２０１４年年末、忘年会ということで、神楽坂に出かけた。
まずは、日本酒と里芋の煮っころがし。この里芋が、もっちりとした食感で、日本酒に合い、この残暑の時分でも思い出せます。



これは何の刺身だったか・・・・？
プリプリとした食感で、炊き立てのご飯と共に食べたかったです。



こちら出汁巻き卵。関西風のお味で、一見薄味だが、しっかりと出汁が利いていました。やはり関東風よりも、甘みは無かったです。



こちらはしめ鯖。しっかりと酢が利いていて、絶対に真夏に食べても美味しいだろう・・・と写真を見ながら思い出す一品です。



こちらはきのこを中心にした天麩羅です。つけ汁も関西風でした。



こちらはソースかつ。和食中心の所にいきなりですが、メニューを見ているうちに、食べたくなったのでした。案外お上品な仕上がりでした。



これは美味しかったんです！しかし、関東に普通にない一品だったので、名前が思い出せません。写真を見返してみると、刺身風が多かったんだなぁ～と改めて思い出します。



からし大根の蕎麦で締めです！どんなに辛味が利いているんだろう？、と実はこわごわでしたが、これで喉越しすっきり、福井の味が終わりました。

師走の頃は、空気ひんやりでよかったですね～！

旅の最終日、旅の初日に訪れたPlaza de Nuevaに行ってみた。ここはBar梯子で訪れた広場であった・・・・



さて、最終日の目的地はここ、このレストランはミシュラン３つ☆のカジュアルラインとして、２年ほど前に開店したそうです。実は昨日の夜、食べられないかなと覗きに来たのですが、見事予約席ばかりで、今回は開店直後、口頭で予約をお願いしました。



店内はこんな風に空ですが、実は予約席でした。



数時間後から日本帰国への長距離線の旅になるので、ワインと水を両方注文しました。



前菜は白身魚のフライ。赤いソースは、Pimientesでちょっとピリッとします。
パリッと揚がっていて、ワインに合い、美味しかったです。



Gambas a la Planchaで、スペインではよくある一品ですが、これは岩塩風味です。海老がプリプリしていて、歯ごたえありました！



こちらスペイン北部でよく食べられる蟹の身が中に入ったCaneloniです。下にあるのはPimientesで、両方程よく食べると美味しかったです。





アップルパイとあったので、注文したら、パイ部分とリンゴ部分が分かれて、さっぱりとした風味に仕上がっていました。これにCafe soloを頼んで一件落着。

今回の旅程、ピンチョスを「食事（昼食、夕食）」として食べた旅は、未だかつてなかったのですが、やはり「お摘みはお摘みにして、一日のメインの食事にはならぬ」と、しみじみ実感させられました。あと、Rioja-Alava地方に三日滞在しましたが、バスク地方の隣の割には、ピンチョスが無くなり、Barのテーブルが寂しいのにはがっくり。やはり地方性が出ているな～と思いました。そして、やはりミシュランの星がついているレストランは、スペインなのでそこまで重々しい雰囲気はないものの、やはり食事のレベルは上で、味も洗練されてました。食事から考えると、今回の旅は、満足度の上下が激しかったです（苦笑）。

さて、ダラダラと続けてきたＧＷの旅も、実は最後の夜なのです。
Bermeoから戻り、小腹は空いているが、朝も昼もピンチョスだったんで、きちんと食べたい！！！と思いつつ、夕食の時間を迎えました。尚、北部なので、レストランは
２１時開店という所もかなりあります。



さすがに週末の夜、レストランの多いBilbaoでも、ふりで入れるお店が無く、ウロウロ探し回っていたら、「懐かしの１９５０年代ハリウッド映画」がモチーフなんだろうか、この場所は最近レストランになったな～というお店を見つけて入る。



山道ばかりで飲めなかったので、気付けの一杯！
テーブルに着くと、ボトル１本持ってきてくれる地域とも、明日の昼食後お別れだにゃ～、とちょいしんみりしながら注文。



旅の二日目、高級レストランで食べた「涙豆」の、豆ポタージュスープに、「玉子」とあったので、まさか「公爵の卵」じゃあるまいに・・・・と注文したのが、このスープ。ちょい塩辛かったです。



「海老」と「ウナギの稚魚」の「玉子炒め」とあったので、注文したら、なんじゃらほい？？？というお皿になってきました。因みに、鰻の稚魚（高いのでもどきでもおかしくはない・・・・）は、味がありません。



デザートまできて、「もしかするとこの夕食、卵尽くしをやってしまったかも？」と思いつつ、卵黄がたっぷり入ったような感じの、チーズケーキでした。まぁ、やっとお腹も落ち着いて、ほっと一息。



さすがに散歩しながら、宿に戻るべ・・・と、旅の最後の夜は、旧市街をフラフラ。



２４時間後の今頃は、何でも物価も食費も高い、CDGの空港内よね～と思いつつ、夜景を撮りながら、宿に戻ったのでした。

さて、またBermeoの中心部に戻ってきた。風景からわからないが、昼食が終わる時間帯なので、実に油臭い臭いが漂っている。



こちらはInformacionもある、町長舎である。Bilbaoが中心になる前は、ここが中心地だったためか、立派だにゃ～と思った。



Petite Marinaとあったので、橋の下を抜けて、反対側に行ってみたら、こんな大きなものが、鎮座ましましていた。



こちら側から見ると、バスク風の街並みなのが、よくわかった。



Bilbaoへ戻るバスで、山の上から見下ろしたBermeoの町並みです。
レストランは揚げ物ばかりの臭いが鼻についたので、じっくりは見なかったのですが、綺麗な町並みでした。



今回は、Bilbao直行バスに乗ったので、１時間ちょっとで戻りました。
さすがに、夕食まで間があったので、アイスでも・・・・
通りの向こうには、Atletic Bilbaoの旗が飾られています。

結局、見晴台から撮っても、バスが通る山道から見ても、「テンプル騎士団の教会」で撮れた全景は、微妙にこんな感じであった。



こちらはバス通り（見晴台よりも上）から撮ってみた感じです。
ここに行くには、道が開通したら、往復１時間はかかります。バスタクシーは２時間に１本だけ、それかBarで最寄りの村からタクシーを呼んでもらわないといけないので、半日は見た方がいいと思います。



結局、きちんと食事をするには時間が足りなくて、とはいえ空腹なので、ピンチョスを注文した。ここで１杯ワインと行きたかったが、けっこう山道をくねくねバスタクシーが走るので、ジュースにしておいた。



今一度、この風景を眺め、バスタクシーに乗り、Bermeoへと戻った。

さて、ここからは「バスがあるよ～ん」と、Informacionで聞いておいた”タクシーバス”（タクシーなんだが、２時間に１回の割合で、バスとして走る）に乗って、中世の昔、テンプル騎士団が建てたという教会を見に行った。



運ちゃんが、ここだよ～んと急にタクシーバスを止めて下ろした。
（へ＿へ；）え～という顔で見たら、「帰りは道路の反対側でね」ということで、名詞をくれて、去って行ってしまった。



タクシーバスはこの浜辺を目指して、どんどこ坂を下って行った。



現在は車が通る道が封鎖されているという情報であったが、金網が貼られていたので、文面を読んだ所、「徒歩片道３０分をかけていく道が、崩壊してしまったので、行かれません」ということであった。



San Juan de Gaztelugatxe
スペイン語とバスク語になってしまうのだが、サン・ホァン・デ・ガステゥガチェと発音する。つまり、ここを見たかったのであった。

前回2014年11月にこのBarを覗きにきたら、閉店中であったので、朝はピンチョスで始めた。



ここはピンチョス・コンテストでも優勝したことがあるお店で、けっこうBilbaoの紹介には出ています。



朝っぱらから揚げ物もどうかと思いましたが、腹もちがよさそうなので、これにしました。そして、旧市街に程近いバス停から出発。



路線バスはひたすら港町へ向かって、１時間半、走りました。



これも車窓から撮ったのですが、けっこう綺麗な港町だな～、と眺めてました。



Bermeoとも書いてませんでしたが、みんなゾロゾロ一斉にバスから降りるので、運ちゃんに聞けば、「ここがBermeoだよ～ん」ということなので、慌てておりました。途中は長かったのですが、海が見え始めてからは、やけに道中は短かったような？？？

さて、Bilbaoに戻ってきた日の夜は、久しぶりに中華を食べに出かけた。



何だか、久しぶりに海老せんべいもどきが出てきたので、ポリポリ食べながら、メインを待つ。



久しぶりに醤油味ということで、チャーハンにするか、それともきちんと食べられるか悩んだが、焼きそば風にしてみた。お箸も持ってきてもらい、油を落としながら食べる。さすが、スペイン第５の都市は、選択肢があって助かるな～、としみじみ思った。



どーもこの串焼きは「おまけ、サービス」のようであるが、野菜炒め餡かけ風味の横にあったので、目線でお礼を伝えつつ、しっかりと頂いた。



Bilbao川の夜景。Rioja/ Alava地方が渇いて暑かったもので、川面を渡る風が、非常に心地よく感じられた。



Barに群れ集うバスク人達。
今回の宿は、Barとレストランの上の宿だったので、人々の間を抜けながら、戻った。

翌朝は、Bilbaoから路線バスが出ている、Bermeoという港町に行く予定なので、喧噪をよそに、そそくさと寝た。