サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: すばるさん
2006年11月24日 05時01分04秒
icon
「ナイチンゲールの沈黙」 海堂尊
「ナイチンゲールの沈黙」 海堂尊 宝島社
出ました!「チーム・バチスタの栄光」に続く医療小説第2弾!
処女作が面白くて、今回なんか、
図書館に入って来たのを最初に借りちゃいました。
今回も、東城大学医学部附属病院が舞台、
当然、田口医師と変人役人・白鳥が登場します。
しかし、全編を通して書かれる、歌によって情景が思い浮かぶと言う、
あまりに抽象的・非現実的な話の流れは、かなりの無理がありました。
また、医学用語の説明も舌足らずで、「バチスタ」を読んでない方には
ほとんどチンプンカンプン。
現に、それを読んだ私でさえ、チチンプイプイ!でしたから。(^^;
取って付けたような謎解きも、深みがなくて、ミステリーと言うには?です。
海堂さん、ちょっと、勇み足だったかなぁ?(笑)
装丁は前作と統一感があって素敵ですけれどね。
残念ながらお勧めできません。
読むなら絶対「チーム・バチスタの栄光」の方。
> [83] 海堂尊「チーム・バチスタの栄光」
>
>From: すばる
>海堂尊「チーム・バチスタの栄光」
>宝島社
>
>完読。面白かったー!
>「このミステリーがすごい」大賞受賞作。
>なんだけど、正直「このミス」大賞作品は面白かった試しがないんですよ。
>賞金の高さはすごいけど、あまり、一般読者をなめない方がいいですね。
>選者は変えた方がいいですよ。ワヤだもの。毎度駄作ばっかで。
>こりゃ、芥川賞や直木賞よりもひどいもんです。
>で、そういう下地があるので期待値はゼロでしたけど、これは面白かった!
>冒頭の10pで、こりゃいける!と思いました。
>
>心臓手術のエキスパートチームが、相次ぐ失敗。
>原因究明に駆り出されたのは、自他共に認める
>落ちこぼれ医師・田口。
>もう、お手上げっていうタイミングで
>厚生省から乗り込んでくる白鳥なる人物。
>単なる医療ミスか、それとも…
>
>本当に面白かったです。私はどちらかと言うと、
>白鳥氏が現れる前の、前半部分が特に面白かった。
>手術の様は、体験者でしか書けない迫力ですね。鳥肌が立ちました。
>これがデビュー作ってのが信じられないくらい、
>とにかく上手いです。
>
>奥田英郎さんの「空中ブランコ」の伊良部医師に似ていますが、
>こっちの方が好きです。
>正直、伊良部さんは苦手です。小説としては面白いのですが、
>生理的にだめ。
>
>
>海堂尊さんの次作、期待大です。
>とにかく「チーム・バチスタの栄光」は、絶対にお勧め。
>2006.06.24 05:44:03-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件