さて、一応腹ごなしの散歩をしていたのですが、帰国日の前日でありました。カソリックのお国の、クリスマスのお飾りは・・・・？１２月に入ったら、点灯させますね、という節約バージョンでございました。



ところで帰国してからわかったのですが、現在スペインのどんな街でも、果物屋の店頭には、「柿」が売られています。つやつやとして、見事な柿なのですが、オレンジを育てるよりも、柿の方が、現金収入として高いので、柿を育てる農家が増えているのが、その理由だそうです。



かろうじて、パン屋の店頭は、こんなお飾りがされていました・・・・



さて、２０１５年冬の時刻表から、Vigo - CDGの直行便が、旅客減少で運休になり、Vigo - Barajas - CDGという、経由路線になったので、スペインにしては早めに、最後の現地の食事に出かけました。ただ、胃腸がもう肉肉攻勢でやられていたので、とにかく、さっぱりしたものがよく、初めてここで見かけた、日本料理もどき？のお店に入りました。



これが、突き出しらしい・・・・・
日本料理もどきとはいえ、通じるのは、ガリシア語、スペイン語だけです。



RAMEN (ラーメン)と、一応書いてはあったんですが、何ぢゃ～こりゃ～（巻き舌Ｒ）状態の不出来でした！！！いやはや、このスープの脂っこかった事！これを、ガリシア人は、飲み乾していましたが、ふにゃけた麺のみ、何とか食べました。



こちらは、酢飯の具合もよろしく、美味しく頂けました。
ただ、やはり箸で食べないと、よろしくないので、Camareroのおっちゃんに、「お箸持ってきてください」と頼みました。

やっぱり、さっぱりした食事は必要だのぅ～、と思いつつ、さっぱりとした和食が待つ日本へ、帰国の途へ着きましたが、辿ってきた行程が、上空から垣間見られました。やはり、下調べに苦労しまくった、Monforte de Lemos周辺は、谷が深く、丸くえぐられたような地形なので、入りがたしという地形でした。

さて、ダラダラ続けてきましたが、約１か月後、今度は全く違う地方・文化が存在するスペインへ、出発する予定です。これ以上、ストライキ、テロが起きない事を祈りつつ、仕方ないので、航空会社へ渡す事前情報はきっちり記入しておきました。

やはり、旅はMadrid / Barcelonaから始めるのが楽なのですが、どちらかと言えば、美味しい食事とワインで締めるのであれば、北部地域がいいので、帰りの方が面倒な旅程となってきます。

これは～、今にすればコロッケに思えるのだが、あまりにも「マグロの漬け丼ではなく、クスクス風味」の印象が強く、コロッケとしか覚えてません。



白身魚のクリーム添えで、けっこうあっさり目でした。案外、分厚いので、ボリュームはありました。



ガリシア牛ときのこの、オブラート包みで、これって、エル・ブジの栄華を見た時に、散々見たもので、ガリシア料理まで、影響されているのか～、と思った一品でした。肉は、Doadeで食べたガリシア牛の方が、美味しかったのです。



デザートです。マンゴー風味のアイスクリームと、バニラアイスでお口さっぱりです。



Cafe soloとチョコで、あぁ～お腹一杯でした。
１つ上のコースにしなくて、よかった～と思いました。

今回Vigoで楽しみにしていたのは、ここタイヤ屋さんの☆１つのレストランの食事でした。宿から目と鼻の先なんですが、あまりにも目立たない外観に、通り過ぎました。



予約依頼のメールを、送っても送っても、返事がないもので、仕方なく食べてみたい前日に、店頭にて、口頭で予約依頼をしたら、ギリギリセーフ！やはり、当日は、「本当に来るのね？」、と予約の再確認の電話が、いきなり宿へスペイン語で入り、びっくりしましたわなぁ。やはり、第二外国語でいきなりスペイン語は、スペインにいても、焦ります。



鰻の寝床のような、細長い構造のレストランで、厨房がよく見える席を、しつらえてくれました。



今回の旅は、ろくにスペイン経済への貢献すらしていない上、食費もなんだか毎日安く済み、いいのかな～、とおもいつつMENÚ DEGUSTACIÓN CORTOにする。その上のMenuでもいいが、胃袋的に無理だな～、と思ったのでした。



Amuseを食べながら、Tintoにすべきだったか？、と一瞬思った、しゃぶしゃぶもどきの肉であった。



こちらはガリシアパンで、ポルトガルの無塩パンとよくにた、もっちり感があるので、美味しいと食べてしまうと、メインに差支えます。



これはクスクスを載せた、「ツナの醤油漬け」ということなんですが、日本人のわたしにすれば、クスクスを載せない状態で、漬け丼にして食べたら、美味しかったよな～♬と思えた一品でした。因みに、デザートに入る前に、シェフの禿げ頭のSenorが挨拶にきてくださったんで、「あのツナは、元は和食をイメージしたんではないでしょうか？」と、おねーさんの通訳を交えながら聞いたら、「ピンポーン♬」ということでした。



こ～んなに、分厚い刺身だったんです！
味は醤油ベースで、横の白いクリームは、クリームチーズです。

Vigoで今回、買い物したいものもなかったので、El Corte Inglesは省略、ブラブラ曇りの中を散歩していた。



待降節に入っていたが、「クリスマスイルミネーション」とかもこれから・・・・といった事態で、この恐竜のデコレーションも、手持無沙汰のようである。



スペイン最大の漁港なのだが、大きな漁船は見たことが無い。
三陸のリアス式海岸の元となった、Rias Altas/ Rias Bajasと区分を設けている、Vigo湾とその周辺で、海産物の養殖を盛んに行っているのが主なんだろうか？



世界のまるちゃん・・・・なんだろうか？



旅の終盤に差し掛かると、さすがに胃腸が重たくなってくるので、日本から遠いVigoにも、カップ麺が売られているんだったら、旅行用湯沸かし器でも、持ってくればよかったかなぁ～？と思った。案外高かったので、海老味カップ麺は写真だけです。

さて、これといって観光名所が無いVigoは、けっこう「お値段程々」のレストランが増えてきた。ここは前回来て気に入ったレストラン。Menuを注文したら、前菜のAmuseが運ばれてきた。



メインがイベリア豚の頬肉なので、まず赤を注文。



こちらはPrimeroのの海老。岩塩を振って、軽い味付けに、レモンがよく合いました。



こちらがメインのイベリコ豚の頬肉。肉がホロホロとした感じに、煮込まれていて、美味しかったです。



デザートのTarta de Santiago。アーモンドケーキです。
ほのかな甘みのケーキなので、日本人向けですね。