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from: yeshangさん
2014年07月31日 11時58分30秒
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終戦3年後の沖縄那覇に赴任した精神科医エドワードは、たまたまドライブで訪れたニシムイ(北の森)という土地に住む絵描きの人々に出会います。
エドワードは画家になりたかったが医者になった経緯があるので、絵画には造詣が深く、そこで見た絵にひきつけられ、絵を通じてそこの住人たちとの交流が深まっていくお話です。
終戦後の米軍統治下の沖縄の様子が解ります。
間もなく終戦記念日を迎えますが、本土と違う沖縄の様子も書かれています。
そんな中にあって絵が描きたいという集団と沖縄の人たちのたくましさを感じさせられます。
終戦記念日を前に沖縄を考えるのによい本ですし、今年の本屋大賞にノミネートされる作品でしょう。
原田マハ氏が出会ったサンフランシスコの精神科医師の実話をもとに書かれたものです。
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私は、1986年から1991年まで中国北京に技術協力で毎年4か月ほど滞在していましたが、当時の中国は戦後の我々の時代とそっくりでした。
涙が出るほどに懐かしさを覚えました。
エドワードとよく似た経験でした。
同じく友人も沢山出来、以来、数年ごとに北京を訪れていましたが、ここ10年ほどは北京には行っていません。いつも旧友と会うのが楽しみで行っていました。
北京の繁華街は東京並みの街になっていて、面白みはなくなっていますが、やはり旧友に会いたいとの思いがあります。icon
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from: yeshangさん
2014年07月30日 21時43分36秒
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「人生はニャンとかなる!」 水野・長沼著 (文響社)
猫の写真とともに人生訓を述べた本です。
私は犬も好きですし、猫は自宅でも実家でも飼っていて大好きです。
猫は犬以上にさまざまな動作・表情をしてくれて、少し前はネズミの被害に大いに協力してくれました。
仕事・冒険・リラックス・習慣・コミュニケーション・希望とジャンルに分けて猫のそれに相応する写真とともに解説と名言が載せられています。
ページごとに切り取れる製本になっていますが、これは切り取れません。
落ち込んだ時や気力を無くしたときには、パラパラとめくって、自分をなぐさめたり勇気をもらえるのにはよい本だと思うからです。
猫好きにはよい本です。
ただ、子猫が多いのですが、今、我が家では7歳近くなるシャム猫(雄)を飼っています。
子どたちが大きくなって家を出ていった今は、猫が夫婦のカスガイになっています。 -
from: yeshangさん
2014年07月27日 21時50分49秒
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「太陽の棘」 原田ハマ著 (文芸春秋)
読み始めたところです。
これはおもしろそうです。
終戦後の沖縄と米軍の実態がうかがわせられます。
海軍も航空兵力もなくなった日本にとって、沖縄線は正にサンドバッグのような撃たれっぱなしの状況でしたが、米軍にとっても少なからずの打撃を受けています。
その中で、精神科医として戦後3年目に赴任した医師の沖縄での暮らしが始まります。
今後の展開を見つめています。
絵画に造詣の深い原田ハマ氏のお話を息をこらす思いで読み進めています。
読了後に、また、書き込みをします。-
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from: yeshangさん
2014年07月21日 22時38分00秒
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「常夜」 石川緑著 (KADOKAWA)
民俗学の修士課程を終えて地方の博物館に学芸員として勤務する石川は地域の風習、旧家に残る物や古文書を調査しながら博物館の展示企画を行っています。
地方に調査出張することもあるのですが、そこで起こる奇妙なお話、夢や現実のないまぜになったようなお話が続く9篇の物語です。
第八回「幽」怪談文学賞大賞受賞作です。
気味の悪い話もありますが、学芸員の仕事や日常、どうしてそうなるのか不思議に思う話もあって、バラエティに富んだ内容になっています。
この手の本としては、梨木香歩の「冬虫夏草」のほうがおもしろいとも思いました。
暇潰しに読んで面白い本でした。-
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from: あいこさん
2014年07月10日 07時41分56秒
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「ゼロ」堀江貴文
獄中のこととか、自分の若い日のコンプレックスとか、両親のこととか、赤裸々に書いてあって面白い。泣けて笑えた。
ジェフリー・アーチャーの獄中記を、だいぶ前に読んだがこちらも、面白い。みんな、ころんでも、タダでは起きないで、たくましい。 -
from: yeshangさん
2014年07月09日 00時35分57秒
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「歌川国芳 猫づくし」 風野真知雄著 (文芸春秋)
絵師の歌川国芳58歳のころの物語です。
国芳は猫好きで家には10匹程度の猫を飼っています。弟子は6人ほどが毎日通ってきていて、その中の芙蓉堂のご隠居75歳は画は下手だが女性のからだばかりを描いている助べえだが、クロネコのクロベエがこのところ行方不明に。
ご隠居が突然心臓発作で亡くなって、その問題が判明するのですが、これが始まりで、話は続いていきます。
ミステリーに近い内容で、いろんな猫が所々で顔を出して、話を引き立てていますが、暇つぶしにはおもしろい本でした。-
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from: yeshangさん
2014年07月04日 21時08分28秒
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「限界集落株式会社」 黒野伸一著 (小学館文庫)
山間の小さな村落を舞台にしたエンターティメントです。
主人公多岐川優はIT企業・企業コンサルをやめ、亡き父の故郷止村(とどめむら)という限界集落にやってきます。
心身のリフレッシュと起業までのチューンナップのために。
そこで見た祖父母の残した土地を見て、これまでの経験・ノウハウで何とかしようと。
米作を縮小して、天候に左右されるが収益の見込める野菜作りへの転換、販売ルートの開拓、そして、住民の意識改革へと。
ねっから農業に取り組んでいる美穂とは、最初は意見が合わないもののだんだんと意思疎通が図られていきます。
しかし、そこには紆余曲折が、難問も多発ですが、何とか解決して行きます。
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これからの地方、限界集落、限界集落になりかねない地域にとっては参考になるお話です。
帰郷して、かつての商店街が高級老人街になっていました。
新たに駅の道が出来て、当初は大変な賑わいだったようですが、コンビニ程度のにぎわいになっています。
お祭り騒ぎで人を呼んでも地元の持続できる産業を起こさねばならないと考えています。
来年は「真田丸」・真田幸村がNHKの大河ドラマに決まったとか。
地元和歌山県・九度山町も期待していますが、うまく活用できるものを生み出そうと陰ながら知恵を絞っています。
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帰省して、「中国文学史」前野直彬編と「運命」国木田独歩著を読みました。
「中国文学史」は参考になりましたが、相当中国文学を読んでいないと、中学の歴史教科書みたいに無味乾燥なものになるでしょう、
「運命」は気楽に読みましたが、残念ながら読書メモを取っていないので、これといった感想は書けません。
「田舎教師」田山花袋著も数十ページを残して置いてきました。おもしろい内容でしたが平凡な生活の内容です。それなりに今の平凡な生活を考えさせられますが。
「運命」と「田舎教師」は装丁・紙質・活字などを復刻した近代文学社の本です。会社勤めの若いころに給与は少ない中、このシリーズと夏目漱石の復刻版シリーズを買った頃を思い出しました。
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「限界集落株式会社」は文庫が出たので、以前から気がかりの我が町を思って、買いました。-
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from: yeshangさん
2014年07月02日 00時14分22秒
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やはり読書ノートは必要
20日ほど帰省していました。
読んだ本は実家の離れに送って置いてあり、今回は要らない本を整理するつもりで帰りましたが、手つかずに終わりました。
読んだ記憶はあるが全く内容の思い出せない本、読んだことすら記憶にない本が多くあって困りました。時間が出来れば読もうとしたした本もあります。
読書ノートを書き始めてから、この掲示板に投稿し始めてからは、少しはそのようなことがなくなりました。
ノートを見るとなんとか記憶がよみがえります。
衝動的に2度買いすることも少なくなりました。-
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