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from: yeshangさん
2015年06月18日 22時50分46秒
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「中国人物伝 Ⅲ」 井波律子著 (岩波書店)
人物を中心にした歴史書と思います。
隋・唐の時代から元までのものですが、それ以前のものはいろいろ読んでいますので、これと次のⅣ、近代までのものを買ってきて読んでいます。
人物を中心にして歴史を展開していますので、なかなかおもしろく読んでいます。
晩唐の女詩人、魚玄機が出ていて、ちょっとびっくりしました。
若いころに、森鴎外の短篇小説「魚玄機」を読んでいましたが、いま一つピンとこないものでした。
魚玄機自体男性か女性か、名前で判断できなく、読んで支離滅裂でした。
再続すればどう感じるか、もう一度読み直したいと思っています。
最近は、年のせいもあって読む速度が落ちているのを自覚しています。
しかし、いいではないか。読んで楽しむのは、人と比較することではないのですから。 -
from: yeshangさん
2015年06月10日 21時48分12秒
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歴史書を読む
歴史を書いた専門書であれ、小説として書かれたものでも、日本人は日本史、少しは中国史に通じています。
歴史を描いた本を読んで、おもしろいのは、かつて読んで通ってきた道なで、再度訪れる面白さと、新たな発見をするおもしろさがあります。
今、「中国人物伝」岩波書店・井波律子著を読んでいます。
中国の歴史には親しんできましたが、正に、思いでの道とともに新たな発見がって、興味深く読んでいます。
司馬遼太郎の作品などは、そのようなおもしろさを感じさせる作品群と思います。 -
from: yeshangさん
2015年06月01日 18時33分32秒
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「戦国海商伝 上」 陳舜臣著 (講談社)
時は、織田信長の時代、毛利元就の落胤、佐太郎が7歳で中国に預けられ、中国・明と日本の貿易に従事することになるお話です。
当時は遣明船以外は交易ができませんでした。
しかし、西域、ヨーロッパ、アジア、日本との交易は密貿易の形で盛んになりつつあったのです。
毛利は、その交易を考えています。
佐太郎は毛利に繋がる身とはいえ、明との交易に尽くそうとの考えに入っていきます。
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古書店で買ってきた本です。
海外との取引は会社の国際部にいたことがあるので、血肉がさわぎます。
海外に出ると、仕事だけでなく、文化・生活・環境、その地方の病気、治安などなど多くの問題があります。これらをどう切り抜けてきたのかは非常に関心があって、おもしろく読み進めています。
投稿が少ないようなので、途中の感想を書きました。