「【スペイン・バスク地方】　その９」

さて、晦日のこの日は、【旅のトラブル】です。
この写真を見るたびに、「翌日のトラブルの予兆」を感じます。
いや、それよりも、飛び込みで４５Euros請求され、シャワー・洗面が別室で、マラソン大会が翌日、と聞いた時に、厭な予感はしたのですが・・・はずれないものです。

おねぃさま、日本国内において、「盆暮れ正月」は、病気になったり、怪我をしてはいけない時期なのです。何故って、医者も休んでいるからです。娘さんはまだ２９日で良かったですね。晦日〜三が日は、多分どこもやってないと思います。

これは昼を食べ終わってから、マラソン大会に向け、練習を積む地元ランナーを見ていたのですが、ふと、大通りの向こうに、Catedoralの塔を見かけたので、これも１０数回切り直して、撮りました。そぅ〜、この大通りを渡り、１ブロック行けば、バスは捕まえられる、と思ったんですよねぇ〜。しっかし、翌朝はテクテク、ピギーバッグを引きずりながら歩いたのですが、捕まえられませんでした。まさか、交通規制を敷くなどと思ってもみなかったので、バスの番号を見ておくのをすっかり忘れていたのもあります。

おおよそ、この写真を撮った地点から、Catedoalまで、荷物を引きずって約２０分程度。Catedoalを通り過ぎて、バスステーションまで、２０分弱かかりました。これが、スーツケースだったら、泣きを見ていました。最近は、エレベーターの設置がされていないHostalに泊る可能性（今回は１００％）を考慮すると、どうしてもピギーバッグになってしまいます。

実は、前回７月にここを訪れた折も、CatedoralはSiesta中で見られませんでした。今回も日曜日にあたり、ミサはあったのか無かったのか、鍵がかかっていました。まぁ〜、バスク地方は教会建築的には、そう見どころめいた場所は殆どないかと思われます。

ゴロゴロ荷物を引いて行く途中、前回アイスクリームを買ったお店、謎の爺ｘスペイン美女カップルがいたBarの前を通り過ぎました。考えてみれば、前回も旧市街からバスステーションに戻るバスに行き当たらず、歩いていったので、その道筋を今回もたどったのですね。

スペイン国内をバス移動する場合、午前中は１３：３０までに乗らないと、Siestaになるので、次のバスは１５：００過ぎと考えなくてはいけません。今回は、もしかして全行程歩く羽目になるかも？、と思い早めに歩きだしていたので、１３：００前のバスに乗れました。

総称スペイン人は、日本人からすると、かな〜り適当な人たちではありますが、列の順番、座席については、厳格な面があります。今回は、何とか間に合った〜と、バスのドテっ腹にピギーを入れ、余りに疲れたもんで、適当な席に座ったら、髪型がクレオパトラ崩れの、アイメークしすぎの怖い女性に睨まれ、慌てて席を移る羽目になりました。それにしても、座席番号を表す語彙が、何だかCastilla/Galiciaと違うんですがぁ〜（まぁ、これはわたしの修行不足でしょう）。あの睨みは、石になるかと思う程、怖かったなぁ。

それにしても、トラブルはもう一つあったのです。