（＠＿＠）ゞさて、今回スペインに行って、『嗚呼〜、スペインだわ〜（ため息）』と思わせられた事を、忘れないうちに書きます。

１）イベリア航空パイロット定期ストライキ
７月まで毎週月金、あの「適当、適当スペイン人」が、きっちりストライキを行っているんですが、この対象フライトリストが出るのに、出発４日前になりました。運良く、予約したフライトは、１日１往復しなければならない、ということで動かす対象にしたらしく、リストには無いが・・・・相手は何が会っても当たり前のスペイン人なので、かなりドキドキしていた。

２）まず、成田空港でAir Franceのチェックインで・・・
「いえ、他社様の乗継で、お荷物は預かれません！お荷物は一度、Barajas空港で出して、ご自分でお持ち下さい」
・・・という事で、最終目的地まで預かってくれない！
「あの、適当、何が起きるかわからないスペインの空港で、２時間半の乗換が、荷物が遅くて出来なかったらどうしてくれるんですか！」、と押してもダメ！

３）仕方なく、CDG経由Barajas経由の所で、腕時計を睨みながら、荷物が出てくるのを待っていたが、ここで「日本人的」な行動を取ってしまった。そう、まずテレビ画面を見て、自分が乗ってきた航空便名、それが出てくる画面があるので、「え〜っと、６番ね！」と６番を探して歩いて行くと、７番で終わっている・・・（￢＿￢；）えぇ〜？と思い、そこらでお喋り中のPolicia Verde(要するに治安警官)に、「６番が無い！」と聞いたら、「いいか！ほら、番号じゃなくて、あそこに出ている画面を、一つ一つ確認してごらん！」、と来た！「でも、６番って出ていた」と言い募ると、「それは嘘だ！あ〜、ほら〜、３つ向こうにＣＤＧって出ているじゃないか！」と、勝ち誇った口調で言うので、【９番】を確認に行ったら、確かに９番に荷物は出て来たのであった。

⇒つまりスペインでは、掲載されている情報と、実際の情報が、合致しているわけではない・・・という「スペイン的事実」を、すっかり忘れていた。わたしも鈍ったもんだ、と反省の心持で、荷物を受け取る。

４）そして、【Ｔ４】の表示に従って移動していくと、ある地点でその表示が消えてしまった。運良く？Informacionがあったので、そこで携帯お喋り中の係り員を突っついて、「Ｔ４が消えた！」と聞くと、「あ〜、そこのエレベーターで２Ｆに行けばわかる！」と、また携帯に戻ってしまう。

５）ブチブチと上に上がると、また【Ｔ４　ＢＵＳ】という表示が出てきたので、のんび〜り歩くスペイン人を追い越しながら、外に出ると、やっとＴ４行きのバス停があるので、本数を確認すると、珍しく５分に１本の割合と出ているので、待つ事数分、乗り込んだ。

６）Ｔ４に着いたのはいいが、次は事前チェックイン済みの荷物を、どこに預ければいいのか、自分のフライトを確認すると、どういうわけか、共同運航便名の横には、カウンターの番号が出ているのに、イベリア航空便名の横には何もない・・・まぁいいか、とその番号のカウンターに向かうと案の定長蛇の列。あぁぁ〜っとため息をつくと、珍しくスペインにしては、２０分程度並んだだけで預けられた。

７）預け入れて、初めてのＴ４ターミナルに入ったのだが、スペインの空港にしては、品数が揃い、きちんとしている・・・が、今度は自分の搭乗するゲートのアルファベット番号が見当たらない！これまた、Informacionに聞くと、「あぁ、そこのＭの後ろにあるから、そっちに行ってね〜」と軽く片付けられてしまった。

つまり、スペインというのは、「表示が途中で消える」、「表示されていない」、「表示通りには荷物は出てこない」、「ある筈の便が無くなり、無い筈の便が復活していても驚いてはいけない」お国柄なのである。

これがわかっていても、久しぶりに行くと、毎回まごつくんですねぇ。