【Monasterio de Bernardas】



タクシーの運転手に宿前で拾ってもらい、現地集合が16:30。
なんで、午前中発が無いんだ、と聞いたけれど、どうも現地ガイドの都合だったようだ。




とても見づらいが、こちらがこの修道院の説明で、今回の現地ガイドは、一応英語でした。



ガイド「この修道院には、修道女が１０人いるのよ！」
　　　「エ？たったの１０人ですか・・・・」
ガイド「じゅぅぅぅ～人もいるのよっ！」
　　　「それって多いんですか？」



生憎、中庭から向こうは、修道女の居住空間とやらで、立ち入り厳禁！尚、修道女で一番若いのが６０代、一番高齢者が８０代ということで、いづれも老齢化が問題だそうでした。



ここはかろうじて公開していた礼拝堂で、上の写真の遠景の建物部分にあたります。入場料無料ということなので、悪いので、この修道院お手製のクッキーを買ったのですが（買いたかった蜂蜜は、1L瓶のみなので、重すぎて諦めました）、こう言ってはなんだが、お味はイマイチでした。



中庭のいい部分を、歩き回れなかったので、消化不良の気持ちで、修道院を後にしました。この周辺、村の雑貨屋すらありませんでした。わたしには住めそうにもありませんが、真夏は、間ｓｈ素麺に見える、赤い屋根の建物部分を、休暇用に貸すそうです。

1年前に訪れたのは、同じくガリシア内陸部にある、Monforte de Lemosでした。今回は、中心都市のOurenseを基点として、タクシーで訪れるよう、ガリシア観光局の方に話をつけて頂いたのですが、スペイン語のやりとりで、作文能力不足のこちらは、またもやしんどい思いをさせられました。

結論、やはりこのRibeira Sacraの中心は、Monforte de Lemosの方が近いようですが、移動の基点としては、不便といった所でしょうか。



２つの川の合流地点です。ポルトガル国境となる、Min~o川の方が、水量が多い上に、高い位置から流れてくる、と運転手の説明でした。

この地域は、複雑な渓谷と、Min~o/ Silの二つの川流域に点在する、ワイン畑と、中世のロマネスク建築に代表されますが、地元の運転手ではないと、よくわから～ん、と思いました。因みに、飛行機からも渓谷が、グルグル円形を描いていました。あぁ、そんな所、運転したくもない。



今回は、この地域のロマネスクの教会３つを、現地ガイド付きで、訪ねたのでした。

夜の散歩は、さすがに大通り沿いを行きます。
ただ、思ったより、暗くないんですね。



こちらは日中通っているのですが、夕暮れ程度にしか思えず。しかし、ひとけがないままでした。



眼鏡橋っぽく撮れました。
こちらも、川面は明るかったです。しかし、空気の冷たさに、また丘の上に戻ります。



ヨーロッパの紅葉は、葉が黄色い場所ばかりなのですが、こちらは珍しく紅葉です。



さすがに街灯が灯り始め、暗さが増してきたので、広場をぐるーっと宿の方へ向かいます。



一夜明けて、朝食です。
まぁ、平均的なTostadaと呼ばれる、朝食です。とはいえ、最近バターを出すようになってきたな～、と思いました。

さて、ここからは、ガリシア内陸部中心のOurenseへ向かいました。ただ、いきなり山道に入り、村々に立ち寄りながら、小さなバスが走ったもので、危うく運転手に、Ourense行きですよね・・・・・と、問いかけそうになりました。

さて、Allarizの夕食。探してみれば、めぼしいレストランは、自分が泊まっている宿だけだったので、迷わず開店直後に入りました。２０時過ぎで、客の入りはこの程度です。

を

Menuにして、寒いのでガリシア名物の、Caldo Gallegoで。このジャガイモをつぶして、青菜を入れたスープは、ガリシアで食べられます。



大体、ガリシアに入ると、白ワインにするのですが、メインに牛肉を選んだので、Montarrei産の赤にします。そうはいっても、ハウスワインです。



こちらガリシア牛のステーキです。申し訳なさそうに、「Menuだから、肉は小さくてね・・・・」、とわざわざ断って下さるんですが、日本人にはこれで十分！因みに、ガリシア地方は、ジャガイモの産地でして、美味しいのでした。



これは所謂チーズケーキです。

ここでやっと一息。しかし、ここで部屋に引っ込むといけないので、宿周辺の散歩に出かけました。

ひとけが無いままだが、今度は別の坂道を選び、上っていく。



やっと、店を発見！
このウインドーの奥に見える、蜂蜜が欲しかったのだが、瓶がでかいので、見るだけにとどめておいた・・・・ガリシア産の蜂蜜は、ピリッとした渋い甘さなのです。



ここでは、毎年夏に、旧市街の広場で、お祭りをするようで、その光景と像が、思わぬ所にありました。



ここが、交差点っぽいのです。



冷え冷えとしてきて、これで１９時過ぎなので、ひとまず宿に戻ります。

この町を歩いていたら、すすーーーっと冷気が流れてきたので、ヤバイっとキョロキョロしたが、特に何も変な雰囲気は無い。下の方が見えたので、首を突き出したら、冷気の原因は、川の流れでした。



尚も、坂を下っていくと、砂利道の向こうに、「扉が硬く閉じられた」教会があった。ひとけが無いのに、教会の数だけはある・・・・と思った。



ロマネスクの扉もないので、地図を広げ、教会の向こうを見えも、どうも無いらしい。




また、ここが寒いんですよ。



右端の中州にある小屋は、さぞ寒いだろうな～、と流れを一瞥して、また坂の上に戻り始めた。



坂の上に戻る為には、こんな石畳の道を戻らなければならないのだが、さすがに後ろ足が憑かれてくるんですね。