さて、Bilbaoに戻り、再度Casco Viejoのもうちょっと経済的な宿にチェックインしなおしてから、いつもここを訪れたら、必ず一度は来るレストランに出かけた。



ここはいつもバスク料理を出してくれるので、安心安心・・・



こちらは、ブロッコリーのニンニク炒め。もしかすると、あまりスペインではブロッコリーを食べた事は無かったかな～、と思いつつ、塩辛くもなりすぎずの味付けでした。



こちらは牛肉のシードラ等々で味付けしたもの・・・・
いや～、久しぶりにしっかり食べた気がしました。



日替わりケーキということで、リンゴケーキにしました。
ここ数日、ピンチョス攻めとか、夕食を外してしまうとか、胃袋が重すぎて夕食がサンドウィッチになってしまったとか、今回はどうも不本意な食事だったもので、やはりBilbaoはええにゃ～♬としみじみ思いました。

さて翌朝、09:15発のバスは、Haro/ Vitoria-Gazteis経由で、Bilbaoまで直に戻れるので、そのバスに乗るべく、宿を出発した。



昨夜は結局サンドウィッチだったので、朝食は腹もちメニューにて・・・・



バスの停留所（あくまでも停留所であって、ここにはバスターミナルはないので、巡礼地であっても、荷物預かりは無い！）に行くまでには、まだ余裕があったので、朝のCatedoralを撮りに行く。案外、全体像が撮れない建物であった。

さて、ここからは今まで辿ってきたルートを、復讐するかのように、中術に戻り、２時間半後には無事にBilbaoに戻った。

入場券を見せ、手荷物を預け、内部に入った。
まず、内陣を見に行った。なかなかに豪華で、ラテンアメリカの富の栄華の跡だろうか・・・と想像してしまった。



こちらは聖人の棺の上部分ですが・・・・



上から写真を撮ると、ここまで周囲を巡るようになっているのが、ちょっと異様な感じをさせられました。



こちらが、本体に似せた彫像なんですが、案外柵といい、厳重なもので、ウロウロさせられました。



こちらは、この修道院を開いた、聖ドミンゴの像です。
とにかく、展示物が並んでいるのですが、聖具室ときたら、埃っぽくて、入った途端、咳がゴホゴホ出てきたので、気のせいかと思ったのですが、スペイン人も入るなり咳き込んでいたので、ろくに見ずに出てきてしまいました。



せっかくなので、ローマ橋を見に行ってきたのですが、どうも巡礼者も観光客も見かけないなと道を歩いていたら、やたら馬糞臭くて、参りました。Puente la Reinaより立派でしたが、ほんらいであれば、巡礼者が歩いていてもいいものの、早朝ならばいたんでしょうか？



やっぱりRIoja地方の日差しは暑いな～、としみじみ思いました。
昼食が重かったせいで、夕食はサンドウィッチを、部屋でサッカーのゲームを見ながら食べるに終わってしまいました。

中世の昔々には、威容を放ち、ドドーンっと周囲のブドウ畑の中に、鎮座ましましていたと思ったが、２１世紀の現代においては、全体像の写真がなかなか撮れるスポットがない。



質素にロマネスク建築のCatedoralの扉を撮る。



振り返って、９０℃の位置にある塔をパチリ！
随分近代的な建造物だわ、と思った。



まずは、ひとけが少ない塔の方から見学する。とにかく、上に登れ～登れ～登れ～ということで、ワインは１杯にしておいて正解であった、としみじみ思った。こちらは、中世の市場でもあった広場。



こうして街並みを一望すると、建物はどちらかと言えばバスう風だな～と思った。それにしても、Rioja地方というのは、常に日差しがきつく熱い・・・・



こちらは、ローマ橋方面の街並み。大きな内陣がある教会があるぞ～・・・



やはりこれでも夕方近くなのだが、巡礼者が多く集まる街なのだが、思ったよりも巡礼者は少なかった。塔の上も何周してしまったので、Catedoralへ向かう。

Paradorのロビー付近です。中世の雰囲気を醸し出したかな？という感じにまとめられています。



レストランはこんな雰囲気でした。中央の予約テーブルでは、金融関係か銀行関係に見える方々が、がつがつ食べかつモリモリと食べながら、会食していました。



今回は、Parador Menuではなく、こちらの「Parador加盟５０周年記念コース」に、一度注文を出してから、急に変更をお願いしました。やはりSenoraにお願いすると、行動が早いので、注文変更に間に合いました・・・・



やはりワインは、Rioja Tintoで。後方の琥珀色のボトルは、ドレッシング用オリーブ油です。



これは一種の突き出しの前の突き出しのつもりらしく、時間つぶしにという意味でしょう。





こちら、海老のカクテルですが、よくよく覗き込むと、色々入っていました。ちょっと、スペインで「生っぽい海鮮」は食中毒が怖かったんですが、こちらはきっちり冷やされていたものを、ささっと調理したようで、美味しかったです♬



Wellington公爵の卵料理
確か、イギリスのミステリーで、出てきた料理ですが、何のこっちゃい？と思っていたら、こんなにどっしりとした味付けでした。濃いポタージュに、半熟卵が連なっている感じでして、卵の味なしをポタージュがよく補っていました。



牛肉の薄切りステーキだと思っていたら、しっかりフライだったので、すみません、このフライ部分は半分以上はいで、肉部分だけしっかり頂きました！前日、子羊ちゃんのお手々で、肉が食べたかったので、満足満足！



これは、ネーミングが何ともエロっぽいんですが、「ジプシー女の胸」です。まぁ、ロールケーキにバニラアイスが、ドンッと乗っているんですが、つまりそんな印象なんですかぁ？と思いつつ頂きました。オレンジソースに絡めて食べると、すっきりとした感じでした。



珈琲で締めて、観光モードに入る事にしました。

さて、次の目的地は、同じ地方にある修道院。多分、タクシーで突っ走れば、斜めって３０－４０分程度の距離だと思えたが、堅実にバスを１回Haroで乗り換えて向かった。これは修道院の塔の上から撮ったが、San Vicente de la Sonsierraは、ほぼ中央右で、雲がかかっている山あたりになるそうな・・・・こう見ると、かなり高い場所にあるので、一日中強風が吹き荒れていたのに納得！



Haroの街並み。昨日お願いしたタクシーは、ここから来たので、こちらの方が大きく、Bodegaもあるのですが、車窓から見た限り、シーズンではないので、Bodegaの扉は閉ざされていました・・・・・



この街にあるのは、修道院！！！につきます。
ローストチキンが生き返って鳴いた！というのが、有名な伝説で、このような鶏のお菓子が売られていました。



こちらはParadorが２つあり、教会でもありますが、Paradorとして使われています。レストランを確認しに入ったのですが、「食事は修道院前にあるParadorでどうぞ」ということでした。建物としてはこちらの方がそれらしいです。



とにかく日差しがきついし、Catedoral + Torre(大聖堂と塔)の入場券は買ったので、昼食にすることにしました。

羊ちゃんのお手々でやられてしまったので、また２０時以降、フラフラとひとけのない村に彷徨い出た。



広場の前を通り抜け、しまったままのBodegaの前を通ったら、昨日は休業していた、「近隣のBodegaのワインを出しますBar」が開いていたので、そこに入った。



まずは、この地域も「赤ピーマン」の主要生産地なので、これを注文。



タラのコロッケを注文したら、大分待たされて、こんな感じで出てきた。



またもやTintoを注文して、パンも食べながら、「おかず２皿」食べて、夕食はおしまい。味はいいんですが、コロッケというものは、やはり日本のソースがよくあうと毎度思いました。

そして、翌朝また宿の朝食を食べ、朝８時半のバスを捕まえて、次の目的地に向かったのでした。

さて、昼食は昨日Menuを食べたレストランと同じだが、もっとゆったりとしたスペースの、レストラン部分に入った。予約をしておいたんだが、結局客１人って、どーゆー事？状態になりました。



Rioja地方にあるというのが、この壁画です。



酔っ払っても何なので、水を最初からもらっておいて、やはりTintoにしました。



春はアスパラガスのシーズン、特にここいらへんは、大きなアスパラガスが食べられるので、昨日はスープでしたが、この日はサラダで注文。ビネガーがほどよく利いていました。



（ーへー；）これは、「子羊の手」
Las Manitos de Cordero とあったので、妄想はマグロの頬肉で、プリプリとした肉を想像していたら、コラーゲンたっぷりの、小骨と皮ばかりの、RIojarra (赤ワインのソース)の内臓もどきが出てきてしまった・・・・仕方がないので、分解しまくって、小骨と皮は、皿の一方に寄せ、コラーゲンをたっぷりにしたソースを、パンに浸して食べました。あぁ、おとなしく肉にしておけばよかった、と後悔しました。



こちらはデザート。この白い物体は、新鮮な牛乳から作ったチーズで、味はミルキーでした。これは美味しかったです！



ポツネンと、アーモンドの粉を丸めた揚げ菓子を付けてくれて、これで昼食終わり。しかし、肉を食べなかったので、イマイチ腹にたまらない昼食になってしもうた・・・・

Basilica de Santa Maria
人一人いない舞踏畑の奥に、ポツネンと建っている。
案の定、しっかり鍵がかかっていた。



さて、たっぷりの朝食後、フロントに周辺を回りたいので、タクシーを頼むと、Haroからくるから待っていてね～、と言われ、タクシーとの待合せ場所にぶらぶら行った。周辺は一応、簡単！な地図があり、それを迷わずに回れば、15.9kmの旅路。しかし、あまりの日差しの強さと強風に、早々にタクシー利用にした。

こちらは、一番上の教会の足元にある、Necropolis、つまり古代の墓所です。




こちらが反対側から撮った画像になります。
しっかりと、鍵がかかっていて、シーズンオフは週末、管理人が来た時だけ開けるそうです。



田舎道をぶっ飛ばしていったその次は、Torre de Reloj。
ここもしっかりと鍵がかかっていた。



Dolmen Neolitico
勢いよく流れる小川を適当に渡り、野原を突っ切って言ったらあった。古代の墓らしいが、真言を唱えつつ、中を覗いても、気配が感じられなく助かった～と思った。奈良の石舞台古墳のミニ版と思えばいいんだろうか？？？



Guardaviñas del Bosque
説明によると、昔の貯蔵庫らしい。が、使われている気配なし、現在はこのように畑の中に所在無げ？にあるだけです。



Abalonという山ひとつ越えればNavarraの位置にある、山奥の村にある教会。



村の大きさの割に大きな教会であったが、ここもしっかりと鍵がかかっていて見られず。



ここは夏のリゾート客が来るらしく、中世の貴族の館を、宿として提供しているらしいが、そもそも店らしき場所も見当たらなかった。



San Vicente de la Sonsierraの村に戻る直前、ローマ橋を撮ってみた。
かなり村との高低差がある・・・・
２時間タクシーで回り、やれやれと村に戻ったのであった。

月曜の夜は、Barが２，３軒しか開いていなく、おまけにピンチョスの影も形もないので、とりあえず、腹にたまるものを食べて、夕食とした。



さて、この宿は「朝食込」を売りとしていた。それというのも、ただ単にBarが早くから開いていない事実に尽きる。



またこの生ハムは、向こうが透ける程薄くスライスされていた・・・・



玉子も食べる～？と聞いてくれたので、作ってもらった。
これこそは、スクランブルエッグもどきであった・・・・

ドイツ人とイギリス人客がいたが、概してヨーロッパ人の朝食というのは、軽いので、一人アグアグと１４時まで持たせるべく、食べた。夕食にレストランが開いていない、というのは盲点であった。