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from: すばるさん
2007年10月20日 17時05分38秒
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「チーム・バチスタの栄光」
2006年6月24日及び
2006年11月24日自己発言
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「チーム・バチスタの栄光」海堂尊 宝島社
完読。面白かったー!
「このミステリーがすごい」大賞受賞作。
なんだけど、正直「このミス」大賞作品は面白かった試しがないんですよ。賞金の高さはすごいけど、あまり、一般読者をなめない方がいいですね。
選者は変えた方がいいですよ。ワヤだもの。毎度駄作ばっかで。
こりゃ、芥川賞や直木賞よりもひどいもんです。
で、そういう下地があるので期待値はゼロでしたけど、これは面白かった!冒頭の10pで、こりゃいける!と思いました。
心臓手術のエキスパートチームが、相次ぐ失敗。原因究明に駆り出されたのは、自他共に認める
落ちこぼれ医師・田口。
もう、お手上げっていうタイミングで厚生省から乗り込んでくる白鳥なる人物。単なる医療ミスか、それとも…
本当に面白かったです。私はどちらかと言うと、白鳥氏が現れる前の、前半部分が特に面白かった。
手術の様は、体験者でしか書けない迫力ですね。鳥肌が立ちました。
これがデビュー作ってのが信じられないくらい、とにかく上手いです。
奥田英郎さんの「空中ブランコ」の伊良部医師に似ていますが、こっちの方が好きです。
正直、伊良部さんは苦手です。小説としては面白いのですが、生理的にだめ。
海堂尊さんの次作、期待大です。とにかく「チーム・バチスタの栄光」は、絶対にお勧め。
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「ナイチンゲールの沈黙」 海堂尊 宝島社
出ました!「チーム・バチスタの栄光」に続く医療小説第2弾!
処女作が面白くて、今回なんか、図書館に入って来たのを最初に借りちゃいました。
今回も、東城大学医学部附属病院が舞台、当然、田口医師と変人役人・白鳥が登場します。
しかし、全編を通して書かれる、歌によって情景が思い浮かぶと言う、あまりに抽象的・非現実的な話の流れは、かなりの無理がありました。
また、医学用語の説明も舌足らずで、「バチスタ」を読んでない方には
ほとんどチンプンカンプン。現に、それを読んだ私でさえ、チチンプイプイ!でしたから。(^^;
取って付けたような謎解きも、深みがなくて、ミステリーと言うには?です。海堂さん、ちょっと、勇み足だったかなぁ?(笑)
装丁は前作と統一感があって素敵ですけれどね。
残念ながらお勧めできません。読むなら絶対「チーム・バチスタの栄光」の方。-
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コメント: 全3件
from: すばるさん
2007年10月21日 16時25分36秒
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「Re:「卒業」」
> これもやっぱり、男性が主役? ですか?
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重松さんお得意の短編集です。チミさんなら年齢的にどんぴしゃ
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