サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: yeshangさん
2014年01月30日 20時14分11秒
icon
「文明崩壊 上」 ジャレド・ダイアモンド著 「草思社文庫」
上巻だけで550頁もあって、ほぼ1か月を上巻を読むのに費やしてしまいました。
現在のアメリカのモンタナ、イースター島、南洋諸島の話、メキシコ・マヤ文明、そして、ノルウェーのヴァイキングの行動でアイスランド、グリーンランド、北米北部のことが述べられています。
戦争や紛争、「銃・病原菌・鉄」の前著に述べられたもので崩壊したものもありますが、環境の破壊、それによる生活基盤の崩壊が大きく取り上げられています。
現在の中国の砂漠化や環境破壊には大きな危機感をもたらされます。歯止めがかからないと、中華民族とは言えないまでも一部民族や文化の滅亡にもと危惧します。
そして、これから開発の手が入るであろうアジア、とりわけアフリカに対して、どのような開発や援助が必要か?、逆に生活・文化の破壊につながることのないように検討をする上での貴重な材料を提供してくれます。
正に、歴史認識をする上での好著と思います。
まだ、後半の下巻があって、途中経過ですが、読み始めて、毎日のページ数はなかなか進みませんが、麻薬のように取りつかれる内容です。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
-
from: すばるさん
2014年01月19日 00時55分19秒
icon
「MOMENT」本多孝好●20140119
死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら…ある末期患者の願いを叶えた事から、彼の元には患者たちの最後の願いが寄せられるようになる。
◆「ジョーブラックをよろしく」のような死神の具現化かと思いきや、単なる御用聞きだったり、素人探偵だったり…
中身があるようでないような微妙~な作品でした(^_^;)△評価です。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
-
from: すばるさん
2014年01月19日 00時40分59秒
icon
「死角形の遺産」大沢在昌●20140119
インテリ総会屋井田は、誤配された封筒を受け取り奇妙な事件に巻き込まれてしまう。
封筒の中から凶弾に倒れた世界的に有名なミュージシャンの歌が録音されたテープが出てきた。
◆かなり古い作品でした。素人の探偵もので、可もなく不可もなく。
サウナのお供として読んでいました。(笑)△-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
-
from: すばるさん
2014年01月09日 05時01分06秒
icon
「宰領」隠蔽捜査5 今野敏●20140109
大森署管内で大物国会議員が失踪した。
発見された運転手の遺体、謎の脅迫電話。舞台は横須賀へ移り、警視庁と反目する神奈川県警との合同捜査を署長・竜崎伸也が指揮することに。
迷走する捜査の行方は?
◆面白かった~。やっぱり隠蔽捜査シリーズに外れなし!今野敏の警察モノの中では抜きに出て面白いシリーズですね。
とにかく警察組織内でのパワーバランス、面子争いには本当にイライラします。部下たちも分かってて言えないもどかしさを合理主義の堅物・竜崎がバッサリと切り込む痛快さ。
キャリア組なのに降格人事で所轄の署長という竜崎の立場が絶妙です。
本年一冊目、もちろん★評価です。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
-
from: yeshangさん
2014年01月05日 20時54分55秒
icon
「駱駝祥子(らくだのシアンツ) 老舍著 立間祥介訳 (岩波文庫)
田舎で父母が死んで田畑も人手に渡り、18歳で北京へ出てきて人力車引きをすることになった祥子のお話です。
当初は自前の車を買ってと、将来に夢と希望を持っていたのですが、悲劇や幸運の波にのまれながらもまじめに車引き家業を続けるのでした。しかし、祥子を襲う悲劇や車引きの社会は、祥子の夢をつぶすことになっていきます。
清朝の後の中華民国の時代です。
―――-―――――――――――――――――――――――----
車引きなので北京のあちこちを走ります。かつて知った懐かしい北京の通りや建造物が出てきてまた、25年前の北京には老舍の時代が残っていたので、、懐かしく、思いました。
日本では一時、派遣切りやホームレスが話題になりましたが、比較にならない世界です。しかも北京の夏は極端に暑く、冬は夜間零下10度以下に。
日本も終戦時は多くの国民はかくやと思われる状況でしたが、すぐに回復への道を進みました。
祥子の世界とどこが違うのか、考えさせられました。(日本には回復に向かう基礎(最も大きいのは民度と教育、技術知識などであると思います)-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-