サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: yeshangさん
2019年08月25日 20時51分32秒
icon
「第二安房列車」 内田百閒著 (新潮文庫)
引き続き第二安房(あほう)列車の旅です。
今回も上野・東京から列車で雪の新潟、東北方面、関西を経由して九州方面を経巡る
旅で、いつもの山脈君がお供です。
山脈君は国鉄の社員でジャーナリストの仕事をしているので全国各地の駅・管理局に
知り合いがあり、切符の手配、宿の手配、乗り継ぎなどは山脈君がやっているようです。
百閒先生は各地に知り合いがおり、名前がいきわたっているので会う人や新聞社等の
インタビューがあって、それらには適当にあしらっています。
列車の旅は、全くの乗り鉄で行先の観光や料理や名物には興味はなく、列車の旅が楽
しいといったところです。
列車の旅には地図帳を見ながらたどりましたが、鉄道地図が入れられていればと思い
ました。
全くの暇つぶしに読むような本と思いますが、結構評判・評価は高いようです。
お金と暇があれば、こんな旅もいいのではないかと、全く暇つぶしの列車での旅に
思えます。