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from: ハマジンさん
2010年01月17日 21時22分36秒
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迎え火の山 熊谷達也
出羽三山の一つ、月山の頂に「迎え火」を燈すという盆供養の祭り「採燈祭(さいとうさい)」を復活させようとする正志。
それを阻止しようとする由香。帰省した彼らの幼馴染、工藤は、死霊にまつわる村の過去に巻き込まれて行く。
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いやいや苦戦しました。早くもマラソン5㌔地点でギブアップかと思ったくらい。
そもそも熊谷さんのマタギものが読みたくて(妙にあの世界に惹かれる)深く考えずに借りた1冊。しかし読み進むうちに死者と話せるイタコとか、霊が見えるとか憑依するとか系の話だと気づいた。(題名でわかれよ!って話です)
しかも話はそれだけではなく、うーんと昔の物部とか曽我氏とか聖徳太子とかの時代の怨恨が根底にあり、大々的な迎え火の行事をすると、怨念の塊の霊が鬼となって山を降りてくるから危険だと。それで霊が見えるという由香って子が必死で祭を阻止するわけで。
面白くなくはないし、熊谷さんは好きだし文章も巧いと思うしストーリーも悪くはないんです。
ただ私が霊ものが苦手ってことで。
返却が明日までだし挫折も嫌だし…で苦行僧の心境で読破。ふぅ。
他のマタギの話はなんという本でしたっけ?-
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コメント: 全1件
from: すばるさん
2010年01月17日 23時09分08秒
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「Re:熊谷達也」
> 他のマタギの話はなんという本でしたっけ?
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過去の自己発言
「氷結の森」熊谷達也 集英社
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訳あって故郷を捨て樺太に渡った元マタギの柴田矢一郎。
折しも20世紀初頭、変革の時代。ロシアの革命に巻き込まれる。
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熊谷達也のマタギ三部作、一応完読したけど…
「相剋の森」は、なんだよこれ?って思いながらも、読み終わった後、これはこれでありかも(^^);って感じ。
本作「氷結の森」は逆に、この後どうなるんだろう〜ってワクワクしてたのに、終わってみたら、結局何が書きたかったの?って感じでした。
東北弁には手こずりましたが、やはり「邂逅の森」が飛び抜けて良かったっす。
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三部作とも、サブストーリーとしての恋愛ネタは、芯が強くてそこそこ美人で素敵な女性が、無骨な男を取り合うって展開ばかりでした。
作者の強い願望の現れなんだろうけど、正直いい人過ぎてウンザリでした。そんな聖人君子みたいな男なんかいねーって、鼻で笑ってしまいましたわ。
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ゴルゴ13みたいに恋愛には無縁だけど、商売女は買うって方がまだ説得力があるって(*爆*)
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