「復活の日」　小松左京　角川文庫

かなりの斜め読みを含んで、何とか読了。
さすがのウンチク好きでも、かなりきつかったです。
でも、筆力がすごかった。

諜報活動の一環として取り引きされた細菌が、
飛行機事故のために、拡散を始めて、人類が滅んでしまうと言うお話。
本当に、小説家って「見てきたように」書くもんですね。（笑）

それにしても、42年前にこれを書いたと言うのが驚きです。
今、実際にこう言う事が起っても何ら不思議ではありません。

その頃、娯楽が少なかったからなのか、
それとも、文学そのものに力がなくなったのか…


夜勤を終えての帰り道、東の空に妙に輝く星を発見。シリウスでした。
ちょっと顔を上げると、オリオン座。その上には牡牛座のすばるも…
もうすぐ冬なんですね。

その前の秋の夜長、読書に勤しみましょうね。