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from: shantiさん
2012年07月03日 23時54分15秒
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グル・プルニマ(自分の内にいる師に敬意を表する)
こんにちは、皆さん。
3日は満月。 そしてインドでは「グル・プルニマ」と呼ばれる大事な日です。
「グル」とは暗闇(恐れや怒り、嫉妬、悲しみなど)の中でうごめいている私たちに光を示し、どう生きるかを示唆してくれる者だそうです。
新しいヨガではそれを始めた方に対して敬意を表することで終わるのかもしれませんが、インドの昔ながらのヨガはそれだけではないようです。
勿論、その方がいらっしゃらなかったらそのヨガを楽しめていなかったので、それは大切なことです。
が、インドでは....。
師匠にはその師匠がいらっしゃり、そのまた師匠がいらっしゃり...連綿と続くそのエネルギーの流れがなかったら私たちは現在の師匠との出会いもないし、進むべき方向も見えないまま。
その「エネルギー」に対し、感謝すると共に、
「真のグル」とはどこかの誰かではなく、「自分の内にいる」というのがインドのヨガの考え方です。
心を静かになれば、その声が聞こえて来、自分の進むべき道が見えてくると言うのです。
別にヨガをしていなくても、特定の「グル」を持たずとも、いろんなしがらみで無理をしている私たちはちょっと一息ついて、自然の一員である自分たちの存在を意識してみるのもいいのではないでしょうか?
自然のエネルギーの中に私たちは生かされていますから。
写真は今夜の満月。 時間を逃して残念ながら月の出は見られませんでした。
月の前に木の葉っぱがゆさゆさ揺れていたのですが、形状からしてユーカリです。 そう、コアラの好きな(*^_^*)
shantiでした。
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