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from: shantiさん
2009年04月09日 00時25分44秒
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一期一会(いちごいちえ)
皆さん、こんにちは。又長い間お休みしてしまいました。先日、インドの昔の教えを読んでいたのですが、まさにインド版一期一会(?)だと、感じ入ったものがあり
皆さん、こんにちは。
又長い間お休みしてしまいました。
先日、インドの昔の教えを読んでいたのですが、
まさにインド版一期一会(?)だと、感じ入ったものがありました。
「一期一会」は安土桃山時代の茶人、千利休の言葉。
“お互い、明日も無事でいられるかどうかはわからない。
だからこそ、今の出会い(おもてなし)を大切にし、これが最後かもしれないと言う覚悟で人に接しなさい”と言う意味だそうです。
以前にも書かせて頂いたことがあるのですが、
「過去は歴史に過ぎず、未来は不確かなもの、今この瞬間だけが現実。 だからこそ、今を大事に生きよう。」
インドの昔の教えとはこうです。
5000年は前のものと言われる「ギータ」の所で出てきたパンダヴァの5兄弟の長男(王)の所に1人の男が助け(お金)を求めてきます。
が、王は「今はちょっとダメだから、明日もう一度来い」と言います。
それで男は帰りますが、それを聞いた兄弟の1人が宮殿に人を集め、「明日は祝いの日だ。 盛大に祝うぞ!」と宣言します。
何の祝いかわからなかった王はその理由を聞きます。
「今日お願いに来た男をあなたは明日来いと言って帰した。 果たして明日、あなたが生きていると言う保証があるのか? そして男も。 もしも二人とも生きていたとしたら、そんな凄い事はないだろう? だから祝うのだ!」
すぐには意味を飲めこめなかった王もはっと気づき、部下に命じて男をすぐに呼び戻したそうです。
昔は治安が悪かったからじゃないか、とも言えるかもしれませんが、
今の時代も「行ってらっしゃい」と言って見送った家族が突然事故に遭ってしまったり、
「又そのうち会おうね」と言っていた友達が病に倒れたり、一秒先のことも予測不可能です。
勿論、自分も然りです。
人との出会いは偶然ではなく、必然だというのがインドの考え方です。
何かが必要だからその人に会うことになったのです。
その何かは今はわからず、将来わかるのかもしれません。
「類は友を呼ぶ」と言う言葉があります。
インドでもやはり同じようなエネルギーの人はなぜか集まると言います。
が、出会う人の中には一般にいう“いい人”とは限らず、悪い人もいるかもしれません。
それでも何か意味があるのです。
必ず自分を高めてくれる何かがあると信じる心が大事なのかもしれません。
嫌な気持ちや恨みを引きずって生きるよりも、
感謝や思いやりの気持ちで今を過ごした方がいいに決まっていますよね。
「よいことは先延ばしにするな。 今できることは今しなさい」というのが先のインドの昔の教えだそうです。
何気に空を見ると夕暮れ前の雲の上が七色に。
部屋に入られていた生徒さんを呼んで皆で感激していました。
以前、自然を、雲を眺めるのが好きだと仰っていたサークルのメンバーさんがいらっしゃいました。
絶対に同じ形がないからこそ、今見ているこの一瞬に感激し、大事に思うと。
shantiでした。
from: shantiさん
2009年04月09日 01時41分20秒
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「「江戸っ子」とヨガの考え方」こんにちは、みなさん。いつ、来れるかわからないので続けてもうひとつ。過日「江戸っ子」についての記述を読んでこれまたインド