「ダイブ」　ピピン・フェレーラス　ソニー・マガジンズ

なるべく情報量を多くすると、

ダイブ　水深170メートルに逝った愛
ピピン・フェレーラス著　杉田七重訳

と、言う本です。面白かったですね。
海で、いかに深い所までもぐれるかというフリーダイビングの
ドキュメンタリーです。
興味がある人でないと分からない、プロの世界ですね。
それでも、十分楽しめました。
感動加減は、山登りを描いた「凍」と同じです。
山に登ることで、凍傷で指が無くなってもいいの？
深く潜ってもいいけど、死ぬよって。どうして、そこまでするのって。（笑）
でも、やっぱり、女性は、妻は強いわ。
男なんて、女性の手の平で躍らされているだけだもの。(^^;;;

私も絵を描くプロだから、鉛筆やボールペンで
斜め上にシャッシャッシャッて３本ほど線を描いてもらえば、
出来る奴かどうか分かるし。多分、そういうレベルだと思いますね。
職人芸、大好き！（笑）

でも、先日読んだ、森絵都さんの「ＤＩＶＥ！」でも書きましたけど、
作品の中で出てくる飛び込み姿勢だとか、
機具、装置とかは補足説明、特にイラストが欲しいですね。
編集者の責任ですよ。

フリーダイビングの宣伝のためにも、
もう少し懇切丁寧な説明が欲しかった。

装丁も美しいです。