１日で完読。あさのさんの作品は初めて読んだかな？

タイトル通り、いきなり、土の中。（笑）
心中に失敗して、主人公の女性だけが死んでしまって土の中！
かなりショッキングな出だしでした。

他人に対して心を閉ざしてしまった女性の物語です。
死のふちから救ってくれたのは、謎の少年、白兎（はくと）。
彼の使命は、魂を腐らせない事…

亡霊とか、幽霊とか、こういうのはあまり好きではないんですよね。
何でもありになってしまうから。
映画の「鉄道員（ぽっぽや）」（原作って小説でしたよね？）とか、
大好きな重松さんの「流星ワゴン」とかも…

よほど展開がうまくないと、白けます。
映画「シックス・センス」くらい、巧く誤魔化さないとね…（笑）

でも、この作品は面白かったです。
決して、パンパーン！って言う、歯切れの良さはないんだけれど、面白かった。
最後の２ページは「こう言う事があったらいいな」って、ほのぼのとしましたよ。

で、今日からは初・篠田節子さん。掴みはＯＫ！これはグイグイいけそうです。（笑）
でも、明日、明後日と連休。多分読めませんわ。（笑）
タクシーの中でないと…（笑）