々な乱れを抑制するものだ」そうです。
ヨガが他の筋肉中心のトレーニングと違って、体だけでなく、心がリラックスすると感じるのは、ここに起因するのでしょうね。
この8つの部門について、今後、徐々に紹介していきたいと思います。
勿論、私のできる範囲で、ですが。
難しいと思ったら、深く考えずに、”あ、そーなの?”ぐらいで流して下さいね。
それでは、ひとまずここで。
コメント: 全4件
from: さちさん
2006/06/09 11:17:33
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「Re:ヨガ(アーユルヴェーダ)の基本」
こんにちは。
久々に読んで、何か凄く内容の深いことが書かれてあるのでびっくりしました。 ちょこちょこ来て読まないとダメみたい...。 でも、ヨガの基本って人が生きていくうえでの基本の上に成り立っているというのがわかりました。 (この解釈でいいんですよね?) heshizou さん、私も少し体、柔らかくなりました。 ほんのちょっとですが。 でも自分では進歩だと思ってます! ちょっとの進歩を喜びに! と前向きに考えています。
from: shantiさん
2006/06/09 01:28:45
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「ヨガ(アーユルヴェーダ)の基本」
こんにちは、皆さん。
5月28日からアシュタンガヨガについて少しずつ書いてきました。 5月29日にはヨガをするに当たっての心構えとして、他と調和していくための守るべきものとして、YAMA(ヤマ)というものを少し紹介しました。
その5つはすべて大事なのですが、ヨガでもアーユルヴェーダでも最も人として大事な守るべきことは1番目の「アヒンサ(AHIMSA)」:(他を傷つけないこと)だそうです。 これは人に対してだけでなく、すべての生き物ー植物も動物もそして自然の秩序ーも含まれるそうです。 そして以前にも書いたように、行動だけでなく、言葉や考えも含みます。
「アヒンサ」はヨガを練習する上で最も守らなければならないことだと書いてある本もありました。
暴言を吐いたり、暴力を振るったり、他に対してよくない思いを抱いたりする一方で、どうやってヨガをして平穏な心を求めることが出来るのか。 ...そうですよね。
「アヒンサ」は健康な体と心を取り戻し、あるいは維持しようとするアーユルヴェーダの治療を助ける基本となるそうです。
他のものを傷つけて成り立っているような心や生活様式から、「健康」な体、心を取り戻すことが出来るのか。 ...同感でした。
ヨガの種類がいっぱいあるように見えますが、すべて、この8つのステップからなるアシュタンガヨガ(パタンジャリヨガ)が基本になっているそうです。
ただ、あまりにも体中心になりすぎてしまって、一番大事な、人が今ここで生きていく上で守らなければいけないルールについての重みが置き忘れられてしまっているそうです。
ヨガの一部だけがクローズアップされてしまってそれだけがヨガだという風に思われているのが現状かな、とも思います。 勿論、習っている人だけではなく、教えている人がしなければならない事はもっとたくさんあるような気もします。
インドに面白い‘たとえ’があります。 象とは何か知らない人が目を閉じて、象の尻尾をつかんだだけで、‘これが象だ’と思い込むと言うものです。 別の人は足だけを触って‘これが象だ’と思い込みます。
全体を見ることの大切さがよくわかる‘たとえ’だと思いました。 全体を見るように導いてあげる人がいたらもっといいんじゃないかとも思いました(自分では見られない私の甘さが出ている考えかも)。
私はこのたとえを聞いたとき、自分自身、凄く‘気をつけよう’と思いました。
なんか、内容がカタくなってきすぎたような気がします。
アーユルヴェーダの医者の話を聞いたりしたので、ちょっと勢いに乗ってしまったのかもしれません。
読みづらくなってしまっていたらスミマセン。
shantiでした。
from: shantiさん
2006/05/29 20:47:32
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「アシュタンガ・ヨガ(パタンジャリ・ヨガ)...第1ステップ」
こんにちは、皆さん。
アシュタンガヨガの8つの部門の最初のステップです。
第1ステップは「ヤマ(YAMA)」です。
これは、よい行いへと自分を導いていくことです。 自分の周りの人、社会に対してするべきことを言っています。 はっきり言って「道徳(モラル)」についてです。 全部で5つあります。
1番目は 「アヒンサ(AHIMSA)」: サンスクリット語で「非暴力」と言う意味です。 手や足を出すことは勿論、言葉でも、考えでも暴力をふるってはいけませんよ、ということです。 「非暴力」と聞くと、マハトマ・ガンジーを思い出します(学校の歴史で習っただけですが)。
2番目は 「サティヤ(SATYA): サンスクリット語で「真実」と言う意味です。 常に真実を口にしなさいよ、ということです。
3番目は「ブラフマチャリヤ(BRAHMCHARYA): サンスクリット語で「禁欲」と言う意味です。 大概、性的欲求を抑える、と書いてあるのですが、ちょっと違うようです。 なぜなら、偉大なヨギの中には結婚して、たくさん子供がいる人もいてるからです。
これは、感覚のコントロールをすることで、例えば、食欲や、所有欲など、必要以上に欲求を起こさないようにすると言うことだそうです。 勿論その中に性欲も入ります。
4番目は「アステヤ(ASTEYA): サンスクリット語で「窃盗しない」と言う意味です。 文字通り、人のものを盗まないと言う意味です。
5番目は「アパリグラハ(APARIGRAHA): サンスクリット語で「無執着」と言う意味です。 彼氏、彼女、服、お金、宝石、食べ物、土地...この世にあるものはすべて永遠ではないので、それにしがみついても一時的な幸せしかもたらしてくれない、それらに心を惑わされないようにしなくてはいけないということです。
この、目の前にあるもの(自分の外の世界にあるもの)に対する「執着」を取り除くことが、ヨガではとても大事なことになるそうです。 なぜなら、それらこそが、私達の心にストレスを生じさせ、それが重なると体まで壊してしまうことになるからです。
パタンジャリさんは、ヨガによって体も心も清くしていくんだと言っています。
ポーズを取っていく運動だけでなく、まずはこういうモラルを守ることで、心を清くしていき、それと連動して体も清くなっていくのでしょう。
...奥深いです。
それでは。
from: shantiさん
2006/06/09 16:22:23
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「Re:Re:ヨガ(アーユルヴェーダ)の基本」
さちさん、こんにちは。 shantiです。
学校のお勉強じゃないので、あまり深く考えずに、「あ、そーなの?」ぐらいで軽く流して読んでいって下さいね。 ヨガの元々はこうだったんだ、ぐらい感じてもらえればいいです。 だって、何千年も昔のものだし...。 でも、今でも立派に通用するんですよね。 昔の人はエライです。
少しでもいいことがあったら、前向きに! その通りですよね!
それでは。
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