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from: shantiさん
2006/11/19 20:31:23
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セラピーヨガ
皆さん、こんにちは。
shantiです。
昔から伝えられているヨガは、
普段の生活の中で心をコントロールし(パタンジャリヨガ(アシュタンガヨガ=ヨガの8つのステップ))の第1,2ステップ「ヤマ」「ニヤマ」)、
その上でアーサナ(ポーズ)をすることで体をコントロールできるようにし(同じく、第3ステップ)、
プラナーヤマ(呼吸法)をすることで生命エネルギーの通り道をきれいにして、体と心を結びつけ(同じく第4ステップ)、
さらに色々な外の情報に振り回されている心を私たちの内側(内面)に向け(第5ステップ)、
心を一つの方向に向け(第6ステップ)、
心を鏡のように穏やかに、綺麗にしていきます(第7ステップ)。
これらの過程を経て、最終的には体や心にこびりついている垢や汚れが落ちて、自分自身が本来は実に純粋でとても光り輝いていて、ちゃんと自然の一部としてここにあるんだということを感じていきます(第8ステップ)。
上の言い方は私なりの言い方で、とても荒っぽいですが、ヨガとは本来は体、魂、精神全体に働きかけるものだそうです。
心臓疾患に効く、糖尿病に効く、不妊に効く、鬱に効く....。 確かにある種のアーサナーや呼吸法、ムドラー(手の形)、瞑想を組み合わせることで特定の症状に有効なヨガはありますが、元来自分に故障があることを知らずに、ヨガをやり、ヨガのおかげで表に表れていない故障部分を修復することが出来ます。
で、ヨガの本質と言うのはここにあるそうです。
ヨガをしていれば健康でいられる、と言ううたい文句はこのへんに起因すると思います。
特定の症状に対するヨガを私たちもしていますが(セラピーヨガ)、それは上の8つのステップから逸脱したものではありません。
また、荒っぽい言い方になりますが、普通にヨガをして、その上にちょっと付け足しでそれぞれの症状にあわせたヨガをするという感じです。
アーユルヴェーダによると、人も含めてすべてのものは5つの元素(宇宙(空間)、空気、火、水、土)からなるとされていますが、それらのバランスの違いにより、人には違った気質ができてくると言います。
本来のヨガではその気質も考えて色々な指導がなされるようです。
ヨガを本来の8つのステップに従ってやっていれば、全ての心、体のバランスがよくなり、塞がっているエネルギーの通り道が開いて、全体的に良い状態になれるようです。
食べるものも、生活習慣(食べる、寝る、働く、休息する)もこれが体にいいからと言って、一つのものに集中するとバランスを崩して、体を壊しますよね。
それと同じだと私は思います。
コメント: 全1件
from: 拓也さん
2006/11/20 00:04:26
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「Re:セラピーヨガ」
シャンティさん大変わかりやすく求めていたものです。
ありがとうございました。
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