「Re:暑中お見舞い申し上げます」
グら姐さま、Buen viaje a Italia♪
海へ山へ？ですか？日本昔話並みの機動性みたいだな。
おもしろ話、お待ちしておりますよ♪

スペインとポルトガルでは、Bodega（ワイン店；ワイン貯蔵庫；酒場）と言います。PiemonteでCantinaと言うので、はて〜？と思っていたんですよ。どうもイタリア語では、Cantinaと言うんだな、と思ったのですが・・・そぅ、ここらへんが違和感を感じる、スペインとイタリアの違いです。この前Portoで２軒回ったら、目も回ってきましたね。

大体、こういうBodegaのツアー代金ですが、無料〜7 Euros程度が相場のようです。ポルトガルのポルトに行くと、大体試飲で4-6種類は出してくれるので、試飲種類分は飲んでいます。スペインでは、ボトルごと試飲用にテーブルに置いていく上、空になったら別のボトルを出してくれるもんで、酔っ払って歩けなくなる寸前で止めます（宿とレストラン隣接だと、千鳥足で部屋に向いますが・・・）。グラ姐さまと行った、Piemonteのカンティーナは無料で、おかわり出してくれたので、かなりいい気で飲んで、１日３回酔っ払っていた覚えがあります。つまり、日本のようにチマチマしていないんですよ！だから、ツアー代金支払っても、わたしレベルでも元は取れるのでお勧めします（しかし、Bodega見学後のスケジュールは、入れない方が無難！）。グラ姐さまレベルでは・・・・、言うまでもなく、幾ら払っても常勝将軍ですね。

昨夜の、「世界遺産、ピレネー山脈」ですね。見てましたよ。しかし、フランス・ピレネー奥地〜アンドラ王国（Catalunya側）中心の番組でしたね。壁画のマリアちゃんが、トルコ・イスタンブールのHagia Sofiaの塗りこめられていたマリアちゃんを思い出させました。やっぱり、レンタカーじゃないと、あのルートは無理だな〜、と思ってみていたんですよ。まぁ、Bayonneからどう動けばいいか、ちょっとわかってきたので、またそのうちに挑戦したいと思います。もうちょっと、「スペイン化」してくれていると、楽なんですよねぇ。

さて、日本人というのは、各国の文化や産物のいいものを、いいとこ取りするのが上手いですが、ヨーロッパというのは隣国の文化でさえ、なかなか取り入れません。よく似た文化と言われる、スペイン・イタリアも実は心理的にはそうお近しくないようで、『パスタ』もここ数年でやっとスペインで食べられるようになりました。しかしですねぇ〜、やはりAl denteな茹で方をするのは、やはりイタリアと日本くらいなもんで、ちょっとぐちゃ気味が普通なんですね。Logron~oでのメインの昼食、胃袋の煮込み、パスタの選択肢となると、パスタを選ぶ事になるのです。またそれはお次で・・・・ふぅ。

『Tintoなカンパーニュ』のパンのご披露、ありがとうございます。試食用の小皿は無いのでしょうか？それにしても、この１個をパン姉妹は１回で食べきれるんですか？多分、ポルトガルの朝食のように、ポットの珈琲とミルクを傍に置いてもらわないと、口が段々渇いてきそうです。

（・○・；）　それにしても、どら社シャッチーが、今以上のエロになってしまったら、業種変更をするしかないでしょう。え？それだから「願っても願っても、願い足りない状況」なんですか？ぬらりくらり珍獣なんて、願いが叶って環境が変わる！とわかった翌日から、一切願いを唱えなくなっちゃいましたよ。きっと内心、「奥方と上方風に迎える、2010年新年は、丸餅だよ！」って、眉間に縦皺３本浮かべて楽しみなんではないでしょうか？

さて、日本国には日本人が住んでいますが、スペイン王国には、スペイン人が住んでいないようです。わたし相手の自己紹介（スペイン語）では、「マヨルカ人、カナリア人、カスティーリャ人、カタラン人、ガリシア人、バスク人、アストゥリアス人、アンダルシア人等々」は住んでいるそうですが、未だ嘗て自分がスペイン人である、というスペイン語の自己紹介は聞いた事がありません。

しかるにこのBodegaの、現代のイエス様は、「バスク人か狭義ではアラバ人」が正解です。バスクでは、自分がどこの「区」に住んでいるのか、非常に明確に話します。非常に明確に言った上に、その名詞をバスク語に言い換えます。お陰でこちらの頭の中は、ぐるぐるになります。バスク人は通常スペイン語は話しますが、スペイン人だとは思ってもいないでしょう。更に、このBodegaはまだ日本への輸出はしていないそうです。バスク地方をツアーで観光している旅行社は、１回程度Bilbaoですれ違いましたが、多分美術館巡りか何かの、目的を絞ったものに見受けられました。しかるに、１人でフラフラと、ベルを鳴らして、見学ツアーに参加したいという日本人は、多分今までいなかったんでしょう。欧米文化は何でも交渉次第ですからね・・・・やんわりやんわりこっちの言い分を、通す方がお得でございます。