「わくらば日記」 朱川湊人 角川書店

人や物がもつ記憶を、＜見る＞ことが出来る少女が関わるさまざまな事件。
昭和３０年代が舞台で、ノスタルジックな感じです。連作短編集。

最近この手の超能力モノが続いてます。
選んで借りているわけじゃないのに、なんででしょうね〜。
この作家さんでいえば「花まんま」の方が断然好きですが、これも面白いです。
妙に思わせぶりな伏線が張ってありますが、雑誌に掲載してたからなんでしょうか。
今でも続いているのかな？
タイトルのわくらば（病葉）ってちょっと哀しいけど、好きな言葉です。