サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: yeshangさん
2019年05月29日 23時22分44秒
icon
橋田寿賀子の「おしん」
日経新聞の「私の履歴書」で連載されていて、ドラマ化された「おしん」の撮影状況の紹介でも心迫る内容でした。
「おしん」は1983年から84年3月にかけ放映され、国内で視聴率は52%を記録した
そうです。
そして、66か国で放送され、イランでは1980年代と1990年代の2回放送され、最高
視聴率は90%だったと書かれていました。
イランは出光興産の百田尚樹著「海賊と呼ばれた男」で知られる日本とのつながりの
ある国です。いまアメリカとの関係は悪化していますが、トランプ氏の話でもあったよ
うに日本は両国関係の改善に努力してもらいたいと思っています。
今の日本に「おしん」や「海賊と呼ばれた男」の精神、かつての世界に発信してい
た新技術・新商品、先端技術でのヒット商品がなぜ生まれてこないのか、日本人の心意気や創造の精神が失われているのではないか、たんなる金儲け目先の金儲けに走っているのではないかと危惧しています。
-
from: yeshangさん
2019年05月24日 19時03分51秒
icon
橋田寿賀子の「私の履歴書」
日経新聞の橋田寿賀子の「私の履歴書」は紹介しましたが、今「おしん」の話が載せられています。
7人目の子を身ごもった母が凍てつく川につかって流産しようとしているのを見て
おしんは7歳で奉公に出ることを決意しますが、このシーンはテレビで見ていました。
この放送は日本では視聴率52%、最高視聴率62.9%を記録したそうです。
その後、68の国・地域で放送され、イランでは最高視聴率82%、タイ81%、北京では
76%だったとのことです。
「おしん」は後進国の人々に夢と希望を与えたと思います。
実際、急躍進した中国には少なからずの影響を与えたと思います。
半面、豊かになっていた日本では「おしん」のことも気持ちもほとんど忘れているの
でないかと思います。 -
from: yeshangさん
2019年05月22日 20時59分51秒
icon
最近は新聞を読むのに時間を取られて
日経新聞の読者ですが、政治・経済・世界情勢・技術関連に目が離せなく、読む時間
が長くなりました。(その分本を読む時間が少なくなっています。)
連載中の橋田寿賀子の「私の履歴書」、連載小説の「ワカタケル」、「業平」は面白
く読んでいます。
橋田寿賀子は脚本家として有名ですが「おしん」は日本だけでなく海外でも話題に
なりました。
北京で仕事をしていたころ中国人にも大変な人気で、おしんを見習って頑張ろうと
中国人にも大きな動機を与えたものと考えています。
「ワカタケル」と「業平」は女性関係・エロチックなところがあって、こんな小説は
如何なものかとの思いもありましたが、歴史や古典文学を知るうえで参考になるでしょう。
「ワカタケル」では朝鮮半島との結びつき、進出・支配の話が出ていますが、今の
韓国では朝鮮半島支配にはそんな事実はないとの反発は出てくるでしょう。
何しろ日本が半島の任那を支配していたことはなかったと言い出し、日本は韓国を
慮って今の日本の教科書にも書いていないと言われていますから。
まさに歴史認識を疑わせる日朝の現状です。 -
from: yeshangさん
2019年05月08日 22時51分50秒
icon
「日本国紀」 百田尚樹著 (幻冬舎)
500ページのうち100ページ、やっと鎌倉期に入ったところまで読んだところです。
しかし、解りやすく、詳しい解説で、これまでの常識を変えるようなところがありますが、それもうなずける内容です。
これは中学生や高校生に読ませれば日本の歴史がよく理解でき、日本歴史に大きく関心を持たせる本だと思います。
中国、韓国からは日本の歴史認識が問題視されていますが、却って韓国、中国の歴史認識を疑っています。
中国では大躍進や文化大革命、天安門事件は封印されていますし、韓国では日本の古代の任那の存在はなかったこととなっています。
さらに戦中の社会情勢を考えず、慰安婦問題や徴用工の問題が日韓関係を最悪の状態にしているのは、全くの歴史認識がないと常々思っていたところです。
本書はehonで長らく売れ行き順位の100冊で取り上げられていて、今更ながらと思いつつ読みました。
しかし、日本の歴史を単に暗記物でなく歴史の背景を含めて興味深く読める内容になっていて、日本歴史を理解するうえでよい本です。
中高生には是非読んで欲しい本ですが、社会人にもお勧めしたい本です。 -
from: yeshangさん
2019年05月03日 20時34分00秒
icon
「「維摩経」入門」 鎌田茂雄著 (PHP研究所)
般若心経は260字余りに仏教の教理を書いたものですが、維摩経はさらに物語として
詳しく述べられています。
インド・ヴァイシャーリーの富豪維摩の病気見舞いに仏が菩薩や弟子たちを訪問させようとするのですが、誰もがしり込みし、最終的に文殊菩薩が行くことになります。
文殊菩薩と維摩居士とのお話となれば大変な内容になると、皆がこぞって話を聞きに伺うことになります。
ここから様々な問答とともに不思議が展開されます。
内容はすべて仏教の教理で埋め尽くされていますが、物語として書かれているので興味深く読めると思います。
ただ、本書では維摩経を翻訳したものでなく、維摩経の各章の眼目となる文章を取り出しこれをもとに解説を行っているので、全文を知ることとはなっていません。
エッセンスを抜き出し解説したものとしてエッセイ感覚で読めると思います。
以前に「100分で名著 「維摩経」」を読んで、もう一度「維摩経」が読みたくなって蔵書を調べたところ1986年に買ったまま積読になっていたものを引っ張り出して読んだものです。
当初の目論見とは異なりましたが、それなりに内容のあるものとして読みました。
「維摩経」はハードカバーでも文庫本でも各社から出されていますので、興味のある人は読んでください。
仏典は読むだけでも面白いものがあり、いろいろ教わる物があるのですが、やはりいかに実践するか、実践していくかが大切だと思います。