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from: shantiさん
2006年06月18日 01時13分28秒
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ヨガの目的(2)
みなさん、こんにちは。
shantiです。
4月19日のスレッド[19]でも「ヨガの目的」というのを書いたのですが、また違った言い方で。
さちさんが書いておられた事例のように、私達は日常の生活の中で外のものに惑わされず、自分の内に心を向けるのはとても難しいことです。
嬉しいことも、楽しいことも、腹の立つことも、悲しいこともすべて外のものとの関係で成り立っているんですよね。 嬉しいことばっかりが続けばそれでいいんでしょうけれど、そうは行かない。 でも、同じ事柄でも、ある人にとっては凄くイライラすることでも違う人にとったら何でもないということ、ありますよね。 すべて自分に外のものがどう映っているかによって感情の起伏が現れてくるんですよね。
ヨガの目的は、そういう外界のものに惑わされずに、常に静かな気持ちを持つことができるようにするというものです。
永遠でないものに執着し、幸せを求めてもそれは一過性のものに過ぎない、次の幸せ、次の幸せを求め続け、心が休まることができないと言うのです。
アシュタンガヨガとも呼ばれるヨガの教科書とも言うべきものをまとめたパタンジャリと言う人は「ヨガとは心がじっとすることだ」と言っています。
またヨガの最終段階が「悟り」だと言うと、何か仙人みたいになるような気がしますが、今の段階で私なりには、人との繋がりは勿論、自然との繋がりをもう一度取り戻して、今自分がこの世界でどう生きていくべきなのか、自分を見つめ直し、それを「悟る」ことだとも考えられるのではないかなと思っています。 そういう意味でヨガは理論よりも生き方の実践なんだと思っています。
だから、前に書いた、“ヤマ”、今後ご紹介しようと思っている“ニヤマ”というものがヨガの基本になるのだと思います。
昔からインドではヨガの教師は日々の生活での規律や生き方をきちんと教えたそうです。 この点を考えたら納得できますよね。 昔は“学校”なんていうものがなかったでしょうし。
余談ですが、外に向いている感覚器官を閉じて、自分の内に注意を向ける呼吸法がヨガにはあります。 やった人は凄く気持ちがいいといいます。
ちょっと話が堅くなってしまいましたね。 でも、この部分はヨガの基本部分なので、きっとまた繰り返して書いてしまうと思います。
それでは。
コメント: 全1件
from: のぶさん
2006年06月18日 15時44分28秒
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「Re:ヨガの目的(2)」
シャンティさん、みなさんこんにちは〜p(^^)q
お久しぶりです。いまのように世界が近くネットで何処に居ても繋がる現代では隠者や仙人のようになるのは難しいですよね、いやむしろ日常に在って普通に生きて愛の表現者でいることが大変意義のある時期でありますね、仙人よりある意味修業になり実益もあるかと思います、悟りから新にはじまり楽しみが増えるのですから現代は恵まれているのではないでしょうか、と想うこのごろです(^-^)
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