今年の秋は、次から次へと「出掛けられぬ用事」が勃発し、２０１３年お初のイベリア修行が、１２月になってしまいました。気になるは、「雪が降らないか？」、「寒冷前線が出っ張ってこないか？」、「ストに巻き込まれずに済むか」、「これ以上円安に振れないか」、といった点です。

初冬になってしまうので、「なるべく都市へ」と思っていたのですが、La Ruta de la Plata(銀の道)の一部に行く事にしたら・・・・ついついポルトガル山岳部北部国境地帯、最深部が目と鼻の先なので、道路を睨みつつ、ルートを決めてみたら、またもや「Dueroの彼方から、山の彼方へ」という田舎ドサ回りになってました。

只今イベリア半島高原地帯が、寒冷前線に覆われていて、最低気温がー４～―７度になっているのが、気がかりです。これに水分が混ざれば、氷雪地帯を行くになってしまう・・・・

今回は、Duero沿い、Toroのワインから始まり、ポルトガルに入ってDouro（Duero=Douroです）、そこからぐるっと回って、ガリシア側のRibeiroワインへと移り、Albarinoへ、と産地が次から次へと移っていくのが、大変に楽しみです。お陰さまで、路線バスの本数が、一日４，５本の地帯なんで、ひたすらに朝駆けです。

予想がつかないトラブルが、平気で起こるスペイン、まずMadrid Barajasで、荷物が順調に出てくるのか（３年前の前回は、表示された所では無く、別の所から堂々と出てきて、４０分待った）、そこからドキドキです。

国境地帯を行くので、今回は要塞がどの町にもあります。ガリシア側の海岸地帯は、いつも行っている地域なのでいいのですが、そこまでは行った事がない所なので、年末年始から、のんびり旅行記を載せたい、と思います。ま、それはトラブルに巻き込まれなかったら・・・という事になりますが。