最近は「朝定食」風に、これで3.90Eurosと、写真と共に、明示されるようになってきています。Santiago de Compostelaで、朝食の予定が、ついつい直近の電車の切符を買ってしまったので、駅でノンベンダラ～っと食べていました。駅が新しすぎて、Cafeteriaもどきしかありませんでした。



新しい駅から宿は数キロ離れているので、仕方なくタクシーで行き、なんともなしに午前中チェックイン出来てしまったので、昼食まで、近所をブラブラ歩いていました。



こちらは、Calle de Ostras (牡蠣通り)で、Celito Lindoとか歌う「オヤジバンド」の出現でした。



こちら、Vigoに立ち寄るといつも食べている、大西洋の養殖生牡蠣です。



Ribeiro Blancoと併せます。
Vigoはこんな事出来るからいいにゃ～♬と、食べたのでした。

さて、食後はまたもや、アラメダ公園に行き、夜景を眺めにいきました。
普通だったら、日が落ちたら、公園なんぞ行きませんが、スペイン人ってどやどやいるんですよね。こちらは”Dos Marias”という、一昔前のスペイン典型のご婦人の像です。



こちらは、「ガリシアでは有名な詩人の像」だそうなんですが、詩の微妙な表現を理解できる程のスペイン語運用力がないもので・・・・一応、ヤコブ君はなでまわしてきましたが、このおっさんは、頭の部分をなでてきました。



前夜よりも曇っているので、何だか夜空が変な色に映ります。



やっとお目当ての塔がくっきり撮れた所で、今回のSantiago de Compostelaは終わりです。ガリシア内陸部の田舎を経由してくると、何だかちょっと物価高いと思えたのでした。



さて、毎度利用してきたのがバスだったので、実はこのRENFEを利用したのは初めてでした。宿から長い坂道を転がし、この駅に向かったのですが、この長い階段を迂回するのに、延々とピギーを転がしました。



こちらは一昔前のRENFEの電車車両です。
何だかスペインも、いつの間に２１世紀になっていたんだね～、っと思ってしまいました。



実は今回の旅の最終目的地Vigoに向かうのですが、いつの間にALVIAになってしまっていて、Vigo旧駅ではなく、Vigo新駅に到着することになって、切符を買う時に、２回ほど、聞きなおしてしまいました。普通は７０分かかるところ、１か所にしか停まらないので、５０分程でVigo到着。



こちら乗って来た電車です。この駅の構造を見て、「ちょっと待てよ！」と思いました。ここからポルトガル国境線まで、２０－３０分程度しか離れていないのですが、何だかしっかりここが終着点になった構造でした。

オィオィ、ここがアジアだったら、隣国まで一直線に、線路は伸ばせるよう、駅は作るぞ～！と思いました。

今回はとにかく、電車が早く、やけに安かったので利用しましたが、かのスペイン＠トラブル王国において、殆ど遅れもなく、椅子も綺麗で座りやすく、よかったです。しかし、Monforte de Lemosでのピギーの上下だけは、実にきつかった・・・・

Santiago de Compostelaの旧市街は、とにかく石造りの塀、石畳の坂道に尽きる。



こちらは、”Tarta de Santiago”です。
アーモンドの粉から作った、スペインにしては、あっさりめの甘さのケーキです。



これはミニバージョン。しかしこの粉砂糖がネックで、ミニTarta de Santiagoは買ったことはありません。



ちょっと夜になって、小腹が空いたので、軽食を食べに行きました。



これは「おまけ」です。



Caldo Gallegoです。このスープは、店ごとに、違うので、身体をあたためるにも、いいです。



こちらが今回の旅ではお初の、Empanadaです。日本で言えば、「おにぎり」です。
スープにこれを食べて、腹ごなしの散歩に出かけました。

今回は「Santiago de Compostelaのジモティーが美味しいというレストランに行ってみる」という課題であったので、このレストランに予約を入れ、満を持して昼食に訪れた。



ガリシア語の店名です。



予約席は、Camarero達が参集する、店の中心であった・・・・



外国人が予約までしてくるということは・・・・と、やけに分厚い、英語まで加えたメニューを渡されたのですが、Menuでいいです・・・ということで、面倒だったので、Camareroが持っていたメモを覗き注文。



ガリシアのここらへんは、どちらかと言えば、白ワインの産地でもあるので、白を選んだ。



Sopa de Mariscos
こちらはどちらかと言えば、「アサリ風味のスープ」であった。パンと一緒にモリモリ食べる。



こちらが牛肉とジャガイモの煮込み・・・というメインであった。



ズームすると、このような感じで、実にジャガイモの風味と肉があるのだが、ボリュームもある！味はシチューをちょいピリ辛風味で、だれる・・・・ということもなく、懸命に食べていたら、周囲も同じように注文して、ガツガツ食べていた。



デザートのチョコケーキとCafe soloで締めて、12 Eurosでした。
あぁ～幸せ～、と思いながら、チョコを味わい、席を後にした途端、昼食２回転目ということで、ささっとすぐ次の客が着席！

次回も行く事があったら、予約します・・・・と思ったのでした。



因みに、レストラン街っぽく、この通りは、レストランが連なっています。

せっかくここまで来て、ヤコブ君に会わない手はない、ということで、会いに出かけた。



「聖なる門」
こちらが次に開かれるのは、２０２１年の聖年です。案外目立たないのですが、ヤコブ君の背中から見て、真正面でした。



こちらがヤコブ君です。
何だか、前回お会いした時より、綺麗になったかな？



「白馬に跨るヤコブ君」
こちらは、アラブ風だにゃ～、と思ってしまいました。



日光を後光にするCatedoralを背に、次の目的地に適当に向かいます。

さて、目当てのレストランで、昼食をのんびり食べるべく泊まった翌朝、旧市街のBarへ、フラフラと朝食に出かけました。しかし、Pan con tomate(トマトペーストのパン)って、確か、Catalunyaじゃなかったっけ？



朝はこんなTapaやらデザートが陳列されています。



ガリシア地方なので、海の幸も、朝から出ているのはいいが・・・・、食べるのは昼じゃないかなぁ？



さて、朝食を終えた後ろ足で、またまたアラメダ公園に向かいます。
案外靄がないので、見渡せる感じです。



このポイントが、一番近そうに見えます。
さて、さすがにヤコブ君に会うべく、Catedoralへ向かいました。

ここは過去何度も来ているが、ここで「美味しいと思えるレストランに出会った記憶がない」、「Parque de Alamedaから夜景を眺めた記憶がない」、「久しぶりに、ヤコブ君に挨拶しに行くか」、という三大理由で、今回また立ち寄った。



おまけにここは、Monforte de Lemosから、ガッタンガッタンと揺られる事１時間半で、乗換えなしに来られる、という事もあり、単純にここにしたのであった。



相変わらずいいにゃ～、と思いきや、修繕中です。
２，３年ばかり長々と修理するそうです。



小腹がすいたので、ここで軽食することにしたんですが・・・・、案外ちょい高かったな～、と後で思いました。



Santiago de Compostelaは、Catedoralと巡礼で有名ですが、学生の街としても有名で、この街の中には、３万人の大学生がいます。わざと学生ばかりのBarに入ったのに、このCaldo Gallego(擦りつぶしたジャガイモに、青菜と野菜をぶち込んだスープ)が7 Eurosとは、恐れ入った・・・・



内心やられたぜっ！と思いつつ、翌朝このオレンジチョコを買う事を、脳味噌にメモり、腹ごなし散歩を続けました。



ミニスーパーで、水も買えたし、という事で、ブラブラしていたら、ひとけがなくなってきたので、宿にさっさと戻りました。

Monforte de Lemosで、唯一きっちり見に行かなかった修道院です。



観光局で、「修道院は修理中で閉まっていますよ」、と言われていたんですが、行った時は、脇のドアが開いていたので、ちょい入らせて頂きました。



このEl Grecoの絵画の本物は？、と尋ねたら、「週一度、日曜日のみ見られます」、というもので、がっくりしながら、ラミネートの写真を撮らせてもらいました。



こちらが２枚目。あ～あ、と思いましたが、今回、この地域に点在する、ロマネスク建築の教会は、見られなかったので、まぁ、そのうちにリベンジ出来るでしょう。



１１月下旬のガリシア内陸部の「黄葉」は、この程度でした。



宿に戻り、荷物を引き取って、夕方駅からSantiago de Compostela へ向かいました。

村に１軒しかない、Bar兼レストラン、ここであらかじめ「ワイン電車ツアーとMenu」をお願いしておいたので、Bodegaで試飲、購入した後、ここにてツアー終了。食事となる。



これは昔、ワインの摘み取りをした時代の写真らしい。



ツアーは、こういう渓谷のワイン畑を縫って、催行されたのだ・・・と確認する。



実はワインか水・・・・だったのだが、試飲を３種類、けっこう短時間で飲んだので、すっかり出来上がってしまったもんで、水にしたら、「そうよね！」というしたり顔を、されてしまった・・・・



やはり、地場の季節の食材が、当たり前。
キノコを選んだら、卵とじなんだか、炒めで出された。キノコの傘が大きく、あっさりとした塩味（まぁ、スペインでは毎度の事か）が、多分ワインには合う！と思った。



ガリシア牛のメイン。
骨付きステーキに、ソーセージがついてきたのにはビックリ！
それにしても、このステーキは、実に柔らかく、美味しかった！ガリシア十の産地で、牛肉はここらへんは売りだそうです。あぁ、これも赤ワインに実に合ったであろう・・・・



締めは自家製プリンとCafe soloで。自家製なので、素朴で、卵の味が濃厚で美味しかった！

２時間のツアーとこの食事で、22 Euros(12 + 10)でした。
ご興味がある方は、Ourense観光局へ、英語はダメだったので、スペイン語でお問い合わせください。

Doadeはここまでで、またタクシーを呼んでもらい、Monforte de Lemosへ戻りました。