こちらは、モンテゴ川を渡った対岸から、先程訪れた場所を遠景にて、撮ってみました。ここまで高低差があっては、後ろ足の親指が痛むのも、当然・・・・・



こちらは、ちょっと高めのツアーだと、必ず宿泊する、Quinta da Lagrimas (涙の館)です。典型的なポルトガル建築で、まぁ、入り口から歩かされるんだわさ・・・とブチブチつぶやきながら、正面ではなく、脇から庭園入場料を支払って入りました。



この庭園奥ゴルフ場横では、紅葉が進んでいました。



ポルトガル最大の悲恋【イネスとペドロ】の、イネスが捕らえられ、流した涙が血のように残った・・・・という泉を探して、ウロウロしていたら、竹林がありました。



ここが、前回訪れた覚えがない、「宿題」でありました。こんなに風情がないとは・・・・スペイン北部、Copadongaの方が、風情あったよな～、と思いつつ、泉の写真を撮りました。ここで、涙を流しても仕方あるまい・・・・という、実も蓋もない感想です。

バスの時間は夕方なので、もう一か所寄ってみる事にしました。

Coimbra郊外で「売りの料理」は、このLeitao Asadoです。郊外に一人で食べに行くのも大変ぢゃ～、ということで、初日の夜、見つけたレストランがここでした。



間口は狭く、首を突っ込んでみたら、ジモティーばかりなので、入りました。



狭い間口真正面の席に案内されて、撮った写真になります。



Menuは無いので、「Leitao AsadoのMedia doce(約半分)お願いします。ついでに、赤ワインも・・・・」という注文で運ばれてきたのがこれです。ハウスワインですが、コクがあり、豚肉によく合いました。



ポルトガルに着いて、まともな最初の食事です。Caldo(ポルトガル語とガリシア語で、野菜たっぷりのスープの事)を、最初に持ってきたら、隣席のおじーさまは、豚を食べた後に注文していました。



こちらが、「一人前」の豚肉ですが、思ったよりはあっさりしていましたが、やはりポルトガル、量がありました！



こちらは、お店のおぢさんが、「サービスだよん」と持ってきてくれた、デザート用Oportoです。いや～、さんざん歩き回ってきたので、利きました。



食後のデザートは、チョコレートムースを選びました。最近はベタ甘という味付けから、抜けつつあるので、疲れた身体によかったです。

さて、次の宿題の目的地へのバスまで、まだ数時間あるので、午後の散歩に出かけました。

これが、Se de Coimbraです。このあっさりとした、初期ロマネスクの模様といい、何で以前訪れなかったのか・・・？



上層部のステンドグラスの外側部分の方が、レンズを通してみた限り、ちょっと華麗？



内陣は、白い大理石と彫刻で、重厚かつ白い空間に満たされています。



アーチ型の中庭の回廊は、さすがに寒々しく、ガラスに隔てられていないのが、幸いなんだか、寒いというんだか・・・・



外には人がいるのに、この大聖堂にはいない、というのが不思議な感じでした。



やっと坂道の下った所から、大聖堂の前面が撮れました。
やはり、デカい上に、簡素でした。
ここにて、宿題のその１達成！

さて、ベンチで一息つき、博物館めぐりの続きに行くと、見事なタペストリーが展示されています。フランドル地方と、関係があったのか～、とのんびり見ました。



こちらはポルトガル名物の、Azulejo。青タイルで制作した展示品になります。



こちらは、旧植民地ブラジルから、輸入？された木材で作られたものだそうです。現在は、ポルトガル☞ブラジルへの移民が増えている、という事ですが・・・・



ポルトガルは「南蛮貿易繋がり」で、江戸時代の工芸品が、かなり伝わっているのですが、「見事な根付け」が展示されているのには驚きました。リスボンの美術館でも、お目にかかっていません。





これが値付け？と思った程、精巧に作られていて、現在の日本国内で見られないのが、残念なのか、それともきちんと保管・展示してくれていることに、感謝すべきなのかわかりませんが、見事な細工物でした！



中世の昔から、Coimbraに残されている、博物館を後にして、【とんと記憶にない、Catedoral】に向かいました。