「ストロベリーナイト」　誉田哲也　光文社

パッと見、行間が空いていたんで２日でいけるかなと思ってたら、
その通り２日で完読。面白かったです。

でも、猟奇殺人が題材ですから、後味は良くないので…
帯にもありますが、新しいタイプの警察小説かもしれませんね。
主人公の姫川玲子の個性が立っているし、
強烈なる憎まれ役もいます。シリーズ化になるような気がします。

福井晴敏さんほど重くないし、大沢在昌さんより軽快。
ただ、所々におちゃらけた様な文章が入るのが
ちょっと馴染んでなくて浮いた感じがしました。

本音を言えば、もっと、姫川を囲む面々をちゃんと説明して欲しかったかな？
奥付けには特別な記載はなかったので、
書き下ろし作品かと思われます。
であれば、プラス100pは欲しかったです。(^^;;;