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from: yeshangさん
2018年11月30日 17時06分59秒
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神仏と動物
人間は動植物の上に立つ存在とされていますが、様々な動植物、天地山川が霊力のある・魂を持つものとしてあがめられてもいます。
お稲荷様の眷属として狐、文殊菩薩は虎に、普賢菩薩は像に乗り、孔雀明王は孔雀にまたがっています。神社の入り口には狛犬が、中国ではホテルや銀行の門・橋の欄干には獅子が飾れています。
また、亀や鶴、蛇などまで長寿や霊力のある物として珍重されてもいます。
猫はエジプトやシャム・タイで家や宝を守る物として、また、一説では観音菩薩の眷属ともいわれています。
犬はこのような例は聞いていませんが、人間の忠実な伴侶でしょう。
我が家では10年ほど前に知人からもらったシャムネコがいます。
名前は「チョコ」、子供のころは顔・耳・手足・しっぽが真っ黒で、体は真っ白でした。今は白い部分が濃い茶色になっていますが首の周りは白く残っています。
ただ、かわいいだけで、何の霊力も役にもなっていません。 -
from: yeshangさん
2018年11月29日 20時35分10秒
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「空海の思想」 竹内信夫著 (ちくま新書)
空海の思想についてよく研究された本です。
第一章は空海の願文(「性霊集」から)、第二章は「即身成仏とは何か」(「即身成仏儀」)、第三章は「声字実相」とは何か(「声字実相儀」)、終章は「万灯万花の願文」からなっています。
解説に応じて空海の経歴・業績、比叡山との関係なども述べられています。
しかし、難解です。
何が難解かというと、考えさせられる・共感できるまでは行きつくのですが、これを実感し、体感できるまでは難しいということです。
実践と智慧の積み重ねが必要と考えます。
実践は般若心経の説く観自在菩薩の行・般若波羅蜜の実践、具体的には布施・自戒・忍辱・精進・禅定・智慧でしょう。
智慧は知識の積み重ねとそれをもとにした思考の繰り返しになると思います。
この年になると日暮れて道遠しの感がありますが、引き続いてNHKテキストの100分で名著の「維摩経」、「法華経」を読む予定です。
両経とも何冊かすでに読んでいますが、100分で名著で読み直すことで新たな知識や気づきがあればと思っています。 -
from: yeshangさん
2018年11月02日 19時06分08秒
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「天子蒙塵 第四巻」 浅田次郎著 (講談社)
満州事変により愛新覚羅溥儀、張作霖の息子張学良、そしてこれらを取り巻く人々、日本の軍人たちの話が展開されます。
最終回となりましたが、、満州国が共和制から溥儀が皇帝となって帝政に移行するまでのお話です。
戦争か終戦を迎え、満州国が瓦解するまでのお話になる物と想像していましたが、少し残念な気持ちです。
しかし、これまでのいきさつ、満州事変前後の歴史を知っていないと理解しにくいのではと思います。
私としては興味深く読みましたが、これまでの一連のものの続編でもあります。
最近は体調が不安定で、やはり読書にも体調と体力がいると思っています。
それとこの年になっても自分を強制するものが必要です。
普段はだらだらと生活し、起きてから食事をとるまでも何時間もかかっています。
しかし、決められた時間があると、なんとかそれに合わせててきぱきと動かねばなりません。
今は、朝起きて髭剃り、トイレ、洗顔、食事に2時間はかかっています。
サラリーマンのころは30分で、最短15分で済ましていたのですが、やはり自分自身を強制するものがないととおもう次第です。