「【Pais Basque〜Pais Vasco】 St. Jean Pied de Port 8」

みなさま、こんばんは。
コメントはあるのですが、まずはお食事から入りたいと思います。
朝食は甘あま〜なケーキ類、そこから城砦に上り登り、石畳の道を下って、幽霊もどきの巡礼者の監獄を見て、日曜日の町中で小物ショッピング（写真を撮っている方が多い）、やはり巡礼の出発地点を入念に見て（下見ではありません）、それからおもむろに大事な大事な昼食の選択に入りました。

帰りの電車は13:20です。１０ｋｍ向こうの国境のあちら側では、昼食は１４：００〜ですが、一応フランスなので、１２：００〜食べられる点が今回は良かったのです。しかし、サービスはトロイだろうし、急に団体さんが入ってきたので、デザートを持って来てもらうのと、支払いは同時にやらせました。

そうですね〜、レストランはけっこう数があるのですが、25-30 Eurosからという処と、10 Euros台からのと、半々の割合でした。Menu del fin de semanaのフランス語が書いてあった気もしますが、週末のMenuでございます。お値段は確か15 Eurosだったかな？





こちら前菜です（パン姉妹がAmuseで〜ぇぇっす♪という奴ですが・・・）。しかし一瞬いきなりメインが出てきたのかと思ってしまいました。中心にあるのが、トマトとPimientesのソース。これを生ハム（Jamon）や野菜とくるんで食べる食べ方は、韓国でアガシに教わった通りです。まぁ、それをナイフとフォークでやればいいだけなんで、食べていたのですが、ふと、メインの事が浮かびました。このソースを全部食べると、メインに差し支えるであろう・・・





これ何の肉だったけな〜？意外にあっさりでした。しかし、しっかり量はあるんですよ＝＝３ 皿の外周の赤い粉は、Pimientesです。これをチョビっとつけながら食べると、味がちょっと変わります。　この時点で周りのテーブルを見回すと、しっかりみんなフランス語で「小声で」喋りながら、同じMenuを食べていました。けっこう一人お昼の爺ｓもいましたね。





こちらはデザートです。チーズケーキにちょっとリンゴが入っていたような感じです。これに、Cafe Negroと言ってましたが、Cafe soloを頼んで、一丁上がりです。もぅやっと、２食ブリにまともな食事にありつけたのが、ありがたくて、ありがたくて・・・

このレストラン、Bar併設でしたが、やはりピンチョスが無いんですよ。フランスのバスク地方の町は、フランス語を話しているのが、非常に気に食わないのですが、町の様子は非常によろしく、また行きたいと思いますが、ピンチョスがない！という厳然たる事実に、食事に関しては要注意やな〜、と思いました。

尚、一番上の写真なのですが、実は一番奥の禿頭の爺が、あまりにマフィアっぽいので、嬉しくなって、やっとこさ写しました。このグループ、何の同好会なのかわからないのですが、バスク語で何曲か歌を披露してくれました。遠慮なく前足をパシパシ叩いてきました。このグループのお食事は、ちょっと違ったな〜。ワインがばっしばっし空いて、いやはや羨ましかったですね。

はい、実はあのディーゼル電車、けっこう単線で揺れが凄いし、１時間以上揺られるので、万が一を考え、ここではお水を頼みました。ヨーロッパで２番目によく揺れる電車でした。１番凄い揺れ方をしたのが、Mallorcaでのトラウンタマ山脈（？）だったか、海岸からLa Palma de Mallorcaに向かって走る、これまた１時間程度の電車でした。木の椅子で、投げ出されそうになった上、料金は16 Euros盗られた気が未だにするので、つくづく日本の電車とその維持技術というのは優れたものである、と実感しますね。

さて、Bayonne旧市街に戻り、コピーしてきたガイドに、「第一日曜日は、バスク博物館とボネット美術館は無料♪」とあったので、そちらに向かいました。そうね〜、行ってみて良かったけれど、まともに両方合わせて9 Eurosは高いんじゃないかと思いました。