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from: 旅クマさん

2011年05月14日 16時18分47秒

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【西仏バスク】 いざ、フランスバスクへ その1

さて、今回のバスク旅行は、最初にフランス側に行くのだから、1)穏便にフランス側から入る⇒Biarritz空港へ2)前回穏便が不穏になりかけたので、スペ


さて、今回のバスク旅行は、最初にフランス側に行くのだから、
1)穏便にフランス側から入る⇒Biarritz空港へ
2)前回穏便が不穏になりかけたので、スペイン側から入る⇒Bilbao空港へ
1、2の選択で迷った上、覇王樹兄が片道40時間もかけて移動した過去があるので、更に迷ったのであるが、結局2を選択した。今回は定時到着、定時離陸で無事に定刻到着して、一件落着!

Bilbao空港⇒Estacion de Autobuses Donostia/ San Sebastianは、毎時45分発のバスがあるので、それを利用する事にしたのはいいが、自信ありげに空港職員が、「CDGからだったら、荷物はここに出るよ!」というレーンから、待てども待てども出てこない。因みに、機内から機外に出たのが25分だったので、か〜なり焦って聞いたという経緯がある。

先程の台詞を自信満々に言った空港職員に、恨みの眼差しを向けると、焦ってインターフォンで同僚に連絡・・・暫くして、手招きして、「あっちのレーンで荷物が1つだけまだ回っているんだけどぉ〜」、と来るのでダッシュして行けば、まさにわたしのピギーちゃんが寂しく回っていた。ここで43分位。「Donostia行きのバスはどこ!絶対に乗る!」と聞いたら、そこのドアでて真っすぐ行って右だよ、と教えてくれるので、お礼を言いがてら、荷物を押し、バスへダッシュすると、エンジンがかかり始めていた。何だかとろ〜く、運ちゃんに聞いている人がいるので、横っちょから、「すみません、Donostia行きます?荷物あるから待って!」、と頼んで、ピギーを荷物室にぶち込んで、料金を支払い、座ったらすわ出発!

(ー_ー;)やれやれ、あの自信たっぷりの空港職員のせいで、ぎりぎりセーフであった・・・だからスペインは油断出来ない!
日本だったら、きと「すみません」を5回位言ってもらえたに違いない・・・

ここで周囲の会話が、全てドイツ語だな〜、と思ったのであるが、何分疲れたので、居眠りして1時間後、Donostia / San Sebastian到着。頼みの、Informacionはどこぞへ移転と、シャーシャーと通知だけ張ってあるので、Euskotrenに乗るのに、何となく前回の記憶を逆にして、歩いてみた。暫く歩いていたら思い出したので、進めば線路が見えてきたので、回り込むとこんな建物が・・・






何と、前回はザビエル城に辿りつく為に、Irun~a / Pamplona行きのバスを捕まえるのに必死で、横の改札口から出て、先程歩いてきた道を、逆に突っ走った事実に、2年後気づいた次第である。







よくよく、反対側に回り込めば、駅名がきちんと表示されている!これも全く記憶にない。







覇王樹兄がどうやってBilbao行きがわかったのか、話を聞いた時はわからなかったのだが、実はこんな表示がきちんと出ていたのにも、今回初めて気づいた・・・・







乗った時は、雨が降り出してきたので、ヒヤ〜としたのであるが、35分乗っているうちに、雲が切れて、晴れ間が出てきたのに一安心。前回はよくわからなかったが、乗客のほとんどは、国境手前のIrun Colonで降りてしまい、終点のHendayaまで乗っていたのは、わたしともう一人しかいなかった。

しかし知らなかったのであるが、バスで聞いていたドイツ語のグループが、別の車両にいたのである。何だか、背後にやたら視線を感じつつ、St. Jean de Luzへ移動すべく、平行移動してEuskotren⇒SNCFの駅のHendaiaに行く。

因みに、地名ですが、バスク地方では、1にバスク語、2にスペイン語地名表示となります。また、フランス側では、スペイン側とは違う綴りになってくるので、自分の目的地は、きっちり2種類わからないと、もたつきます。バスの表示も、バスク語地名しか、出ない場合が殆どなので、バスク語地名はきっちり覚えていなければなりません。

バスク語: Donostia = スペイン語: San Sebastian
スペイン語:Hendaya = フランス語: Hendaia
  (エンダヤ)と発音  =    (アンダイ)と発音

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from: 旅クマさん

2011年05月22日 15時02分27秒

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「【西仏バスク】 Saint Jean de Luz その3」




http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A414%E4%B8%96_(%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%8E%8B)







さて、この町における『歴史的重要人物』は、太陽王ルイ14世です。まぁ、このお方が”ピレネー条約”を、スペインと確定したが故に、バスク地方が2つの国に分れ、フランス側=フランス語になり、苦労させられているので、実に迷惑な条約を結んでくれたもんだ!と思うのです。正面の館が、スペイン王女との結婚の折、滞在した館で、博物館なのですが、火曜休館により、次回となりました。







そしてこちらが結婚式が執り行われたという教会の祭壇です。







全景が写しにくかったのですが、まぁ、ベルサイユ宮殿の規模に比べて、質素という感じでしょうか・・・ルイ14世って、愛人の方が、後世における話が有名で、王妃という存在が目立たなかったですね。







もう一つ、ここの名物といえば、「日本語でココア」ですね。ただ、かなりアブラ分が多く、味は濃いです。冷たい水が添えられてきましたが、水と交互に飲むと丁度いい感じでした。チョコケーキ(バスク帽の形をしている)があったんですが、昼食があの量なので、とてもとても・・・

今回のLuzは半日で泊らなかったので、次回への下見という感じでしょうか。ただ、この町で買物をしてしまうように、とアドバイスは受けていたのですが、しみじみ納得しました。山バスクに入ると、お店自体が無いんですよね。またこの町は次回、1泊して、のんびり散策してみたいと思います。雰囲気としては、前回泊ったBayonneよりもくだけた雰囲気で、親しみやすいです。ただ、荷物預かり所がないって、旅行者には致命的なんだよね。

さて、この次は『山バスク』に入ります。

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