-
from: shantiさん
2007年03月07日 23時05分07秒
icon
アグニホットラ..少しでも環境を良くするために
インドの古い文献にヴェーダというものがあります。
ヨガの基本的な考え方もココから出てきています。
そのヴェーダに「アグニホットラ」なるものが書かれています。
荒っぽく言えば、“家庭版護摩焚き”でしょうか?
昔からヨギは、色々なお祈りの言葉を唱えながら、大きな火を焚いて世界の平和や安定を願ったと言います。
それは今でも色々な場で行われているそうです。
でも、一般家庭では大きな火を何日も焚けないし、たくさんの長いお祈りの言葉も覚えられません。
そこで「アグニホットラ」の登場です。
大きな場所も長いマントラも難しい儀式もいりません。
その働きは、それを行う個人は勿論、その周りの環境にも強いヒーリングの力をもたらしてくれるというものだそうです。
アグニホットラをすると、火を見ているだけで癒されます。
インドの古来から伝わる科学ですが、残念ながら、インド人ですら忘れている人が多いと聞きます。
それをすることでウイルスは勿論、今問題になっている放射線や電磁波からも環境を守ることが出来るとも言います。
今回は詳しいことには触れませんが、今まで地球のことを省みなかった私たちに出来る大きな恩返しになるかもしれません。
shantiでした。
コメント: 全11件
from: shantiさん
2007年08月12日 03時34分35秒
icon
「Re:Re:Re:アグニホットラ..少しでも環境を良くするために(2)」
アイコンさん、こんにちは。
> 特に牛の乾燥ウンコですか^^;
> そんなもの手に入らないのが普通な気が・・・
> もし、タイ人に聞いても適当に「これは‘牛のウンチ`だ」と乾燥させた何かまがい物のウンチを渡されそうで怖いです^^;
そうですね。 ウチの周りは牛が普通に歩いているので(^_^;)、晴れた日には道に落ちている半分乾いた牛の糞をはがして持ってかえってさらに良く乾かし、燃料に使っている人は多いようです。
インドの平地の田舎では、家の壁に牛糞を貼り付けて乾かしているのを見ました。 ただ、工場で出荷している牛糞は燃料用に売っているもので、燃えやすいように色々混ざっているのでアグニホットラには向かないそうです。
牛糞に関しては日本でも色々な人が努力をして下さっているのですが、今の所、これといったものが手に入らない現状です。 クヌールに来られた方には要望があれば送ったりしているのですが、すぐに燃えてしまうのでそう長くもつものでもなく、また、今はこちらが湿気が多いので特に送りにくくなっています。
で、仕方がない場合の代用品ですが、松の枝、マンゴーやイチジクの枝や葉の乾燥したのがいいそうです。 火をつけるための樟脳があれば良く火はつきます。
が、松の枝で試された方からはイマイチだったという報告は受けています。
> 儀式に必要なグッズが重要なのか、唱えるマントラが・・・(そういえば、日の入りと日の出にこのアグニホットラは行い、それぞれのマントラが決まっていてはじめなければならないんですね^^;)、執り行なう人の心が重要なのか・・・そういうことのような気がしますが
全て重要です(~_~;)
インドではこの世のものは(私達の体も含めて)5つの元素(空間、空気、火、水、土)でできていると言われているそうです。
そして今の時代、全てのものが汚染されています。
火の汚染って?
私達は火を使って調理もしますが、いらないものや汚いものを燃やすのに火を使っています。 それが“火が汚染されている”ということの意味だそうです。 アグニホットラやそれ以外の火を使う儀式では神聖なものを火にくべます。
火の中に入れたものはその質が変わるだけで、無くなりません。
この意味でもアグニホットラは、自然から取ってばかりの私達が何らかの形で自然に何かをささげるという重要な機会になります。
写真は北インドの平地で見た風景です。 沢山の陶器のポットが見えます。 バニヤンという枝から根が生える木の下でお年寄りが談笑しています。 そして手前の荷台に山積みになっているのは、紛れも無く牛の糞(カウダン)です!!
shantiでした。
from: shantiさん
2007年08月12日 02時58分07秒
icon
「Re:Re:アグニホットラ..少しでも環境を良くするために(2)」
皆さん、ninaさん、こんにちは。
> あたしもアグニホットラできればやりたいです。
> 地球のために少しでも自分が協力できるのであれば、、、、
そういう気持ちの方がいらっしゃるというのがとても嬉しいです。
> でも、shantiさんの言っていた
> 「ちゃんと寸法の決まったピラミッドをひっくり返したような純銅製の器、牛乳から作った“ギー”、未精米(玄米)、良く乾燥したオーガニック国産牛の糞」
> は用意できません(泣)。(玄米は◯)
アグニホットラポットは寸法が決まっていて、そういう工場にこういうものを作ってくれって言ったら作ってくれるかも(商売にならないと無理かもしれませんが(^_^;)。
マントラは専用のマントラがあります。 録音して皆さんにお聞かせしようと思案中です。
でも、クヌールで学んだ方達がいらっしゃるのでその方達と連絡を取って、実物を見たり教えてもらう方が早いかもしれませんが(^^♪
「ギー」は自分で作れます。
オーガニックの無塩バターを買ってそれをフライパンなどに入れ、弱火でゆっくり熱していきます。 しばらくすると泡が出てきます。 その泡が出てこなくなって落ち着いたら火を止めます。 フライパンの中にできた黄金色の液体が「ギー」です。 覚めたら布などでこして密封容器に入れます。
上に浮いている、あるいは下に溜まっているものは料理などに使えます。
かき混ぜたりしなくてもいいのですが、危険なのでその場を離れないようにして下さい。
「ギー」はピュアなものなので、バターのように冷蔵庫に入れなくても腐りません。 2,3ヶ月は大丈夫です。
> アグニホットラできなくても、
> 自分で地球のことを考えて、どのようにしたら地球に優しく、
> この地球の病気を止められるか、、、を考えて生活していくことで
> いい方向に変っていきますよね。
> 今までは、人が住みやすい暮らしやすいように
> 地球のことを考えず、自然を破壊し、便利なものを開発・発達させてしまったがために
> 気づかないところで一番の基盤である地球が病気になってしまった。。。
>
> でも、地球は私たちにこれからの地球環境を考える時間を与えてくれました。
日本はもっと早くに火山の爆発や津波や地震でひどい目に遭っているところだったのだけれど、日本にいる人々がninaさんが書かれたようなことに気が付いて、色々な形で努力しているから、全日本的な被害が出ていないと言うのを聞いたことがあります。
その真偽のほどはさておき、本当にそういう考えの方たちが日本でも増えてきているのを聞くと、本当に嬉しくなります。
特に四季の移り変わりと共に生きたこの国に住む人々には自然を愛し、自然と共に生き、自然に畏敬の念を感じる遺伝子のようなものがあるのではないかと思います。 ただ、みんな今の消費社会の中でそれを忘れているだけで。
実は私にそれを思い出させてくれたのが、初めての此処クヌールでの生活でした。
身内の殺人が起こったり、立場の弱い人を騙したり、若者の性生活が乱れてとんでもない事になっていたりする日本ですが、まだまだいい面も持っています。
瞑想も環境中にいいエネルギーを引き付ける、とても重要なものだそうです。
勿論、以前書いたアシュタンガヨガ(パタンジャリヨガ)の第1,2段階の「ヤマ」「ニヤマ」に沿った生活をすることも、人の心を綺麗にするとても大事なことです。
そう考えると、私達にできること、沢山ありそうです。
shantiでした。
from: アイコンさん
2007年08月12日 01時55分20秒
icon
「Re:Re:アグニホットラ..少しでも環境を良くするために(2)」
shantiさん、ninaさん、こんばんは^^
インドのボパールの化学工場事件のお話はとても興味深いですね。ますます自分で一度やってみたくなりました^^
いつも楽しい情報をありがとうございます。
で、私もninaさんと同じような疑問があったので、実は今週インターネットで調べていたんですが、何かに代用できる情報は何もなかったですね。
特に牛の乾燥ウンコですか^^;
そんなもの手に入らないのが普通な気が・・・
もし、タイ人に聞いても適当に「これは‘牛のウンチ`だ」と乾燥させた何かまがい物のウンチを渡されそうで怖いです^^;
その昔、インドでは牛の糞を乾燥させたものを燃料として使っていたんですね。
ということは何か小枝とか燃料でいいような気もしますが・・・というのも、昔、みんなでそういう儀式をしていたということは一般的に手に入りやすいものを選んで執り行なっていたと考えられないかなと思ったりもするんですが・・・そのあたりは自分でやってみて、答えを出すしかないのかな・・・とninaさん、私はそう思いました。
根がいい加減にできているのでついつい楽をすることを考えてしまいます^^
でも本当に牛の・・・は入手難しいですね。
私もそう思います。
儀式に必要なグッズが重要なのか、唱えるマントラが・・・(そういえば、日の入りと日の出にこのアグニホットラは行い、それぞれのマントラが決まっていてはじめなければならないんですね^^;)、執り行なう人の心が重要なのか・・・そういうことのような気がしますが・・・これはshantiさんのお話を待ちましょう^^
ポットは外国の通信販売で買えるようですよ。30ドルくらいの値段でしたね。
それではまたメールします。shantiさん、ninaさん、おやすみなさい。
from: nina - 2さん
2007年08月10日 09時22分59秒
icon
「Re:アグニホットラ..少しでも環境を良くするために(2)」
shantiさん、みなさん、おはようございます。
ninaです。
あたしもアグニホットラできればやりたいです。
地球のために少しでも自分が協力できるのであれば、、、、
でも、shantiさんの言っていた
「ちゃんと寸法の決まったピラミッドをひっくり返したような純銅製の器、牛乳から作った“ギー”、未精米(玄米)、良く乾燥したオーガニック国産牛の糞」
は用意できません(泣)。(玄米は◯)
なにかに代用できるものや、形が同じようなものであれば大丈夫なのでしょうか?
マントラもアグニホットラ専用のマントラがあるのでしょうか?
自分のマントラはあるのですが、それではあまり効果がないのでしょうか。
アグニホットラできなくても、
自分で地球のことを考えて、どのようにしたら地球に優しく、
この地球の病気を止められるか、、、を考えて生活していくことで
いい方向に変っていきますよね。
今までは、人が住みやすい暮らしやすいように
地球のことを考えず、自然を破壊し、便利なものを開発・発達させてしまったがために
気づかないところで一番の基盤である地球が病気になってしまった。。。
でも、地球は私たちにこれからの地球環境を考える時間を与えてくれました。
shantiさん、みなさん、
また色々教えてくださいね。
よろしくです☆
from: shantiさん
2007年08月10日 06時00分43秒
icon
「アグニホットラ(Agnihotra)..世界に知られるようになったきっかけ」
皆さん、こんにちは。
shantiです。
“アグニホットラ(Agnihotra)”のことについてもう少し。
クヌールでアグニホットラの事を習って、日本にそれを持ち帰った人達の周りで少なからず興味を抱いて頂いた方達がいらっしゃると以前聞きました。 やはり、地球はこのままでいいんだろうかという一種の危機感を持っておられるとのことです。
インドの「ヴェーダ」という古いサンスクリット語で書かれた書物の中でこの火を使う儀式は“ヤギャ(Yagya)”として紹介されているそうです。 また同じくインドの古い書物“ギータ(Gita)”にも“ヤギャ”と言う言葉で述べられているそうです。
で、そもそもこの“アグニホットラ”なるものが世界的に有名になったのは、インドのボパール(Bhopal)と言う所で1984年12月3日深夜に起こった世界最悪の化学工場事故がきっかけだそうです。
殺虫剤を生産していた化学工場で有毒ガスが漏れ、最終的には1万5千人から2万人が死亡したと伝えられ、今なお後遺症で苦しむ人がいる大惨事だったそうです。
この事故については詳しくはウィキペディア「ボパール化学工場事故」に載っていますのでご興味おありの方は、ご覧になって下さい。
で、その大惨事の中、ひどい被害を受けた地域に居た2家族だけは誰も死なず、病院に行く必要もなく、現在も生存されてるそうです。 この2家族に共通していたことは毎日“アグニホットラ”をしていたということでした。
この奇跡に世界中が注目し、アグニホットラについての科学的な検証が始まったそうです。
このニュースは“The Hindu(ザ・ヒンドゥー)”と言う、インドの大手新聞の1985年5月4日付に‘Vedic Way to Beat Pollution(毒を打ち負かすヴェーダの手法)’という記事に載ったそうです。
事故を起こしたアメリカウエストバージニアにある親会社はこのアグニホットラの効果を研究すべく巨額の寄付を出して、ウエストバージニア大学に研究を依頼したそうです。
ドイツでも研究が進んでおり、その効果は科学的に証明されているそうです。
....と以上は私が最近勉強した範囲です(狭いですが)。
もっともっとご存知の方も勿論いらっしゃるとは思いますが(^_^;)
マントラや効果についてはまた、次回に....。
shantiでした。
from: アイコンさん
2007年08月09日 09時00分53秒
icon
「Re:アグニホットラ..少しでも環境を良くするために(2)」
shantiさん、おはようございます^^
早速ご返事ありがとうございます。
「アグニホットラ」の解説ありがとうございます。週末からタイは連休なので、探しに行ってきます。私もおうちでやります^^
やる時間帯はいつでもいいんですか?(素朴な質問^^)
それから決まったマントラは・・・わからないので、前回shantiさんがお話になっていたマントラの考え方でつぶやいていていいんでしょうか・・・^^; と言いつつ、私のマントラを探さねばならないんですが・・・^^;
でも、ありがとうございます。この休みからはじめます。アイコン
from: shantiさん
2007年08月09日 02時49分26秒
icon
「アグニホットラ..少しでも環境を良くするために(2)」
アイコンさん、皆さん、こんにちは。
クヌールへ来られたヨガの生徒さんはヨギが用いた環境浄化の一つのテクニックである、「アグニホットラ」も学んで帰られます。
ついでにアグニホットラをするためのセット(!!)も持って帰られます。
3月7日の[881]にも触れましたが、これは宇宙の良い気を吸収し、その場の気を変えるテクニックです。
ちゃんと寸法の決まったピラミッドをひっくり返したような純銅製の器、牛乳から作った“ギー”、未精米(玄米)、良く乾燥したオーガニック国産牛の糞、そして聖なる言葉“マントラ”がいります。
これをすることにより、家庭内の不和が収まったり、家に閉じこもっている人が外に出られるようになったり、また放射線や電磁波から守ってくれるそうです。 その都市のたった2%の人でも続けてやれば、人々が穏やかになり、犯罪率も落ちてくるとか。
こういう優しい火は見ているだけで癒される感じがします。
shantiでした。
from: shantiさん
2007年03月12日 23時25分03秒
icon
「地球への恩返し。」
mothertreeさん、こんにちは。
> 自分が出来ることで(例えそれがどんなに小さなことでも)地球に恩返しできる。今までもそしてこれからも大切なことかもしれませんね
仰るとおりですね。 息を吸って、物を食べて...当たり前すぎて、それがないとどうなるかと言うことをあまり考えていませんものね。
数十年前までは“水を買う”なんていうこと、考えられなかったでしょうね。
そのうち、空気も買うようになるんでしょうね(すでに空気清浄機とかはありますものね)。
自分達が汚したのだからそのしっぺ返しを受けて当然と言ってしまえばそれまでですが、それで終わってしまうのはあまりにも悲しすぎるし、ある意味、無責任ですものね。
とことん、耐えてそれでも私たちを受け入れてくれている地球に恩返し、したいです。
ヨガはそれをも手伝ってくれます。 そんなこと、以前は考えたこともありませんでしたが。
from: アイコンさん
2007年08月12日 19時44分11秒
icon
「Re:Re:Re:Re:アグニホットラ..少しでも環境を良くするために(2)」
shantiさん、メッセージありがとうございます。
(前回アイコンの発言)
儀式に必要なグッズが重要なのか、唱えるマントラが・・・(そういえば、日の入りと日の出にこのアグニホットラは行い、それぞれのマントラが決まっていてはじめなければならないんですね^^;)、執り行なう人の心が重要なのか・・・そういうことのような気がしますが
>> 全て重要です(~_~;)
そうなんですか・・・^^;
>> インドではこの世のものは(私達の体も含めて)5つの元素(空間、空気、火、水、土)でできていると言われているそうです。
>> そして今の時代、全てのものが汚染されています。
>> 火の汚染って?
>> 私達は火を使って調理もしますが、いらないものや汚いものを燃やすのに火を使っています。それが“火が汚染されている”ということの意味だそうです。アグニホットラやそれ以外の火を使う儀式では神聖なものを火にくべます。
>> 火の中に入れたものはその質が変わるだけで、無くなりません。
>>この意味でもアグニホットラは、自然から取ってばかりの私達が何らかの形で自然に何かをささげるという重要な機会になります。
そうなんですね。とても勉強になりました^^
ど素人のクセに代用できないのかと生意気なこと言って申し訳ございませんm(_ _)m
とても大切な儀式だということがよくわかりました。
カウダンの画像・・・
荷車に詰まれた牛の糞がいまや金塊に見えます^^
いろいろそれるのは少し時間かかりそうですが、みんなでこの世界を綺麗にしたいですね。またshantiさん、いろいろ教えてくださいね。shantiさんもお忙しいのにいろいろ聞いてしまってすいません。
私は今日もいけなかったので、明日こそ時間を作ってインド人街に行きたいです。そこで銅製のポットくらい見つかればいいんですが・・・。カウダンも聞いてみます・・・絶対難しい気がしますが・・・^^
それではまた。
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
icon拍手者リスト