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from: あいこさん
2017/11/29 20:47:18
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from: yeshangさん
2017/11/23 20:27:43
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「天子蒙塵 第一巻」 浅田次郎著 (講談社)
第二巻を読み始めました。
「蒼穹の昴」、「珍妃の井戸」、「中原の虹」、「マンチュリアン・リポート」に連なる清朝のシリーズです。ここでは宣統帝愛新覚羅溥儀と皇后と皇妃・淑妃・文繍が紫禁城・故宮を追われてのお話です。
溥儀は満州国、中国の東北に移動するまでのことが第1巻で述べられています。
満州国、溥儀、皇后の姚容、皇妃の 文繍の生活、歴史は様々な興味を持たせます。
単行本2冊の本ですが、読み終えるのにてこずっています。
以前は1週間もあれば読み終えたのですが、出てくる中国語に中国語辞典、漢字源・漢字辞典を引きながらにしても第一巻を10日ほどかけて読み終えました。
読書の時間が少なくなって、新聞を読むのに時間を取られていますが、パソコンで麻雀に時間を取られています。体調が影響して、楽なことに流れています。
読みたい、読むべき本はたくさんあって、その圧力を感じているのにじららくな生活と毎日反省しています。 -
from: yeshangさん
2017/11/05 19:45:29
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「「昭和天皇実録」講義」 古川・森・茶谷著 (吉川弘文館)
「昭和天皇実録」の解説書です。
昭和天皇のご誕生から激動の時代を経て逝去までを述べながら「実録」での解説をしています。
「昭和天皇実録」を読むうえで参考になります。
「 実録」は毎日のことが淡々と記された日記のような内容ですから、その時の天皇のお考え、お気持ちなどはうかがえませんし、評価や批評はありません。
著者らは、「実録」が出たとき、大手新聞社では各紙とも専門家に分析を依頼し、特集を組んで「実録」を紹介していたものの、特定の出来事や時期の限定した考察が中心で、全体像を解明するにはほど遠いものであった — と述べているように著者らにより本書ではその全体像を書いています。
「昭和天皇実録」を読んでいる人には、大いに参考になると思いますが、昭和天皇の生涯や全体像を知るには、本書のブックガイドで紹介されている、「昭和天皇」古川隆久著・中央公論新社、「昭和天皇伝」伊藤文雄著・文芸春秋のようなものが良いと思います。
私にとっては「実録」を読むうえで大いに参考になりました。
しかし、なかなか読み切れるものでなく、行きがかり上買い始めたところがあります。