「「透明人間の告白」Ｈ・Ｆ・セイント」
「透明人間の告白」Ｈ・Ｆ・セイント 新潮社
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ある研究施設で被爆し、透明人間になってしまった証券アナリストが、人に見つからずに生活しようと苦悩する。
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面白かったです！
が、長い！とにかく無駄に長い！ポチさんの指摘通りですわ。
そう感じるのは私たち日本人が、見た目で大方の意味が理解できる漢字文化だからなのか、俳句や川柳という短文完結の文学文化があるからなのか…
とにかくそうゆー日本人にとっては凡庸に長いっす。こんなもん、シドニィ・シェルダンの超訳ものなら３分の１、村上春樹や東野圭吾あたりがリライトしたら２分の１に収まるわ(^^);
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にしても、透明人間と言えば、人に見つからないから○○ができる××もできるってのがパターンでしたが、この作品では視点が逆。
随所になるほど〜と唸る場面が多くありました。
私がいるということが見えて分かっているから、他人は私を避けて歩いてくれるんですよね〜後ろから来る自転車にまで細心の注意をしなきゃいけないなんて(笑)
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まぁこの手のＳＦには矛盾点も多いっちゃ〜多いのですが、じっくり読む人にとっては最高の暇つぶしになると思います。斜め読み飛ばし読みでも面白かったから(^^);
何はともあれ、私が過去に読んだ数少ない(笑)外国ものの中では飛び抜けて面白かったですよ。
「本の雑誌」の外国ものランキングの上位っていうのも何となく納得かな〜？だって私にとって、翻訳ものってホントに面白くないんだもん(^^);
中古本を買うなら、分厚い単行本よりは上下巻の文庫本をお薦めします。
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「Re:「透明人間の告白」　Ｈ・Ｆ・セイント」
ぽちさんもはじめまして。
そういう訳でひとつ歳をとったハマジンと申します。

>「本の雑誌」３０年間のベスト３０の１位

だいぶ前になりますが、実は本屋さんでまさにこのpopで平積みされていたので(新潮文庫の上下巻)上巻だけ買ったのですが…

>少し冗漫なところもあって我慢して読みました。

私は我慢できずに(笑)途中で投げ出してあります。
そんなに面白いの？って思いました。

そういう訳で、すばるさん上巻だけでよければ持ってますよ。

それにしても「透明人間…」を読んでみたいとすばるさんが書いてからすぐ読まれたのですか。すごい速さですね〜。しかもあの長くて入り込みづらいハナシを…。さすが〜。

「Re:「透明人間の告白」　Ｈ・Ｆ・セイント」
>「本の雑誌」３０年間のベスト３０の１位になった小説とはとても思えませんでした。
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それが長年気になっている一番の理由なんですよね〜(笑)
まぁ「本の雑誌」もマニアックだからね〜
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「この時期はつらい」
…年賀状書きに追われていまして〜　表も裏も手書きだもんで(^o^;　貼り絵も裏に張りつけて〜