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from: ハマジンさん
2009年12月21日 14時31分02秒
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邂逅の森 熊谷 達也
読みました!すばるさん一押しの作品。
あらすじ紹介は省きますが、秋田県の山村でマタギで生計を立てる富治の半生記。
先に函館で購入した「羆撃ち」を読んでいたので、狩猟方法とかクマの追い込みとかに微妙に詳しくなってたりして…(笑)
最初はイマイチ入りこめなかったんですが、途中からぐいぐいと引き込まれました。厳しい山と獣に立ち向かうマタギの男たちの世界が壮大に描かれています。ともすれば暗くわびしくやりきれない雰囲気になりがちなテーマですが、作者の文章からは静謐さや神聖さが感じられ、山の神に圧倒された感じ。
自然と対峙して生きる人の話は理屈抜きの何かを伝えてくれます。
気になって秋田県阿仁町をネットで調べたら「阿仁マタギ駅」なんてあるんだね!驚きです。-
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コメント: 全1件
from: すばるさん
2009年12月21日 15時53分01秒
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「Re:邂逅の森 熊谷 達也」
> 読みました!すばるさん一押しの作品。
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20081104自己発言
「邂逅の森」熊谷達也 文藝春秋
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大正の初めの東北の寒村で、富治はカモシカやクマを追うマタギとして暮らしていた。
地主の箱入り娘の文枝に一目惚れし遂には、孕ませてしまい村を逃げ出した富治は、山奥の鉱山で働きながらもマタギとして獲物を追いかけることを諦めきれないでいた。
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いや〜お腹一杯(笑)!面白かった〜(^^)
久々に唸ったっす。これほど深い感慨に耽ったのは「凍」以来かも。
富治の妻となるイクの芯の強さ、文枝の純真さに涙ダバダバ。
そして何よりマタギの強靱な体力と精神力が見事に描かれていて雪国に住む人間として憧れてしまいます。
ラスト20ページはクマとの格闘の凄まじさには身震いしました。
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ある程度読み込んだ読書好きな方なら東北弁に馴染みがなくても多分大丈夫でしょう。
ライトノベル好きな方は…おそらく無理(笑)
何やら熊谷達也のマタギ三部作があるようなので近いうちに借りてみます。
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