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from: 窓の雪さん
2010年01月22日 00時25分00秒
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小池真理子「瑠璃の海」
長距離バスの事故で夫を失った萌。
同じ事故で10歳の娘を失った遊作。
彼らが遺族の会で巡りあい、惹かれあっていく。
そして長崎・平戸への旅で結ばれる。
作家であった遊作は文学が書けなくなり、ポルノを書き始める。
萌は次第に仕事への意欲を失い、遊作との生活に溺れていく。
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小池作品らしい官能的な描写が楽しめる。
刹那的、耽美的な美しさがある。
ヒロインの心が崩れていく様は理解できる。
物語の途中までは。
最後は、美しくも共感しづらい世界が現われる。
彼らは何故そうするのか?
理由が提示されないままエンディングを迎える。
美しく魅力的ながら、自分とは相容れない世界だった。
自分が書いたなら、別な答えを出すだろう。-
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